散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

殆んど眠りかけている昼過ぎ

2011-04-30 17:50:19 | V.P
















今日の Google Language Tools Poem
(Google自動翻訳機で日本語ドイツ語、独日、日独。。。。。と繰り返してゆくうちに出来上がるパンクなポエム)



カラモンディンを齧ると
顔がきゅっと縮んだ
カラモンディンは砂糖蜜の中で透き通って
朝日を煮詰めたような色になる
するとそれはやわらかな甘味で
顔がぽう~っとほころぶ

Um den Biss Calamondin
Die dicht geschrumpft Gesicht
Calamondin Nektar Zucker ist transparent in
Eine Farbe wie die Morgensonne, eingekocht
Dann ist es eine weiche süße
Face Grammatik fransen an den Rändern - Innovation
  
  なぜここで顔ということばがドイツ語に変換されなかったか不明、いずれにせよ全体に妖しげに変異

一口カラモンディンする
しっかり縮んだ顔
カラモンディンの蜜糖は透過的です
朝の太陽、ゆでのような色、
その後、あるソフト甘い
イノベーション -エッジで文法争いに顔


Calamondin zu beißen
Schrumpfkopf gut aussehen
Nectar Zucker ist transparent Calamondin
Die Morgensonne Farben, wie gekocht
Dann ein weiches süß
Innovation - Grammatik Kampf von Angesicht zu Kante


カラモンディンを噛まないようにして
縮んだヘッドが似合う
蜜糖は透明カラモンディンです
朝の太陽の色、などの調理になる
次に、ソフト甘い
イノベーション-文法の戦いのface - to-エッジ

  
  蜂蜜は透明カラモンディンです。これはなかなかきっぱりとした表現にて凛々しくさえある。
  文法の戦いのFace to エッジ。。。というきめ文句は響き勇ましく切れ味がよい。


Calamondin zu beißen mit
Werde Schrumpfkopf
Nectar Zucker Calamondin Akira Tooru
Die Morgensonne Farben, wie Kochen
Dann weichen süß
Innovation - die Grammatik des Kampfes Gesicht - zu-Rand

  一体 アキラさんとトオルさんがなぜいきなりカラモンディンの蜜に寄ってきたのか
  実に謎である。


カラモンディンと噛まないようにして
萎縮ヘッドを取得
花蜜糖カラモンディン明通
このような料理の朝の太陽の色、
その後、甘いソフト
イノベーション -顔を戦う文法-ツーエッジ


  萎縮ヘッドをとうとう取得してしまったらしい。
  調理太陽の色を上昇するなんて、なんだか素敵。
  とうとう面子をかけての文法戦争になってきた。







カラモンディンという柑橘類は生食するには残念ながら美味しくない。
かなりすっぱいのでレモンの代わりにちょっと酸味としてつかってみるのは良いかもしれない。
しかし沢山実っていたので採ってママレードを作ってみたら、これがなかなか美味しかった。
とても爽やかで思わず勿体無くなってあわてて壜の蓋を閉めたけれど、
私は今、もうパンをもう一切れ切ってしまった。。。壜は目の前にある。











1001脚の椅子

2011-04-28 19:05:34 | 美術関係



中国の芸術家であるアイ・ウェイウェイ氏およびデザイナーの劉正剛氏が拘束されその消息が途絶えていることへの(椅子を持ち寄って。。。)抗議デモンストレーションがベルリンの中国大使館前行われた。カナダのキューレーター Steven Holmes 氏の呼びかけだった。
"椅子”、これはドクメンタ12でアイ・ウェイウェイ氏の展示した作品にちなんでいる。
ベルリンに椅子を持って行くことが出来なかった友人(バーバラ・シュミッツ・ベッカー)は写真参加を考えて、今多くに人々に提案を発信し呼びかけている。
"アイ・ウェイウェイ氏の為の1001脚の椅子”というメッセージを椅子に添えて、たとえば玄関の前で撮影をしたものを撮影場所記入しメイルで送ってもらう。
集まった写真はベルリンの中国大使館に抗議として提出されるというものだ。
昨日は彼女はこのキャンペーンの件で新聞取材を受けた。
この行為は無駄なことかもしれないが、小さな声であっても意思を表明してゆくことは大切なんだろうと思う。


