院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

ただいま!

2007年03月21日 14時46分08秒 | ノンジャンル
アニバーサリーを新宿センチュリーハイアットで過ごし

ただいま帰宅しました。


素敵なホテルでしたよ。


昨晩はタケコツが終わってから新宿に直行したけど、それでも

向こうに着いたのが21時近く。

ホテルのレストランは、ほとんど21時30分で閉店なので

向かいの住友ビルの中で店を探すことにしました。


特に予約もしてないし、どんな店があるのかもよくわからなかったのですが

直感で入った「豚道楽」というお店が大当たり!

住友ビル49階という絶好のロケーションと、何を頼んでも抜群に美味しい

極めて合コンに適したお店です。


飲み放題をつけて5000円~7000円なので、

「この店の合コンで男6(千円)、女4(千円)だったらどう?」と

奥さんに聞くと「まぁ、いいんじゃない?でも7、3のほうがさらにいい」と

当たり前のことを言ってました。

でも料理のランクはもう一つくらいは上げないと見栄えがしないとか、

店がいいのは嬉しいけど、詰まるトコ相手がショボけりゃ行きたくないし、とか

合コンにあまり縁の無い夫婦が結婚記念日にそんな話をずっとしてました。


でも院長、合コンの席でこういうスタンスはどう?とか

奥さんに聞いて、ああでもない、こうでもないとか言い合うのが

大好きなんだよね。

いくらでも話が尽きない。


さて、今日はホテルを出た後、せっかくなので伊勢丹にでも行こうと

いうことで「日本一のデパート」との声も高い新宿伊勢丹に行って来ました。


圧倒的な品揃えや行き届いたサービスなど、新宿伊勢丹を信奉する人は

多いようですが、院長の印象はとても悪かったです。


というのも、「デパートに入ると必ず催す」という院長の体質のせいですが

院長はまず最初にトイレに入るんです。

出すもの出さないと思考が止まるので、ここが解決しないと

買い物どころじゃないのね。


しかしこの伊勢丹、男子用大便器が一つのトイレにたったの1つしかないのです。

1日何万という人が来る巨大デパートにこれだけの便器しかないのだから

どのフロアーの男子用トイレも並んでいて用を足せないのです。

しかも用を足すのが異様に長いやつもいるので、絶望的に用が足せないのです。


1階のトイレが10分待っても開かないので、1フロアーづつ上がっていって

やっと最上階のトイレが奇跡的に開いていたので無事に済みましたが

その間の院長は言い知れぬ怒りに満ちていました。

あんなデパート初めて。


まぁ済んだら菩薩のような顔に戻ってましたが、正直、もう行きたくないです。


電車に乗ってあきる野の自宅に戻って「やっぱり我が家がイチバン!」と

言うのも定番のお約束です。


ホテルの隣にあった、写真の建物は加湿器みたいな形をしている上に、

上から見ると屋上からはモクモクと蒸気がでていたので、

まるで東京を加湿している巨大な加湿器のように思えました。


「メカジキのソテー丼。」

2007年03月20日 07時03分37秒 | 
本日、3月20日は我ら夫婦の結婚3周年記念日でございます。

去年の今頃からあきる野に引っ越してきて、奥さんと一緒に

タケコツをやるようになって、ほとんど24時間一緒にいるという

生活が1年ほど続いております。


も~~正直、息が詰まりそう!!なんてことも全然無く、

毎日何回も叩き合って大笑いするような日を繰り返して、3年が経ちました。


今日は仕事が終わったら新宿のセンチュリーハイアットに直行して

優雅なひと時を過ごす予定です。

奥さんの強い希望でね。


四六時中一緒にいようが、泊まりで旅行に出かけようが、

子供が出来ようが、それらの全てを世の中から「良いことだ」という目で

見てもらえるのが結婚のメリットです。


「何で結婚するの?」という独身者からの疑問には、院長は決まってそう答えます。


逆にそれ以外の理由ってあんまり思い浮かびません。


「帰ったら飯が出来てるのが結婚のメリット」なんて認めません。

それなら同棲だっていいわけだから、結婚のメリットというには違う。


めんどくさい式の準備や、あいさつ回りや、いろんな打ち合わせなんか

やるのは嫌だし、金かかるし、一緒にいたいならそんな紙切れ一枚の

制度にこだわらず、ただ一緒にいればいい!!

