散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

今年のシロップ

2016-06-10 17:06:06 | 野草を食べる



まだ白いエルダーの花が咲き残っているのを見て少しだけ収穫した。
夏の清涼飲料水を作るためのシロップを作るためだ。花の時期に留守をするから、今年は諦めていたのだ。でも、間に合った。
檸檬が手元に無かったのでテラスで育っているLimequatとCalamondinという柑橘類の実が色づいているので幾つか放り込み、ついでに苺も入れた。
うまくいくかどうかは賭けで、それがまた楽しい。

シロップを仕込み終えて、窓の外に沢山のポプラの綿毛が空中遊泳をしているのを見る。
それぞれがまるで意志を持って飛び回っているかのようで、眺め続けていると私の頭の中にも舞い込んできて真っ白にみっしりと降り積もる。


(昨日は霧で、今日は綿毛で一杯)







私風春の七草

2016-01-04 16:40:59 | 野草を食べる





日本で春の七草と言えば「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ これぞ七草」である。この中でナズナとハコベラは見つかる、スズナとスズシロは八百屋で買うことも出来るが、いつもあるわけではない。
そんなわけで、私の七草を集めることにした。
ナズナ
ハコベラ
ミチタネツケバナ
オオバコ
フキタンポポ
スカンポ
シロツメクサ
というところでどうだろうか?

今年は私の七草粥を作ってみようと思う。

そう言えば、話は変わるが昨日黒鶴が小さな編隊を組んで飛んでいるのを見た。
時期外れの様に思うけれど、桜やレンギョウも一部咲いてしまう暖冬だから、いろいろ具合が変わっているのかもしれない。
独特の鳴き声と共に頭上を飛んで行いった。



2015-05-03 14:56:17 | 野草を食べる


草臥れて 宿借る頃や 藤の花 (芭蕉)

友人の庭には大きな藤の木がある。
太くなった何本もの茎はうねり絡み合い巻き込み一体化している。
たおやかでやさしげな花だが木が絡まりあってぎゅっと絞めて行く姿を見るとなかなか逞しくもあるし、少し怖い気もする。
以前我が家のテラスにも割合大きく育った藤があって、花を一房採って三杯酢にしたことがあった。味そのもによりも、藤の花を食べているという事そのものにときめいた。その藤は工事の為に移植したのがきっかけで残念ながら枯れてしまった。てんぷらにして食べるという話も度々聞いて、塗りの器にふんわりと薄ごろもを纏った花を横たえたら美しいだろうなと想像する。
しかし藤の木は毒を持っているらしい。
花も葉も木も根にもアルカロイドが含まれ、豆果にはレクチン、木にはウィスタリンという毒性の配糖体が発見されているという。
ドイツで藤の花を食べるというと危険だからやめなさいと驚かれてしまうのだが、多くの野草には多かれ少なかれ毒性が含まれているものだ、どんなものでも食べ過ぎたらおなかを壊すことになるかもしれないし、ならない人もいるかもしれない。
過ぎたるは及ばざるが如し。過ぎない程度に目覚めた興味を満たしたい。
藤の花はどんな味がするのかといえば、生で食べるとさやえんどうのような味がする。豆目の植物だなあ、と納得する。
美しい花を砂糖漬けにしてみようかと思ったが、青臭さに砂糖が合うのかどうか想像すると、いまひとつという気がした。まあ、すっかり砂糖の味が勝ってしまうのだろうから問題は無いのかもしれない。
いろいろ考えた末、今回は林檎酢を少し加え塩漬けにした。
美味しくて食べることをやめられないと言うようなことにはならないだろうが、花をひとつ白米飯に乗せるとか、卵豆腐に添えるとか、心楽しい想像が花房の様に連なる。。。









細葉オオバコの蕾

2015-05-02 19:00:00 | 野草を食べる





この所散歩をしながら草を摘んでいる。
ラムソン、スイバ、イワミツバ、ミチタネツケバナ、細葉おおばこ、など春になるといろいろ気になってしまう。そして摘んだ葉を齧る。

