現在までの大きな原子力発電事故
原発を簡単にとめられるか?というBundesministeriums für Umwelt, Naturschutz und Reaktorsicherheit (環境自然保護原子力安全連邦省)の出している教材に出ていた図。日本は三件も入っている。
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今朝は久しぶりの雨だ。
植物にとって恵みの雨だ。
雨の中を植物を点検すると、薄いあづき色のケシが一つ咲いているのを発見。
昨日の日中気温は31度だった。
外に出てほんの小一時間作業をするだけでクタクタになってしまう。情けない。
夕方になって隣の町に出かけ、日本の御伽噺のチャリティー朗読会を聞いた。
朗読はCDでよく聞く。しかし朗読会で聞くのはまた一味違って良いものだなと思う。
また機会があれば聞きに行きたいものだ。
入場料はそのまま日本の被災地支援グループへの寄付となった。
帰り道、夜9時を過ぎていてもTシャツ一枚で寒くない。
ぬるい空気の中、また少し痛み始めた膝を気にしながらゆっくり停留所に向かって歩く。
電車の中はガラガラで、のんびり外の景色を楽しむ。
青みの強いグレーの空に
枯れ色の畑が発光しているように鮮やかで
その間に挟まる緑の濃淡の塊は、
"何か”を守っているような趣
外を流れる絵を楽しんでいると、頭に何か落ちてきた。
斑模様の虫だった。なかなかきれいな羽虫だった。
車両の風取り窓が開いていたので間違って飛び込み私の頭に衝突したらしい。
頭から座席の手すりに落ちた。
虫を観察していると、優雅な動きで触覚をゆっくりまわしながら辺りを警戒している。
畑は光を失い、外を流れる空色が暗さを増す。
虫に顔をグッと近づけると、触角の動きを止めて、不思議な眼がぐるっと私をにらんだように見えたのは気のせいだよね?