なんてのは、一瞬もっともらしくも聞こえるけど、要は腹が据わってないやつの

正当化意見です。


堂々と一緒にいて、胸をはって2人で幸せになるには結婚がいいと思うけど。


「周りの目なんて一切気にしないし、覚悟を決めるのも今は嫌だから結婚しない!」


というのならそれでもいいけどね・・・



さて昨日はメカジキを使って丼をしました。

春キャベツも使った今旬の丼ですことよ。


                   (作り方)

 1) メカジキの切り身に塩コショウして、しばらく置いたら水分が出てくるので

    表面をペーパータオルで拭き取り、小麦粉をまぶす。


 2) フライパンに油を熱し、弱めの中火で両面を焼き付ける。

    中まで火が通るように。


 3) 余分な油をペーパータオルで吸いとったら、みりん、醤油、マヨネーズを各大さじ2、

    水を大さじ4を混ぜ合わせたタレをフライパンに入れ、煮立たせる。

    スプーンでタレをすくいながら切り身にかけて少し焼く。


 4) キャベツの細切りを敷き詰めたご飯の上に焼いたカジキとタレをかけて完成。




カジキは半額になったやつを狙って買いましょう。



「すいか。」

2007年03月19日 07時05分16秒 | ノンジャンル
昨日は友人keijiのうちから帰ってきたあとで、ホワイトデーに

奥さんにプレゼントした「すいか」のDVDボックスを開けて観ました。


「すいか」は視聴率ではさほど目立たなかったドラマですが、

内容がとても心洗われ、ときにホロリとくる名作ドラマだ!と

奥さんが以前から絶賛していたので、院長も観たいし・・・ということで

少し高いプレゼントになりましたが、Amazonで購入しました。


昨日は第3話まで観ましたが、買って大正解の素晴らしいドラマでした。


舞台は三軒茶屋のレトロな下宿アパートで、そこに住む生真面目で

面白みの無い34年を生きてきた信用金庫勤めのOL(小林聡美)や

双子の姉の死を乗り越えられない、売れないエロマンガ家(ともさかりえ)や

学生時代からン十年もそこで下宿してる独身の大学教授(浅丘ルリ子)が

織り成す生活の風景をユルく描きつつ、人生を考えさせられるドラマです。


小林聡美扮するOL、早川基子は16年間コツコツと真面目に働いて

自己主張しない人生を送ってきたが、同僚(小泉今日子)が起こした

3億円横領事件を機に、煮詰まった自分の生き方を変えようとこの下宿にやってきます。



基子は中学の頃から100円玉貯金をずっと続けてきましたが、ふと

この貯金をしている意味について悩みます。

この貯金箱が一杯になったら、もっと大きい貯金箱に移して、それが

一杯になったらさらに大きい貯金箱に・・・・

でもこの貯金はいったい何のためにしていて、いつ使うのだろう?


貯金をする目的も持たず、ただ数字(100円玉の量)を増やすことだけが

目的になっていた・・・そんな、中身を見ずに数字だけを追い続けるという

とても軽蔑していた生き方を、自分がしてしまっていることに呆然とします。


数字だけを追っかけ、中身を知ろうとも、見ようとも、考えようともしない

そんなものに意味なんかあるの?

いま自分が、誰にも属さずに好き勝手やってる自営業者の身になって、

いつも感じていたことだったので、このメッセージは胸に響きました。


そんな、ともすれば暑苦しいメッセージをすごく温かく訴えている「すいか」は

やはり名作ドラマであると、ここに認定します。






「昨晩のパーリー。」

2007年03月18日 09時06分09秒 | ノンジャンル
ただ今、友達のkeijiのうちにきてるので、人んちでの更新です。

昨晩も院長が料理を担当していたささせていつぁざきました。


メニューは写真のとおり。

               サーモンのカルパッチョ

               なすの揚げ浸し

               ポークソテーの生クリームソースがけ

               餃子

               スパイシーポテト

               そばめし


あとはkeijiの奥さんがピザと生春巻きとタピオカミルクを作ってくれまして

あんがいたくさんのものを食べたのだと今気づきました。


今回も100点いただきまして。

「血液サラサラ焼き肉。」

2007年03月17日 07時11分14秒 | ノンジャンル
今日は泊まりで友達のうちに遊びに行くので、

おとつい買った新玉ねぎを昨晩中に処理しなくてはなりませんでした。


新玉ねぎは買って3日が旬、という玉ねぎとは思えないほどの

短命な野菜なのです。


買って1週間で普通の玉ねぎになってしまう、ってなんか面白いよね!?