数週間前のこと、細葉オオバコの蕾をかじるとかすかにキノコのような香りが鼻に上ってくるのに気がついた。
調べると、咳止めのシロップやお茶などの作り方は沢山出てくるし、若葉をサラダに混ぜるという話は沢山見かけたが、蕾に関してはそれほど多くない。数少ない情報の中に、この蕾をオリーブオイルにつけてスパゲッティに和えたという人があって、試してみたくてうずうずした。
探しに行くとライン川の土手で蕾が一面ゆらゆらしている場所をみつけ、一握り摘んで持ち帰り、洗って乾かした蕾をジャムの空き瓶に詰め、美味しいオリーブ油を注いで、窓辺に置き、度々眺めては、どうやって使おうかと思い巡らせて楽しんでいた。
それから二週間ほど経った昨日、友人宅で「細葉オオバコの蕾オリーブオイル漬け」を使う事になった。
おそるおそる瓶の蓋を開けると嬉しくも良い香りが鼻を撫でた。オリーブオイルの香りの間に例のきのこ風な香りがしっかりと同居している。
ニンニクを刻み、赤唐辛子を刻み、少量のベーコンを細かく切って炒め、湯がいたパスタを投入。そしていよいよ細葉オオバコの蕾オリーブオイル漬けを一個二個と恐る恐る入れていたが、いっそのこと味をはっきり確かめたい決心で、大さじに掬って麺の中にばら撒き、オイルをたらりたらりとかけまわした。
そしてこれが予想以上に美味しかった。

庭で摘んだハーブや、藤の花房から少し花を戴いたものを飾りけて目にも楽しい。
友人宅の満開の藤花むせ返る庭という空間も加味されていたのは言うべくもないが、スパゲッティを大きく頬張りながら、明日細葉オオバコの蕾を探しに行き、もう一瓶作っておこうと心に決めていた程に気に入ったのだった。















西洋ブナの芽
森の散歩のスナック。








雑草喰らい

2015-03-10 21:42:34 | 野草を食べる
最近いろいろな事が面倒になってしまった。
まず文章を書くことが出来なくなった。文章と言ってもろくな文章なわけでもなくただの日記だけれど、それが書けない。
箇条書きに必要なことだけ覚書として手帳に書き留めるのが精一杯。
指が痛む所為もあってキーボードを叩くのがちょっと嫌になることも理由のひとつではあるけれども、それ以上に頭が空っぽなのだ。





空っぽ



お腹の方もたびたび空っぽになる。いろいろな事が面倒であっても、食べる事に関しては考えるし、手も動かす。








空気が少し春らしくふんわりとしてくると、地面はあっという間に緑が育ち始めた。

去年の改修工事ですっかりガランとしてしまったテラスに置かれた数個のプランターの中にそれでも何種類もの、いわゆる”雑草”が生えてきて、この数日勢いが増している。
ローズマリーの根元にミチタネツケバナ(Cardamine hirsuta)が瑞々しく勢い良く広がっていたので摘んでサラダに加えた。
味はクレソンの様でなかなか美味しい。
去年採集した西洋イラクサの種を炒って保存してあったものをぱらぱらとかけてみる。



翌日、その隣のプランターにツタバウンラン(Cymbalaria muralis)がもこもこと生えてきているので一掴み切り取りやはりサラダに加えた。
これはサラダ菜の味わいに似ている。





なんだか楽しくなってきた。



ツタバウンラン









オオバコやナズナのことなど。。。

2014-09-16 12:47:43 | 野草を食べる




何処にでも丈夫に生えている植物のひとつにオオバコがある。
私はオオバコの姿を気に入っていて、たびたび写真を撮ったり、スケッチをしたりする。
子供の頃は、花穂の茎を絡ませ引き合う『オオバコ相撲』をして遊んだのを覚えている。強そうな茎を念入りに選び抜き、その中ほどを少しだけしごいて柔軟性を与えてからオオバコ相撲に挑むのだ。他愛無い遊びなのだが、始めると何度も何度もオオバコを手折ってしまう。
また、野道で虫に刺されり擦り傷を負った時にオオバコの葉をよく揉んで傷口に当てると良いと言われたものだ。
中世ではオオバコが踏み固められた道の端に並び生えていることから旅人の道しるべであり、旅のお供の救急箱でもあったという。
オオバコの葉の効能を調べてみるといろいろあって、高血圧・動脈硬化・狭心症・心筋梗塞・脳卒中・腎臓病 に効果があるのだそうだ。

