散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

お知らせ

2013-11-17 21:22:53 | 美術関係






Freio 5号が発売されました。
今回のテーマはZettel (メモ紙、リスト の意)
さまざまなアーティストがさまざまな切り口で「Zettel」を表現しています。
一冊8,90ユーロ。(送料別)ドイツ語のみ

Freio Verlag Köln
ISSN 1869-8212
www.freio-verlag.de

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展覧会のご案内

Eröffnung: Freitag, den 22.11.2013 , 19-21Uhr
"40 von 230-- Ausgewählte Positionen aus 3 Jahrzenten Galeriearbeit""

Einfühlung: Thomas Brandt

Ausstellungsdauer: 22.11.2013 - 20. 1. 2014

Galerie Konrad Mönter KG
Kirchplatz 1-5
40670 Meerbusch-Osterath
Tei: 02159-3530

Mo,Di,Do,Fr 9:00-13:00 Uhr und 15:00 -18:30 Uhr
Mi. u Sa 9:00- 13:00 Uhr u. N. Vereinbarung

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展覧会のご案内

Eröffnung: Sonntag, den 24.11.2013 um 11 Uhr
"der 6.Ausstellung der Ausstellungsreihe "wortgewand" des Westdeutschen Künstlerbundes(20 Künstlern/innen) in Museum Beckum.


Einführung:Dr. Marlies Obier

Sprechperformance:
Von Erich Füllgrabe KLARE WORTE, Merrit Jaboksen

Zur Eröffnung werden verzehrbare Heizkörper von Sylvie Hauptvogen gereicht.

Stadtmuseum Beckum, Markt 1, 59269 Beckum
Öffnungszeiten: Di-Fr und So 9.30-12.30 und 15-17 Uhr, Sa 15-17 Uhr
Ausstellungsdauer: 24.11.2013-05.01.2014


遠くの知人友人に見ていただくことは無理ですが、何とかこうして無事にやっています。









納豆

2013-11-15 10:31:54 | 思考錯誤



11月14日
今朝納豆が出来上がった。納豆の匂いがかすかに私の周りにまとわりついていると思う。
そんなわけで、今日は一日中納豆のことを考えてしまった。
以前、私は納豆が大嫌いだった。
子供の頃我が家では日曜日の朝はたいてい納豆と味噌汁が食卓に上がった。平日はパン食が多かったか、朝ご飯で納豆が登場する事はほとんど無かったと記憶している。朝、お味噌汁と納豆の匂い、白米の炊ける匂いを私は好きではなかった。匂いもさることながら、あのねばねばした得体の知れぬ物体が口の周りなどにくっついて、私は蠅取り紙の上でじたばたする小蠅みたいな気持ちになった。そしてもがけばもがくほど嫌いになった。
その所為か日曜日は嫌いだった。日曜日が嫌いな理由は他にもあったのだけれど、兎に角嫌いな納豆で始まる一日は意気が上がらなかった。

そんな納豆を好きになったのは、すっかり成人してからの事だ。
今では好物と言ってもよいと思う。嫌だった匂いもねばねばも美味しいというカテゴリーに納められている。異国に住むようになって日本の味が恋しくなったのがきっかけだったのだろうか? いや、取り立てて理由はないように思うが、兎に角ある日突然納豆を食べたら美味しかった。
納豆糸をくるくると箸先で回し絡め取ったり、口の周りのねばねばも気にならない。
そういうわけで時々納豆を山ほど作る。ねぎを沢山刻んでからしを混ぜて麺汁を加えてかき混ぜ、思いっきり食べる。
ある時、私がくしゃみをすると風邪のひきかけには納豆汁が一番だと言い切る人がいて、あんまり勢い良く言い切るものだからこちらもだんだんその気になって味噌汁に叩いた納豆と刻みねぎをたっぷり入れて食べた。その所為だかどうだかは知らないけれど風邪はひどくなること無く済んだ。

さて、納豆のことを書こうと思ったけれど、あまりうまく醗酵してくれない。
何故嫌いが好きに変化したのか思い巡らせて見たが、それもどうでも良い事。好きなものが増えるのは、嫌いなものが増えるより幸せな事だという事。