そういうわけで昨晩はまた「1人で家焼き肉」をしました。

奥さんが体重コントロールのため、夜ご飯を抜くと言う日は

院長、1人鍋か1人焼き肉です。


今回は余った新玉ねぎ1個半を全部スライスにして、焼き肉と一緒に

包んでモシャモシャ食べました。

サンチュ代わりね。


今回のお肉  焼肉用切り落としカルビ

         手切り 特選ロース

         トントロカルビ

         豚タン塩      各100グラムづつ

計 1364円也


肉を食べるたびに生の玉ねぎをモシャモシャ食べたので、

焼き肉を食べたのに、食べる前より血液がサラサラになってたハズです。


これからの新しい焼き肉のスタイルを提案してしまったかもしれない!!



 



「玉研部員募集中。」

2007年03月16日 07時08分23秒 | ノンジャンル
昨日、おとついで随分玉ねぎに詳しくなってしまった院長です。

おはようございます。


玉ねぎが日本に入ってきた歴史とかは皆さん興味ないと思うので、

品種について少し説明しましょう。


院長が悪戦苦闘して、その辛さを抜こうとしていたのは

日本で一般的に「玉ねぎ」を指す「黄玉ねぎ」のことでした。

コレ↓



この玉ねぎは炒めると辛さの成分が甘味に変わり、なんとも言えない

コクを生み出すので、いろんな料理で大活躍する万能選手です。

収穫量も安定していて、さらに保存性にもすぐれ、とっても日持ちするので

今の日本の食卓では無くてはならない素晴らしい野菜が黄玉ねぎです。


しかし、日持ちがするため長いこと冷蔵庫内に放置されることもあり、

そういう玉ねぎは辛さの成分(硫化アリル)がどんどん強くなってしまいます。

炒めて使うのであれば問題ないのだけど、生食にはとっても向きません。

元々、黄玉ねぎは生食用ではないのだけどね。


で、院長がカルパッチョで使いたいので生食用にはどんな玉ねぎが

いいのかしら?と調べたところ、まさに今、スーパーに出回り始めた

今旬の玉ねぎが「新玉ねぎ」です。  ヨッ!


これはハッとするほど普通の茶色い玉ねぎとは見た目が違います。

皮を剥いてないのにこの色です。




驚きです。


※「新玉ねぎ」という種類の玉ねぎがあるのではなく、黄玉ねぎや白玉ねぎを

 早い時期に収穫したものを「新玉ねぎ」と呼ぶそうです。

 知ってた?院長知らなかった。


この新玉ねぎは水分が多く触るとぶよぶよしていて、日持ちがせず(せいぜい3日)

水にさらさなくても食べれるほど辛くないのが特徴です。

まぁ、院長試したけどさすがにダイレクトかじりはちょっと辛かったです。


でもそれこそ2分ほど水にさらしただけで辛さはスッキリととれ、ムシャムシャ

食べれる代物になりました。

いろんなとこで皆さんが「水にさらすと辛さが取れる」と言っているのは

この新玉ねぎのことではないでしょうかね?


黄玉ねぎの辛さを抜こうとしてるときは、辛さが抜けそうな可能性すら

感じなかったですよ、正直。

買ってから2週間くらい経ってたからかな?

90分冷水にさらそうが、「あ・も・全然辛い!ムリムリ!」って感じでした。


カラオケでゴスペラーズが上手く歌えないからって、なんとかして上手く歌えるように

練習したり、努力したりするのもいいのですが、自分にあった歌い手さんの歌を

探すほうがよっぽどいいと思います。


院長はいつもそういう考え方をします。





「オニオンスライスの苦悩。」

2007年03月15日 07時05分04秒 | ノンジャンル
生のオニオンスライスが辛くて苦いという失敗は料理を

する人にとって一度は経験することだと思います。


かくいう院長もこの生玉ねぎには何度もやられています。


うちは特に奥さんが生の辛い玉ねぎが苦手なので、うっかり生の玉ねぎを

使ったメニューなんかをやるとごっそり残されてしまうので悲しい思いをします。


院長は生の辛い玉ねぎも奥さんよりはムシャムシャ食べますが、

願わくば辛くない方がいいのは当然のことです。


まぁ、いろんな本やネット上でもオニオンスライスの辛さの抜き方なんて

書いてありますが、どうするのが一番いいのでしょう?

