
ブクログより
平成27年9月5日、原節子こと会田昌江さんは亡くなった。享年95歳。
しかしその死が公にされたのは約三ヶ月後の11月。
これからもわかるように、引退されてからの動向は全くというほど表には出てこなかった。
原節子の固い意志の表れである。
その原節子の真実・・・このタイミングで。
原節子が生きていたら、こういうたぐいのものはきっと却下されただろうな、「わたくしのことをとやかく書かないでいただきたいわ」などと。
しかしその内容はというと、掘り下げすぎというか、綿密な取材のなせる技というか、原節子を取り巻く時事や時代にまで広がり、少し退屈な内容も織り交ぜられている。
まあそうでなければ、週刊誌のゴシップネタのようなものになってしまうのだろうけど。
原節子のファンにとっては、目新しい事実を知りたい。
原節子の真実
☆☆☆
近頃、中高年の引きこもりが増えているそうです。
冷蔵庫の中や台所から好きなものを自室に持ち込んで、好きなことをしながら飲み食いされていました。
生活は、高齢の親に頼っておられます。
でも好きなことや趣味とすることに関しては、出かけて行くのだそうです。
そこで私はあっ!と思ってしまいました。
それはまるでこの冬の私のようではないかと。
家を出るのは週に1・2回、図書館とプールだけ、あと義母を見に病院へ。あとは自室ではありませんが家にこもっておりました。
何をしているかというと、家事を済ますとほぼ本を読んでおりました。
他のことはな~んにもしたくない、する気がおきませんでした。
中島みゆきの公演も行きませんでした。
一番前の席を取っていた狂言も行きませんでした。
今から思えばもったいないことしたなぁと思います。
うつなんじゃないかなとも思いましたが、うつの人は自分で自覚するかなと思ったり。
確か去年は冬はインフルエンザに罹ったり3月ごろからは原因がわからない体調不良になったりしていました。
私、冬は好きだ、と自分では思っていましたが、そうでもないのかも。
心配事もひとつづつ解消されたりして、この頃はぼちぼち山にも出かけるようになりました。
冬の間に読んだ本もUPしないとたまっています。
無理に自分自身にはっぱをかけたり、人に励まされたりも負担です。
普段どうりやっていきたいと思っています。