(写真データは650x850dpiくらい)
参加しても良いと思われた方は、お手数ですがseedsbook@mail.goo.ne.jp までご連絡ください。








25年後

2011-04-27 13:50:39 | 思考錯誤




昨晩、テレビでチェルノブイリ特集を見始めてしまった。今朝はおかげで寝不足なのだ。頭が重い。
チェルノブイリ原発事故から25年がたった。
あの頃インターネットは無く、今ほどのインフォメーションは収集できず、ましてやドイツに住み始めて2,3年だった私はドイツ語での情報収集に苦労した。
いきなり店から乳製品やほうれん草やサラダ菜が消え、幼児は外で特に砂場で遊ばないようにというお触れが広がって、ようやくこれは恐い状態なのだと認識した。

なんと恐ろしいことが起こったのか、今更改めて背筋が凍ってしまいそうだった。
石棺作業を進めるにあたって建屋の屋上の瓦礫を除ける作業はロボットでさえ、いやロボットだからこそ、間もなく故障し機能停止となり
"リクビダートル”達がそれにとって代わるしかなかったのだそうだ。
彼等は”Bio- Robot"と自称しながら気の遠くなるような恐ろしい作業に挑んだ。
建屋の屋根に出てから数を90数える間にスコップを掴み、瓦礫を掬い、瓦礫を屋根から放り出す。その動作を3回ほど繰り返し走り戻る。
メルトダウンが起こり下の冷却プールの壁を壊し、水素爆発が起こる前にプールの脇に穴を開けて水を抜く作業をしなければならなかった。
命を受けた炭鉱夫達は危険な場所で防護装備も無くトンネルを掘り続けた。
蒸し暑い坑道内では水を飲まなければ体が持たない。しかし持っていた水は放射能に汚染されてゆき、体内被曝も起こった。
この時もしも爆発が起こったなら、ヨーロッパはどうなっていたことだろうか?
ヨーロッパの半分は居住不可能になっていただろうという話だったからドイツは全滅だったかもしれない。
彼等"リクビダートル"達がその地獄で働いてくれたからこそ、今私たちはこの地に無事に生きているのだと遅ればせながら気が付いて言葉がなかった。

南ドイツの森ではいまだに茸の汚染が見られ、それを食べる猪からは高い放射能が検出される。



福島原発事故は今後どう展開してゆくのだろう。。。
どんなに堅牢に発電所を建造したとしても、100%の安全というものは無い。
危険はいつも存在しており、その存在している危険を無視する事がどうしてできるだろう? 
その危険が檻を破ってしまった時、捕まえてひねりつぶす"手”を私たちはまだ持っていない。
そんな賭けをしていて良いのだろうか。。。。



Arte










熊韮とか蕨とか。。。

2011-04-25 00:51:33 | 植物、平行植物

 野生のラングワート

 花咲く熊韮

 今年も見つけた

 野生のブルーベリーの花


イースター日曜日の散歩。

相棒がそういえば蕨を採ったのはいつ頃だっけ?というのでブログをさかのぼって見ると
ちょうど今頃なので早速見に行った。
するともうかなり背が高くなってしまっている。
辺り一面に地面からつんつんと一本線が立ち上がっている辺りで、それほど大きくないものをいただいてきた。
写真を撮りながら収穫しながら気もそぞろにあるいていると
見知らぬ散歩者が「こんにちわ。楽しいイースターをね!」と声をかけてくる。

相棒が草むらで「何だこれ!」と素っ頓狂な声を上げるので、振り向いてみると
すばやく動くものが見えた。どうやらAnguis fragilis(アシナシトカゲ)のようだった。
今日は花咲く野生のブルーベリーも一叢見つけた。
実る頃に味見をしに出かけてみたいものだけれど、いつもその頃にはすっかり忘れてしまうのだ。

