最近いろいろな事が面倒になってしまった。
まず文章を書くことが出来なくなった。文章と言ってもろくな文章なわけでもなくただの日記だけれど、それが書けない。
箇条書きに必要なことだけ覚書として手帳に書き留めるのが精一杯。
指が痛む所為もあってキーボードを叩くのがちょっと嫌になることも理由のひとつではあるけれども、それ以上に頭が空っぽなのだ。
空っぽ
お腹の方もたびたび空っぽになる。いろいろな事が面倒であっても、食べる事に関しては考えるし、手も動かす。
空気が少し春らしくふんわりとしてくると、地面はあっという間に緑が育ち始めた。
去年の改修工事ですっかりガランとしてしまったテラスに置かれた数個のプランターの中にそれでも何種類もの、いわゆる”雑草”が生えてきて、この数日勢いが増している。
ローズマリーの根元にミチタネツケバナ(Cardamine hirsuta)が瑞々しく勢い良く広がっていたので摘んでサラダに加えた。
味はクレソンの様でなかなか美味しい。
去年採集した西洋イラクサの種を炒って保存してあったものをぱらぱらとかけてみる。
翌日、その隣のプランターにツタバウンラン(Cymbalaria muralis)がもこもこと生えてきているので一掴み切り取りやはりサラダに加えた。
これはサラダ菜の味わいに似ている。
なんだか楽しくなってきた。
ツタバウンラン