う~ん、よく寝た。かな?
お風呂があって、食事もおいしくて、ゆったり寝られるオーレン小屋に不足があるとするならば、山あいにある小屋からはご来光が拝めないということでしょうか。
そんな訳で、同室の人はご来光を見るために硫黄岳にと、3時ごろ出かけて行かれました。
また別の人は、星を見に行くと夜中に出かけて行かれました。
朝食は5時半からです、夕ご飯も5時半でしたね。これは5時半から食事ができるのでお好きな時にどうぞ。
というのではなく、5時半にみなさん一斉に食べてください。という小屋の方針であるようです。
布団の中でぐずぐずしていたら、5時過ぎに小屋の方が起こしに来てくださいました。
ご飯を食べて、荷物の整理をして部屋を片付けて、今日も荷物を預けて、出発です。
外に出ると、ダウンを着るほどでもないけど寒いです。
何℃くらい?と聞くと23℃って、そんなわけないやろ・・・時計をポケットに入れておいたらしいです。
外のテーブルは霜で真っ白になっていました。
小屋の前のナナカマド
小屋の前の、キャンプ地の中の道を「峰の松目」を目指して行きます。
足元には苔、しらびそとダケカンバでしょうか、樹林帯を行きます。
峰の松目の分岐に出ましたが、今回はパスすることに(次回はいつ?)
深田久弥氏が八ヶ岳のなかの八峰の一つに選ばれているそうですが、展望がないそうなので。
標高があがるにつれて、いつの間にか樹木が変わってきました。しらびそはもうありません。
かすかに色づいています。
少し急登になったと思ったら、周りは這松とシャクナゲだらけ、咲いたらきれいだろうなぁ。
そして振り返ると、今日も天狗がきれいに見えました。
槍もかすかに。
登りきると急に目の前が開け、「赤岩の頭」に到着しました。ずーと右の端まで行くと・・・
阿弥陀岳。言葉も出ないくらいの迫力。
左に赤岳。稜線にはすでにたくさんの人が歩いています。
こんな素晴らしい場所ですが、ほとんどの人は素通りで硫黄を目指して行きます。モッタイナイ。
熱いコーヒーを飲みながら、ぼ~としていました。
さ~ 行きますか。
道標のケルン。いくつも出てきます。
到着!!
とにかく広い頂上です。三角点は左の隅っこにありました。
硫黄岳の見物のひとつ、北面の爆裂火口跡。火口底(本沢温泉付近)から山頂まで600m以上。馬蹄型になっていてスケールの大きさに驚かされます。
その火口跡の上をず~と端まで歩いていくと・・・・見えた! 富士山。
横岳、赤岳方面。う~んちょっと軽い気持ちで行ってみるか、とはいかない山々です。
また次(だからいつやねん)にしましょう。せめてちょっと気分を味わうために、青い屋根の硫黄岳山荘まで行ってみることにします。
火山ということで、とにかく岩が多くて、それが全部動くので歩きづらいです。疲れます。下ったらまた登るんやなぁ~ ←この時点でちょっと後悔しています。
トイレを借りました。木の香りがしそうなすっごくきれいなトイレです。もちろん水洗で山小屋のトイレとは思えません。
このあたりは、コマクサの葉っぱもあったし、背の低いキバナシャクナゲもいっぱい。やっぱり花の季節に来てみたいですねぇ。
今日もいいお天気で、硫黄岳頂上は、じっとしていてもジリジリと暑いです。もう9月も半ば過ぎなのになぁ。
きりがないので、そろそろ下山します。夏沢峠のほうへ降りていきます。
オーレン小屋を基点に周回するなら時計の逆回りが良い、とガイドブックにあったのでその通りにしたのですが、下り始めてその理由がわかったような気がします。
とにかく、ガレガレの岩が歩きにくい上、結構な傾斜で、気を遣って疲れが倍増しそうです。登ってくる人が、一様に辛そうな顔をしていると思うのは気のせい?
下りも足元に注意は当然ですが、それ以上に目の前に広がる展望を見ながらの歩きは、疲れを忘れさせてくれます。
夏沢峠の山びこ荘に着きました。隣りのヒュッテ夏沢はすでに今期の営業終了です。
ここから気持ちの良い樹林帯に入ります。
ナナカマドの実がきれい。
いつしか、昨日通った道と並行して歩いていて、オーレン小屋に戻ってきました。
小屋でお昼のカレーを食べて、帰り支度です。
今回、満を持しての山行きでしたが数日前にいただいた風邪が悪化してきて、前日まで悩みに悩み、とにかく朝起きて熱がなかったら行こう!と決めて、いろいろな薬をいっぱい持って、なんとか行ってきました。
風邪もひどくならず、体調もまずまずで思い切って行ってよかった。
あれやこれや段取りしての2日間はあっという間、小屋から小屋に泊まりながらもう帰りたい・・・というまで山にいたいなぁ。
いつかできたらいいな。とだらだらと車まで戻ったのでした。
また来るよ~
9月22日(日)晴れ時々曇り
オーレン小屋(6:40)~赤岩の頭2656m(8:00)~硫黄岳2760m(9:00)~硫黄岳山荘
硫黄岳~夏沢峠~オーレン小屋(11:30)
お風呂があって、食事もおいしくて、ゆったり寝られるオーレン小屋に不足があるとするならば、山あいにある小屋からはご来光が拝めないということでしょうか。
そんな訳で、同室の人はご来光を見るために硫黄岳にと、3時ごろ出かけて行かれました。
また別の人は、星を見に行くと夜中に出かけて行かれました。
朝食は5時半からです、夕ご飯も5時半でしたね。これは5時半から食事ができるのでお好きな時にどうぞ。
というのではなく、5時半にみなさん一斉に食べてください。という小屋の方針であるようです。
布団の中でぐずぐずしていたら、5時過ぎに小屋の方が起こしに来てくださいました。
ご飯を食べて、荷物の整理をして部屋を片付けて、今日も荷物を預けて、出発です。
外に出ると、ダウンを着るほどでもないけど寒いです。
何℃くらい?と聞くと23℃って、そんなわけないやろ・・・時計をポケットに入れておいたらしいです。
外のテーブルは霜で真っ白になっていました。
小屋の前のナナカマド
小屋の前の、キャンプ地の中の道を「峰の松目」を目指して行きます。
足元には苔、しらびそとダケカンバでしょうか、樹林帯を行きます。
峰の松目の分岐に出ましたが、今回はパスすることに(次回はいつ?)