オオバコや野生のタイム、薄紅葵や赤つめ草の花を摘んで家に帰り、夕飯に加えてみることにした。
オオバコはゴマ油で炒め白飯に乗せていただくとなかなか美味しい。
野生の西洋わさびの比較的やわらかそうな葉を甘辛く煮てみたが、これも悪くない。
白身魚を蒸した上に、野の花、摘んだ香草やしょうがとねぎを乗せ、砂糖と塩をぱらぱらとまき、煙が立つほどに熱したごま油をジュッとかけた。
これは目にも舌にも豪華だ。
オオバコの葉のシロップはのどの痛みに効くと言うので、一度試してみたいと思うが、たびたび歩き回るライン河岸の散歩道には大勢の犬たちが駆け回り、しるしをつけ、用を足しているのを知っているので躊躇するところでもある。

野の草といえば、先日電話で中国人の友人がナズナの葉をワンタンの具に入れて食べると美味しいので、庭にナズナを植えて育てようとしたがうまくいかずにかれてしまったとがっかりしていた。
不思議なことに野草は植えられるのを好まないように思う。彼らが自主的にやってきて勝手に増え始めることはあるが、鉢に植えようとすると嫌がる。人に関わらぬ野の草の意地なのかもしれない。
ナズナを何度も枯らした友人に、私はナズナなど何処にでも生えていると言ったものの、そういえば最近あまり見かけた記憶が無い。

あの面白い形の三角の実を茎からそっとちぎれぬほどに引き裂いてゆくと、沢山の三角が茎から下がった様になって、振るとシャラシャラとかすかだが良い音がする。

来春はナズナ探しをしよう。





頭の良くなる草

2013-05-27 18:40:25 | 野草を食べる
Centella asiatica
Gotu Kola

かわいらしい葉が気に入ったので一鉢連れて帰った。
脳神経を活性化する効果を持つといわれているので、是非期待しつつ枯らさぬよう育てる事にしたい。
一枚かじって見ると、ミツバと芹に似た香と味がする。サラダに加えて食べると美味しいだろうと思う。
私の好きなナシ・ウラムにも使われるハーブだという事だから嬉しい。うまく増えるといいと思うけれどどうだろうか?





記憶力向上に効くかどうかはあまり当てにならないけれど、実のところ最近記憶力の低下が甚だしいのでひそかにひそかに効果を祈りたい気持ちなのだ。






Tropaeolum tuberosum

2013-01-16 21:50:19 | 野草を食べる







Tropaeolum tuberosum 南米(ペルー,ボリビア)原産 多年草

園芸品種の金連花(Tropaeolum majus)を食べてしまうことがある。
あの美しいオレンジや、黄色い花をサラダの中に散らせば目にも美しく、またちょっとピリッとした風味が良いのだ。
つぼみも若い種子も甘酢に漬けておけば、なかなかおいしくサーモンに一味添える引き立て役となる。

さて、先日この巨大なチョロギのような奇妙な形の芋を見つけて興味を持った。
店の女将さんに聞けば薄くスライスして塩コショウオリーブオイルをたらして食べるのだという。
ただ、とても辛いから気をつけるようにというのだ。初めて観る食材だった。
もちろん、私の好奇心がそれを買わずには帰ることを許さなかったので、試しに5,6個買った。
早速スライスして食べてみると、辛すぎる大根のような感じと、独特の青臭さが少々気になる。
本当にこうやって食べるものなのか?
次に湯がいてみると辛味と匂いが消えてマイルドな味は悪くない。
調べてみるとTropaeolum tuberosumをアンデス地方ではMashuaと呼び、痩せた土地でも作れることからジャガイモの育たない土地では代用として栽培し主食とする地域もあるらしい。
芋の持つ独特な臭いは一度霜に当てると消えるそうで、煮てピューレにしたり、焼いたりして食べる。
また、この植物は反媚薬として作用するらしくインカでは兵士たちにこれを処方したそうだ。
実際ラットによる実験でテストステロンを半減させることができるという話もあるようで面白い。