ここ数日の見事な晴天続きで針葉樹の花粉がものすごい勢いで舞っている。
辺りが煙るほどに空気中を漂っていて、さすがの私も少し喉が痛くなったり鼻が時々むずむずとした。
家に帰ってきてから玄関で自分のズボンに黄色い花粉が溜まっていて、叩くともうもうと煙ったほどだった。

膝を怪我してから初めて4キロほどぶっ続けに歩いた。
蕨につられて歩いていた。






子供たちの気持ち

2011-04-24 00:48:34 | 思考錯誤












先の木曜日数人の子供たちが震災にあった日本の子供たちの為に絵を描いた。
思いを折鶴の絵にのせて送ろうと言う気持ちである。
そして昨日は先週土曜日に引き続いて子供たちは募金集め2日目を実行。
合計1413,00 €が集まったというから大したものだ。
後3回の活動を終えて後、収益は国際NGOプラン・ジャーマニィーから国際NGOプラン・ジャパンへ届けられる。

ドイツの子供たちから日本の被災者の子供たちへの想いが確実に届くことを願う。



2011-04-21 15:07:08 | 夢遊
今朝妙な夢を見た。





だだっぴろいアーケードを歩いていると巨大なクォークが中に浮いていてぐるぐる回っていた。
(昨日クオークが6個の粒子の存在証明がスーパーコンピューターで確認されたと言うニュースを読んだからなのかな?)
それを通り過ぎて、地上に出ると前方に黒煙が上がっていた。
黒煙は殆んど視界前方を覆う向こうは薄く赤い火のようなものが透けて見え、雲から灰が降ってきた。
(これは一昨日読んだ福島原発処理班の悲壮な話が少し関係しているかもしれない)
それはドイツの街のようだったから火山があるはずが無いが、マグマが噴出したのか?と立ちすくんでいた。
黒煙は手のひらの形にも見えかろうじて火を防いでいるかの様にも見えた。








自然を支配しているなんて思う事なかれ。。。だ。





昨日注文してあったDVDが届いた。
Into Eternity
8th Wonderland
Ten Minutes Older
の3本。

Into Etarnity は先日殆んど見たけれども、思う一度落ち着いて見たいので購入。
8th Wonderland フランスのSFタッチ社会風刺的映画。(これについては後日また書く)
Ten Minutes Older はまだ見ていない。











春日

2011-04-19 20:06:34 | 写真


花雲に ほどけゆく はるのひかり
























花雲に ほどけゆく はるのひかり



Hana Haru Hikari geht in eine Wolke rückgängig gemacht



ハナハル光がロールバックさ雲の中です



Das Licht in den Wolken ein Rollback Hannah Hull



雲の中に光が戻って、Hannahハルロール



Das Licht ist wieder in den Wolken, Hannah Haruroru



光は、雲の中に戻って、Hannah Haruroruです




先日ドイツ人の知人が私のこのブログを眺めていたそうだ。
何が書いてあるのか彼は読めない。そこでGoogle翻訳にかけてみたら何がなんだかわからなかったと笑っていた。
それを思い出して冒頭の詩をGoogleの翻訳機にかけてみたらとても可笑しな翻訳が出てきた。
それを繰り返し続けて行くと更にシュールな言葉になってくる。
これはちょっと病みつきになりそうである。






(または、一部漢字で書くと。。。)

花雲に 解けゆく 春の光

Frühlingsblumen Licht geht in eine Wolke gehoben

春の花の光が雲に解除される

Die Wolken im Licht der Frühlingsblumen angehoben

春の花の光の中で持ち上げ雲    ← これはなかなかいい。










しかし、ロールバックって。。。
ハルロールって。。。春巻き?