2013-11-11 10:58:29 | 製作記録
石から線を取り出す。








面白い石を見つけるとつい拾ってしまう。色形を見るのも楽しいけれど石の辿って来た環境を想像するだけで心躍る。
よく見れば小さな貝殻の跡が見つかったり、何の変哲もない石であってもケイ藻や放散虫の化石かもしれない。
川岸に座り込んで私の目が顕微鏡だったら良いのに。。。と願った。









































急がば回れ

2013-11-09 20:31:47 | 思考錯誤





この数日の空は雨模様でうずまっていた。
今日は飛び切りのいい天気とは言いがたいけれど、たまに日差しがこぼれた。


心ここにあらずの隙だらけの瞬間、ふと馬鹿馬鹿しい事故は起こる。
先日雨が降りそうなのに洗濯物を外に出したまま出かけてしまった。
夕刻家に帰り慌てて折りたたみの物干し台を抱え、テラスから部屋の中に入ろうとしたとき、抱えた物干し台がドア枠に引っかかり私の足は枠の中にからんでばたんと転んだ。
我が家のテラスは部屋の中より一段高い。やや階段一段分の段差があるのだ。
倒れてゆく時はスローモーションの様だったが、両手両膝をしたたか打った。
これがなかなか厄介で、毎日痛いところが移動してゆく。打ち身というより、転んだ時の衝撃が次々の関節に伝わっている。
もともと関節が弱い私にはなかなかきつい。
膝や足にこうむった事故から後やっと歩く事が楽になっていたところで、又こういうことが起きる。
完治までまだ数日かかりそうだが、日ごと回復している。

教訓
危ないなと思ったときは面倒でも無理なことはしない事。急がば回れだ。
数分の惜しみで数日をふいにするなんて馬鹿げている。


それでも今日は銀杏を拾った。

そこそこ元気です。
























つむじ風

2013-11-03 16:37:37 | 思考錯誤



11月1日のテラス





思考停滞を吹き飛ばせるかもしれない期待を持ってびゅうびゅう吹く風の中外に出た。スカーフをぐるぐる巻いて外に出た。
落ち葉が気狂いのように踊らされて大きな渦がざざざと動くのをしばらく見呆けていた。
頭がぐるぐるぐるぐる回る。頭の中に小さなつむじ風が一つ入り込んでしまった様だ。
つむじ風はただ旋回するだけで塵さらいはしてくれない。




























願い事

2013-11-01 21:44:13 | 思考錯誤



2013年10月27日に放送、日本テレビ・NNNドキュメント 「チェルノブイリから福島へ 未来の答案」
(所要時間:約46分)





これから日本政府および東電に限らず日本の電力会社はこれに見る対応、姿勢を見習って収束に向かって欲しいと切に願う。 先日、米国の戦略国際問題研究所所長が日本の原発再稼動は不可避と言った記事を見かけたけれど、日本政府は米国に追随する事なしに目先の事だけに視点をすえることなく判断して欲しいものです。 
事故があればこれだけ大変な事なのだから。。。

















万聖説

2013-11-01 12:56:41 | 思考錯誤




今年はハロウィンの賑わいを感じないまま過ぎた。私の周りだけかもしれないのだけれども去年辺りから静かだ。店頭の飾り物はどちらかといえばクリスマスの匂いを漂わせ始めている。それでも近所のスーパマーケットの入口付近にわずかにハロウィングッズコーナーが設けられていた。
昨日の夕方の事。スーパーマーケットの店内に駆け込むようにして入ってきた男が、慌ててジェイソンマスクとプラスティックの玩具チェーンソーを引っ掴んでレジに向かうのを見た。体格の良い大柄な中年の男で真剣な表情で長めの髪を振り乱し、かなり時間に追われているらしい事が見てとれた。あんまりその勢いがすごいので私は思わず彼を目で追ってしまった。
ふと、彼の目と私の目が合った。
すると彼はふと我に返ったように目を丸くして
照れくさそうに笑った。

今日は万聖説で祭日。

また一足冬が近づく。