自分が不安に思っているときや。心の迷い(葛藤)が自分の意識に現れないように人間は、 自我の防衛機制を引きます。防衛抑制は無意識のうちにあらわれ、、抑圧や退行、反動形式などいろんな形で現れます。 心と体に関係するもの、で心が病んでいて、体に症状現れるものとして、 身体化(Somatization)があります。 これも、自我の防衛機制における体の反応です。 不安な事柄を精神で受け止めて処理するかわりに、身体で受け止めて、 身体症状で表われます。 身体化の症状を起こすパターンは自分が何を感じているのかさえわからず、知らないうちに体にも無理をかけていることも多いパターンです。 症状がでて初めて気がつくパターンで、頭痛や胃潰瘍、腰痛、肩こりの心身症的な症状により、気づくというパターンです。 でもその症状は、体がだた不調だとしか考えず、原因は心の問題ストレスだと気がつかないことが多いです。 身体化による身体の不調(症状)は、精神的危機から心を守ると同時に、精神危機の存在を教えてくれているのです。 なぜ精神的な症状が身体症状として出てくるのか?不思議ですよねぇ?? たとえば・・・・・・・・・・・・・・・ 摂食障害には、食事や体重への強迫的こだわりがあり、それを手放すと、より大きな不安と混乱に陥るからこそ、その症状にしがみつきます。 本来の苦しみを症状の苦しみにすり替えることにより本来の不安を回避しているのが身体化です。 この場合それに直面かする原因を見極めないと症状は取れないということになります。 神経的原因のある症状はそのような原因も関与します。 まずはカイロプラクティックで神経的な症状を改善し、その後ストレスなどを 見つめると、体が元気になると思います。 参考文献 私の知らない私―無意識の心理学 |