活字になったものもあんまり信じない院長はやはり

自分で実験してみることにしました。


まずは玉ねぎの切り方ですが、「繊維に沿って縦に切る」という意見と

「繊維に直角に、横向きに切る」という異なった意見があります。

院長は繊維に沿って縦に切ってましたが、理屈で言うと全ての繊維を断ち切るように

繊維に対して直角に切ったほうが、辛さが抜けるんではないか?とも思います。


あとはスライスしたものを普通に水にさらすのか、一度塩をもみこんで、

玉ねぎから辛さを出してから水にさらすのがいいのか?

これもやってみないとわかりません。

人の言うことなんて信じないからね。


というわけで実験です。


繊維に沿って切ったものを、塩→水 と 最初から水 のグループに分けます。

繊維に直角に切ったものも同様に 2つのグループに分けます。

塩のグループは塩をもみこんで5分放置し、よくすすいだ後、10分水にさらし

塩なしのグループは水に15分さらしました。


予想としては、繊維に直角に切って、塩→水 とやったものが一番辛くないハズ

と考えました。

しかし、問題が。


そもそもこんな切り方をした事がなかったので分からなかったのですが、

まず、繊維に直角に切ってしまうと玉ねぎのスライスがバラバラになってしまい

スライスの1片がすごく小さくなってしまうのです。

コレは減点ポイントです。


あと、予想はしていましたが、塩をもみこむことでオニオンスライスの命である

シャキシャキが見事に損なわれてしまったのです。

これも大きな減点。


もうこの時点で、直角に切って、塩→水の方法は優れていない方法と

いうことになります。


さて、問題はその辛さの比較です。


全てのオニオンスライスを少量のマヨネーズで試食してみました。

まずは繊維に沿って切って水にさらしただけのもの。

「・・・辛い。食感はシャキシャキして文句無いが、これでは辛くてだめ」


次に繊維に直角に切って、水にさらしたもの。

「バラバラになってしまってスライスという感じではない。

スライスと言うより玉ねぎの破片。辛さは・・・辛い。ダメ」


あとは塩をもみこんだグループです。

オニスラの命であるシャキシャキ感を捨ててまで、抜きたかった

生玉ネギの辛さは抜けているでしょうか!!?

「・・・・辛い!?あれ、全然辛いんですけど!!?食感もヘナヘナだし

そのうえ辛さもちっとも抜けてない!」

これにはズボン下姿でうろたえました。


繊維に直角に切った塩グループも結局辛い。


どうです、このやらせ無しの実験結果!

こうでなくちゃリアリティーがありませんね。


でも何の解決にもなっていないので、もう一度だけ、

繊維に沿って切った玉ねぎを今度は氷水に90分さらしました。

この試食をしないと寝るわけにはいかなかったので

いつもよりも就寝時刻がだいぶ遅くなってしまいました。


寝る時間を惜しんでまで試みた玉ねぎの辛さ抜きですが、

90分さらした玉ねぎも「・・苦ッ!辛ッ!」と何の救いにもならない

実験結果を得て、終了となりました。


どうしたってどうにもならないことも、この世にはあるみたいです。


普通の玉ねぎは生では食べれない品種なのかな~?




「真鯛のカルパッチョ。」

2007年03月14日 07時00分46秒 | 
今は料理アタマをしょっちゅう稼動させてパーティー用の

新メニューを考えています。


以前にも何度か書いたけど、もてなし用のメニューって普段の料理とは

勝手や条件、求められるものが違うので、料理アタマを一生懸命使って

流れや取り合わせなどいろんなことを含めて考えなければいけません。


院長の場合、パンチのあるメインメニューは得意ですが、酒を飲まないせいか

前菜、つまみもののレパートリーがさほど多くありません。

とりわけ、パッと作ってすぐ出せる前菜ものにはいつもアタマを悩ませます。

前菜ってツカミですからね、これでこの後の料理への期待値も

変わってくるので大事なんです。


そんなことを考えていたら先日放送の「きょうの料理」で春らしい

「桜鯛のカルパッチョ」を落合シェフが紹介してました。

カルパッチョなんて前菜にはピッタリだし簡単ですぐ出せるのであれば

オシャレで強力な新メニューになります。


でも院長、店でもあんまり美味しいカルパッチョって食べた事無いんですよね。

「俺なら出来る!」といつものように溢れる自信から料理に入ります。


塩、胡椒、酢、オリーブオイルだけのシンプルなドレッシングですが

ちょっとしたコツで、がぜん美味しく仕上がるので参考になさい。


いろいろなレシピで、このドレッシングの塩の量が少々・・となってますが

これが失敗の元のような気がします。

「少々」って言葉のニュアンスって「ちょっと」に近い感じがしません?