しかし、この芋はやっぱり生食にはむかない。
たくさん食べたら胃が痛くなりそうだ。
やはり煮て食べることをお勧めする。

ところでTropaeolum tuberosumは美しい花を咲かせる。
根芋を食べるとは知らなかったころ、この植物にあこがれていた。
機会があれば是非栽培してみたい植物のひとつなのだ。





















ルバーブ

2012-06-17 18:18:04 | 野草を食べる




一昨年の晩夏、友人の庭に増えていたルバーブの株を一つ貰い、我が家の箱庭に埋めておいた。
今年は去年よりも株が大きくなり、それらしい茎に育ったので初収穫し、ケーキに混ぜ込んでみることにした。
この時期ルバーブのケーキは一度は必ず作る。
たくさん無かったのでバナナを混ぜてみたり、ほんのちょっとローズマリー、金盞花、ボリジ屋雛罌粟の花びらも焼きこんで見た。
花びらを混ぜ込む事に関して意味はあまり無い。焼く前の様子が華やかで楽しいと言うだけの事なのだけれど、まあいいじゃないか?

ついでに散歩の途中、今年最後の西洋ニワトコの花を2,3摘んで帰り、うっすら甘いてんぷらにしてみた。
しかし、これはちょっと脂っこすぎた。花が油分をしっかり吸い込んでしまうからだ。
よく見ると花びら一つ一つがころころと丸い粒になって、まるでビーズが寄せ集められているようになっている。花が咲きかけた時期なら具合が良いのかもしれない。
とはいえ香りが残ってなんとなく心弾むおやつになる。

ルバーブは花が咲いてしまうと蓚酸濃度が高くなるので体にはよろしくないが、便秘解消に努めている人向きデザートかもしれない。また虫下し効果もあるという。
イタドリや、スカンポと同様だ。

また、ルバーブの根の一部を紐で結わえて胃のあたりに首から提げておくと痙攣を起こさないと言うおまじないもあるそうだ。









ルバーブケーキ


今日はルバーブ、食用ダイオウの話でした。




















野の草を喰らう:西洋ニワトコ

2012-05-29 09:03:24 | 野草を食べる





今西洋ニワトコの花が盛りだ。
緑の中に白い花房がとてもよく目立つ。
そばを通るとちょっとばかりマスカットのような香りが空気に乗って漂っていて思わず深呼吸をする。
西洋ニワトコについては何度か書いたことがあるのだけれど、とにかくいろいろに役立つありがたい植物なのだ。
昨日は散歩の途中、花房を一つ二つと摘みながら、十房ほど鞄にいただいて帰った。

西洋ニワトコの話   





出来上がったシロップは、暑い夏の昼下がりに、冷たく冷えたグラスにシロップと水を注ぐと見た目もさわやかで暑気を払うし、冬はお湯を注いで飲むと体が温まる。
花のお茶は咳止めに効くことになっているので、干して作っておくとよいものだ。
私は西洋ニワトコゼリーも気に入っているので、やっぱり作っておきたい。
また、このシロップを鶏肉料理に使うとおいしく、今年は西洋ニワトコマスタードを作っておこうと目論んでいる。

砂糖漬けもやってみようかな。

西洋ニワトコの花房を入れたパンケーキは素敵だけれど、食べ過ぎるとおなかを壊すので気をつけたほうがよい。私は一度経験済みだ。

花をいただくのという行為には心くすぐられるものがある。













野の草を喰らう:ヘラオオバコ

2012-05-26 14:14:52 | 野草を食べる
私の野草箱庭の中はどんどん生い茂ってあふれこぼれんばかりになっている。
もちろん大きな庭を持っている人はこのような野草を後生大事に育てることなどしないだろう。
ヘラオオバコの姿が気にいっていて放っておいたら立派な株になってきた。


