「子どもの自殺防止策をめぐって(3)」と書いていますが、今日のところはイベントの告知だけになります。このテーマも続きを書くといっておきながら、このところ大阪維新の会の教育基本条例案の問題ばかり書いていました。ですから、「このテーマ、忘れているわけではないよ」という意味も込めて、イベントの告知をしておきます。
NPO法人ジェントルハートプロジェクト主催
第6回「親の知る権利を求めるシンポジウム」
今の日本では、学校関連の自死や事件事故に遭遇した家族にとって、事実を知るという事が非常に困難な状況にあります。この現状に対し、当法人は子どもたちを守るという視点から、事実の究明と検証が必要不可欠であると考えます。
今回のシンポジウムでは最近の事件で、新たに被害者となられた御遺族や存命被害者の方にお話を伺い、専門家の意見も交えながら、「親の知る権利」の確立に向けた議論を深めていきたいと考えています。
開催日: 2011年11月19日(土)
時 間: 午後 1:00~4:00 (12:30開場)
場 所: (財)人権教育啓発推進センター
〒105-0012 東京都港区芝大門2-10-12 KDX芝大門ビル4階
※入場無料 事前申込み不要 定員80名 (先着順)
ひとまず、ここまでの話はすでに確定しているので、告知しても大丈夫とこちらで判断しました。
それで、ここが重要。このシンポジウムでの「基調報告」、今年は私がやることになりました。
依頼の趣旨としては、私がこのところ全国学校事故・事件を語る会での活動など、学校事故・事件の被害者・遺族への支援の問題によくかかわっているので、その立場から事故・事件発生後の事実究明や被害者・遺族対応の在り方(=事後対応といいますが)について話してほしい、とのことでした。また、今年春先に京都精華大学紀要に書いた論文(下記のページで見ることができます)の内容についても、この基調報告で話すことになると思います。
http://www.kyoto-seika.ac.jp/event/kiyo/page/kiyo-38.html
この問題に関心のある方、お近くの方は、ぜひ、ご参加いただければと思います。どうぞよろしくお願いします。