「塩少々」は実は「結構たくさん」なのです。


酢が大さじ1、オリーブオイルが大さじ3に対し、塩はコサジ半分くらい。

コサジ半分の塩って相当な量ですよ。


それを酢の中にしっかり完全に溶かす。

これも大きいポイントです。

酢→塩→オリーブオイル なんて順番にただ入れるだけではダメなんです。

なぜなら塩はオリーブオイルが加わったら極端に溶けなくなります。

だからドレッシングに味が付かずに塩だけ独立してしまうんですな。


しっかり酢の中に塩を溶かしたら後は徐々にオリーブオイルを

溶かしていけば美味しいドレッシングの出来上がりです.

以上を踏まえてカルパッチョに取り掛かりましょう。


                 (作り方)

 1) 白身の刺身(鯛やひらめ)を薄く切って皿にランダムに並べる。

   ふぐじゃないんだからキレイに並べないように。


 2) 細ネギを10本くらい4センチに切る。玉ねぎ半分は薄くスライスして

    水にさらす。

    こいつらをボールにあわせ、塩をコサジ半分振って全体を混ぜ合わせる。

 
 3) そのボールに酢を大さじ1入れて、塩の粒がなくなるまでよく混ぜる。

    全体に胡椒を振る。

 
 4) オリーブオイルを大さじ3、少しづつ加え、しっかり混ぜ合わせたら

    皿に並べた刺身の上に盛り付ける。

    最後にマヨネーズをアーティスティックに描いたら完成。


オリーブオイルは奮発するとそれだけ見返りもあります。

給料出たら生食用の高級品を買ってみてちょうだい。 



「呪いじゃ解けない好き嫌い。」

2007年03月13日 07時03分35秒 | 
ワンダのカフェオレはファイアのカフェオレよりも甘さに嫌味が無くて

美味しいね。

あ、院長です。

おはようございます。


院長は今でも好き嫌いが多少はありますが、子供の頃は

本当に野菜が嫌いで納豆が嫌いで魚が嫌いな子でした。

好きなものはハンバーグとスパゲッティーミートソース。


父親は「お前のように好き嫌いばかりしてると将来、必ず血ヘドを吐いて壮絶に死ぬ」


という呪いのような言葉をその幼な息子にしょっちゅうかけていました。


トマトもピーマンもナスも、ちっとも美味しくないし食べたくないのですが、

残すと激しく怒られるので、口いっぱいに頬張って「ファマー(ごちそうさま)」といって、

ゆっくりトイレに行き、頬張った野菜を全部吐き出すというバチあたりな子でした。


野菜を食べない事に関しては徹底して筋の通った子でしたね。


でも今ではそれらの野菜も納豆も魚も大好きで、院長にとってはゴチソウです。

院長の場合は一品一品をある日突然食べれるようになったんだよね。


強く覚えてるのが、とりわけ苦手だったナスの克服です。

院長は今から10年位前にバーミヤンでバイトをしてました。

寒い日のバイトで、ふと誰か他のバイトがハフハフいいながらマーボーナスを

食ってるのがやけに美味しそうに見えました。


試しにそのマーボーナスを食ってみると美味いのなんのって!

それ以来、ナスは美味いものなんだと感覚で理解したために他のナス料理も

食べれるようになりました。

天ぷらなんか最高だもんね。


だから思うのは、うちの親みたく呪いのような脅しをかけたって、

好き嫌いなんか決してなくならないってこと。

本当に美味しい料理を親が子供の前で「美味しい美味しい」って食べりゃいいんです。


その料理が本当に美味しいなら子供だって食べるに決まってます。


まぁ院長、子供いないしエラソーなことは言えないけど、

「子供の好き嫌いの多さは親の責任大!」だと思います。


好き嫌いをゼロにするのは難しいし、そんな必要も無いけど、

野菜のあれとこれとこれは好き!ってくらいにはなるはずです。

がんばれ、お母さん!!