   Spitzwegerich (Plantago lanceolata)








気管支炎、口内炎、などに処方され、ドラッグストアに行けば咳止め茶として売られているのを見かける。植物性抗生物質が含まれているがお茶にしてしまうとその製造過程で効力を失うため、気管支の炎症には生葉汁を飲むとよいという。

他にもさまざまな優れた薬効があるようだから面白い。オオバコの効能

昔、野道を歩いているときに、虫に刺されるとオオバコの葉を揉んでその葉を傷口にあてておくとよいと言われた。道端の薬箱だ。

そして、もちろんオオバコの葉を食べて見ることにした。
葉をちぎってそのまま齧って見ると、青臭さも無く結構おいしいのでサラダに混ぜ合わせる。
松の実などを少し散らしてオリーブ油と塩コショウ、そしてライムを搾って簡単なサラダを作ると、これがなかなかよい。
ついでに散り始めた薔薇の花びらも混ぜ込んでみる。

又、香草箱庭の中から何種類かの香草を摘んで、細かく刻み丁度手元にあったマカダミアナッツや、唐辛子、辛子の種、ライムの皮とジュース、蜂蜜などを加えてペーストを作る。
(ヘラオオバコ、ボリジ、芥子菜、ロシアエストラゴン、ミント、蓼、セージ)
こういう実験的料理(?)は一番楽しい。
このペーストは鶏肉に詰めて、粉をはたいて揚げ焼くつもりで作ってみたのだが、ご飯に混ぜ込んでサラダ飯というのもさわやかでおいしいに違いない。

今日は西洋ニワトコの花も摘みに行きたかったが、いきなりの夏日に私はしおれて気おくれしてしまったのだった。









追記

 野草のサラダ:内容は上記のとおり、パルメザンを添えて。

 西洋ニワトコ やっぱり2,3房摘んできた。

 野の草ペーストをはさんで巻いた鶏肉にケシの実の衣

 オリーブオイルで焼き、ひなげしの花びらを添える

 雑穀と白米を炊き、さいころトマトを添える










野の草を喰らう:蓼

2012-05-20 20:02:30 | 野草を食べる
一去年、蓼の苗を売っていて、面白いので買ってみた。
それがこぼれ種で去年は増えていた。
今年もこぼれ種であちこちに芽が育ち始めている。





蓼食う虫も好き好き。。。。

葉を一枚かじると辛い。かなり辛い。
これは薄く切ったロースとビーフや茹で豚などを挟んだサンドイッチに一緒にはさんだりするとおいしそうである。
最近ヴェトナム風サンドイッチを食べて美味しかったので、自分でも似たようなものを作って食べている。
バゲット半分を半わりにして、にんじん、コリアンダー、チャーシュー、唐辛子などを甘酢のドレッシングで混ぜたサラダをぎゅうぎゅうと挟む。
唐辛子の代わりに蓼をはさむのはどうだろう?

きっと悪くない。


もうすぐ日本では金環日食が始まる。
インターネットで中継を見よう。

国立天文台のライブ配信








野の草を喰らう:ヤナギラン

2012-05-16 07:38:04 | 野草を食べる








敷石の間に生えたヤナギランは、ぐんぐん伸びてしまうので退いてもらうことにした。
ついでに葉を齧ってみると悪くないどころか美味しい。
ビタミンC がとても豊富な若い葉は柔らかく、"春のサラダ”に具合が良い。

花は花で料理の飾りに美しいが、それはまだ先の話。
花は夏の盛りがそろそろ過ぎる頃に咲く。紫がかった濃いピンクの花が道路際の空き地などに立ち並んでいるのはなかなか美しい。
この花の花粉を集めた蜂の作る蜂蜜は特別薫り高く美味しいのだそうだ。
一度試してみたいね。
また、昔はこの植物の種子(綿毛が長い)を撚ってでろうそくの芯を作ったそうだ。

これからたまに若い葉を摘んでサラダの具に加えることにしよう。







原発関係