そういえば春巻き食べたいなあ。











豆を焦がす

2011-04-18 09:13:22 | 思考錯誤
偶然チューリップ畑と出合った。












このごろ、頭が上手く働かなくなっていて、そのうえ落ち着いて文章を書いたり読んだりすることが出来ない。
だからなんにつけてもメモ書きの羅列になってしまう。
例えば先日つけていたノートを開くと、それはもう文章というより単語の羅列になっていて、
時間の経過と共にその単語の前後に存在していたはずの物が失われている。
頭の中はすっかり瓦礫の山がうずたかく整頓が付かぬまま放置されて埃も毎秒ごと積もる。
相変わらず膝が痛むので走って余分な塵を吹き飛ばすこともままならない。

大体気が散っているので料理も失敗することになる。
料理と言うものは心が何処かに飛んで不在であれば上手く行きはしない。
そんなわけで短期間に2度ほど豆を炊いていて、2度焦がした。
豆を焦がすと恐ろしく長い間焦げ臭さが消えない様に思う。
何日もの間、豆を焦がしてしまった事を責め続けられるのだ。
小豆は先日オーガニックスーパーマーケットで見かけて、あの臙脂色の豆を見ていたら急におはぎが食べたくなったので買ってみたのだが、
もち米が無いのでその先は続かない。おはぎの幻が飛び回る。

ところで、このちょっぴり焦げ臭い(今回は部分的に救出。前回は全滅の憂き目にあった)餡子は、どうやって食べたらいいだろうか?











土曜日に友人を訪ねた。帰り際にSaxifragaを一鉢貰った。
赤いかわいらしい花が天に向かって咲きそろい手を振っている。
彼女の息子(ドイツ人)はコミックやアニメが好きで自分でもコミックを描いている。


























熊にら

2011-04-17 16:19:27 | 野草を食べる


Bärlauch  Allium ursinum




辺り一面のベアラウホ。

もうすぐ花が開いてしまうので、急いで少しばかり収穫をしてきた。
花が開いてしまうと葉の香が失せ、苦味が出て、その後間もなく枯れてしまう。
ベアラウホの間に西洋イラクサが潜んでいたが、ちくちく刺されてもそれごときの痛みには食欲は負けない。
蕾を摘んでおいてこれを塩と酢でつけておくと美味しいときいたので、少しだけ摘んだ蕾を試してみよう。
葉は醤油漬けにしておく。
刻んでバターに練りこんだり、ペストにするという人は多いけれども、やはり私には醤油漬けが一番美味しい。日本人だなあ。
熊韮の醤油漬けを白いご飯に乗せて食べようとか、熊韮入りの焼き味噌をおにぎりにつけて食べようとか、
熊韮とフェタチーズ入りのおやきなんかもう想像するだけで不気味に微笑んでしまうのだ。


この植物の薬効はにんにくや韮と同じようなもので以下の通りだ。

血圧を下げる
血液循環を強化
炎症を抑える
血液清浄効果
食欲増進
解熱
消化不良の改善
コレステロール低下
動脈硬化を防ぐ
新陳代謝を促す
春疲れを防ぐ
虫下し
整腸

もう一回ほど収穫できるかもしれない。





St. Nikolaus修道院の庭。。。。





先の日曜日はPalmsonntag 聖枝祭 だった。
街の中を小さな枝を手に携えた人々の行列が通り過ぎてゆく。












Fotonotiz

2011-04-14 22:53:55 | 写真















福島県から千葉県船橋市に避難した子どもが「放射線がうつる」などと言われ、いじめられたという。
ああ、やっぱりそういうことが起こるんだなと思った。
事態が長引くばかりでなく、見通しの付かぬ不安からこれからもそういう話が聞かれることになるのかもしれない。
政府からきちんとした説明と呼びかけをして欲しいものだ。



去年引っこ抜かれたライラックはちょっと不調で葉に元気が無いがそれでも蕾は沢山でて、ほころび始めた。
今年は薔薇も沢山咲きそうだ。
一昨年日本に帰っている間すっかり具合の悪くなっていた薔薇をラディカルに切ったので去年は咲かなかった。
来週は気温が上がるらしい。



鴇色の 花群に絡む 錫色の雲