そんなメモリアルな料理「麻婆茄子」を昨日はしました。

ナスは旬じゃないから小さいし高いけど、無性に食べたくなるのだから仕方ない。


               
                    (作り方)

 
 1)  ナス2本を乱切りにしておく。しょうが、ニンニクのミジン切りを小皿にわけておく。

    別の小皿に豆板醤、テンメンジャン、ラー油各オオサジ1をよく練り合わせておく。


 2)  中華鍋に揚げ油を入れて200℃に熱し、ナスを15秒揚げる。油をあけたら、その鍋で

    しょうが、ニンニク、豚ひき肉150gを脂がしみ出てくるまで炒め、混ぜておいた

    豆板醤と合わせる。


 3)  スープを1カップ、揚げたナスを加え、強火で煮込みながら醤油、砂糖、一味唐辛子

    日本酒を入れて味をみる。


4)   味が決まったらネギみじんをドバッといれ、トロミをつけたら完成!!


過去2回登場したレシピですが、多少の変更も必要ない完成されたレシピです。



「県民性と医療費。」

2007年03月12日 07時04分24秒 | ノンジャンル
昨日神保町まで行って聴いてきた講演会の中で

厚労省のエライ方の面白い話がありました。

その方は日本でかかった国民医療費の内訳や傾向を

徹底的に分析して医療費の適正化をすすめるという

大事なお仕事をされてる方です。


その際に各都道府県の医療費内訳をみると県民性や

土地文化が見えてくるのだそうです。


まず、とても医療費のかかるのが最近話題の生活習慣病、

とりわけ糖尿病なんかはとても大きなキーを握っている疾病です。

どういうわけか徳島県がこの糖尿病に関しては他県を全くよせつけないほどの

ブッチギリ独走状態なんだそうです。

強いて言えば香川がそれに迫るくらいです。


徳島や香川が他県と比べて糖尿病患者数においてそんなにも開きがあるのは

どういうことだろう?と誰もが思うはずです。


それこそが食文化、土地風土です。


徳島・香川にはほとんど田んぼが無く、昔っから米がとれません。

米はとれないけどキビはとれたので、それで砂糖を作り、ずっと昔から

幕府に砂糖を年貢として収めてきたという歴史があります。

今でも徳島の和三盆といえば日本で一番高級な砂糖です。


そんな歴史背景もあって徳島香川は砂糖にとっても縁があり、

砂糖が食文化に強力に食い込んでるため、この地方は食べるものが

なんでもかんでも甘いのだそうです。


それに加えて、米が取れない代わりにこの地方の人はとにかくうどんをよく食べます。

我々関東の人間が想像しづらいほどのうどんを彼らは食うようです。

徳島は「たらいうどん」というたっぷりのうどんをこれまた甘いたまり醤油で

食うのですから血糖値はガツーンと上がりますわな。


ただ、これは彼らの文化ですから、それを根本から健康志向の食文化に

変えていくのは難しいでしょう。


日本は細長い島ですが、和歌山から西に行くと醤油が甘くなるのだそうです。

ちょうど列島の半分ですね。

で、醤油が甘い地域が軒並み医療費が高いというデータがしっかり出ているのは

院長も興味深く聞いてしまいました。


こんなお話もしていました。


日本各地で国民を健康にしよう!という運動がここ25年くらい進められていますが

それなりに目標を達成した地域や、全然ダメだった地域での医療費を比較すると

とんでもないことに、施策が全然上手くいかなかった地域の医療費が安かったのだそうです。

国民を健康にして医療費を下げるのを目標にしてきた施策なのに、

この結果は大変ショッキングです。



長野なんかがその典型らしいですが、あそこはあの周辺地域の中ではとりわけ

しょっぱいものばかり好んで食べている地域です。

高血圧量産地域と言うことです。


だから不健康なんですが、その分、すぐ死ぬんです。


一番金のかからない死に方というのは、昨日まで元気だった人が

ポックリと逝くことです。

「ピンピンコロリで逝きましょう」なんてスローガンもあるくらいなので

そういった意味では長野はすごく医療費のかからない県なのです。

施策は失敗してるのに、結果、医療費の面では上手くいってるのが長野です。



こうやって、その土地の歴史や風土、食文化と県民性なんかの相関を

みていくのって院長、すごくおもしろいと思うのですが・・・伝わった?