深田久弥氏が八ヶ岳のなかの八峰の一つに選ばれているそうですが、展望がないそうなので。
標高があがるにつれて、いつの間にか樹木が変わってきました。しらびそはもうありません。
かすかに色づいています。
少し急登になったと思ったら、周りは這松とシャクナゲだらけ、咲いたらきれいだろうなぁ。
そして振り返ると、今日も天狗がきれいに見えました。
槍もかすかに。
登りきると急に目の前が開け、「赤岩の頭」に到着しました。ずーと右の端まで行くと・・・
阿弥陀岳。言葉も出ないくらいの迫力。
左に赤岳。稜線にはすでにたくさんの人が歩いています。
こんな素晴らしい場所ですが、ほとんどの人は素通りで硫黄を目指して行きます。モッタイナイ。
熱いコーヒーを飲みながら、ぼ~としていました。
さ~ 行きますか。
道標のケルン。いくつも出てきます。
到着!!
とにかく広い頂上です。三角点は左の隅っこにありました。
硫黄岳の見物のひとつ、北面の爆裂火口跡。火口底(本沢温泉付近)から山頂まで600m以上。馬蹄型になっていてスケールの大きさに驚かされます。
その火口跡の上をず~と端まで歩いていくと・・・・見えた! 富士山。
横岳、赤岳方面。う~んちょっと軽い気持ちで行ってみるか、とはいかない山々です。
また次(だからいつやねん)にしましょう。せめてちょっと気分を味わうために、青い屋根の硫黄岳山荘まで行ってみることにします。
火山ということで、とにかく岩が多くて、それが全部動くので歩きづらいです。疲れます。下ったらまた登るんやなぁ~ ←この時点でちょっと後悔しています。
トイレを借りました。木の香りがしそうなすっごくきれいなトイレです。もちろん水洗で山小屋のトイレとは思えません。
このあたりは、コマクサの葉っぱもあったし、背の低いキバナシャクナゲもいっぱい。やっぱり花の季節に来てみたいですねぇ。
今日もいいお天気で、硫黄岳頂上は、じっとしていてもジリジリと暑いです。もう9月も半ば過ぎなのになぁ。
きりがないので、そろそろ下山します。夏沢峠のほうへ降りていきます。
オーレン小屋を基点に周回するなら時計の逆回りが良い、とガイドブックにあったのでその通りにしたのですが、下り始めてその理由がわかったような気がします。
とにかく、ガレガレの岩が歩きにくい上、結構な傾斜で、気を遣って疲れが倍増しそうです。登ってくる人が、一様に辛そうな顔をしていると思うのは気のせい?
下りも足元に注意は当然ですが、それ以上に目の前に広がる展望を見ながらの歩きは、疲れを忘れさせてくれます。
夏沢峠の山びこ荘に着きました。隣りのヒュッテ夏沢はすでに今期の営業終了です。
ここから気持ちの良い樹林帯に入ります。
ナナカマドの実がきれい。
いつしか、昨日通った道と並行して歩いていて、オーレン小屋に戻ってきました。
小屋でお昼のカレーを食べて、帰り支度です。
今回、満を持しての山行きでしたが数日前にいただいた風邪が悪化してきて、前日まで悩みに悩み、とにかく朝起きて熱がなかったら行こう!と決めて、いろいろな薬をいっぱい持って、なんとか行ってきました。
風邪もひどくならず、体調もまずまずで思い切って行ってよかった。
あれやこれや段取りしての2日間はあっという間、小屋から小屋に泊まりながらもう帰りたい・・・というまで山にいたいなぁ。
いつかできたらいいな。とだらだらと車まで戻ったのでした。
また来るよ~
9月22日(日)晴れ時々曇り
オーレン小屋(6:40)~赤岩の頭2656m(8:00)~硫黄岳2760m(9:00)~硫黄岳山荘
硫黄岳~夏沢峠~オーレン小屋(11:30)
八ヶ岳、良かったですね。
良い展望でしたね。
私も22日は五竜岳から八ヶ岳見ていました。
八ヶ岳は関東圏で、小屋も食事もいいですね。
温泉もあるし、、
私は前に本沢温泉に泊まって
硫黄岳で御来光を見るために1時半起き(泣) でした。
八方も良いお天気で、2泊もされてうらやましい~
紅葉もそちらは早いですね。
夕日、朝日を見るためには努力、なんですね~
月や星なら寝る前でも見られたのに、さっさと寝てしまって
もったいないことをしました。
6月に硫黄岳から横岳歩いたの思い出した
うっかりもう、忘れちゃってた
いい天気だね、ごつごつした赤岳・阿弥陀岳がすごいね、わたしは濃い霧で見えなかったの。
硫黄岳山荘のトイレも鏡も新しくってきれいよね。
そのベニテングダケ可愛い~
きのこの写真が撮れるのもアリだな
楽しいレポでした。
6月はやっぱりお花がいっぱいなんですね。
硫黄岳山荘までの道のシャクナゲ、
満開を見てみたいなぁと、歩いてましたよ。