今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

津島いさめ

2011年08月11日 | 「田舎の行事」のひきだし
立秋とは名ばかりで、毎日この夏の最高気温を更新しています。平熱よりも高いです。びっくりします。

そんなこの頃ですが、9日は「津島いさめ」という行事がありました。
夕方になると、各家庭では野菜で作った動物を持って、神社に納めに行きます。野菜で作った動物というと、お盆にご先祖様がそれに乗って帰ってこられる、あれを思いますが、この日は神社に持って行くので、それとは違うと思われます。
ってすごくいいかげんですが、由来であるとか、いわれなど家の者に聞いても、誰も正確なことは知らないのです。

「昔からしてるから・・・」とみんな変に威張っていうのです。
私が思いますに、津島さんというのは、津島神社の事だと思うんですね。「いさめ」というのは辞書を引くと慰めるという意味があります。津島神社にまつられている神様をお慰めする行事となりましょう。

昔は、この日は夜には映画を上映したり、カラオケ大会をしたり、一種の夏祭りのように大変盛大にされていたようですが、今は御供えをする家も少なくなって、神主さんが祝詞をあげたあと、関係者の方々が、静かにお酒を酌み交わしたりされるだけです。



我が家の作品。今年はブルーベリーという珍しいアイテムがポイントです。ワニともう一匹は・・・???
必ずろうそくが立つようにします。



皆さんの作品。似たり寄ったりですかね。

この日はお墓参りもしました。
いよいよお盆のはじまりです。


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