大阪市長選・大阪府知事選のダブル選挙の投開票が、いよいよあすに迫っています。特定の候補への支持や投票などを呼びかけるといろいろと問題があるそうなので、そこに関連する話は、今日はあえて書かないようにします。
ですが、今年に入ってからの「君が代」条例問題、「教育基本条例」案の問題、そして今のダブル選挙や大阪都構想の提案など、一連の動きを見ていると、この選挙で誰が勝とうが負けようが、大阪府内も大阪市内も、今まで大阪の人々が地道に積み上げてきたさまざまなものが、もうすでにこの間の動きのなかで「ずたずた」になってしまっているのではないか。そんな気持ちになってしまいます。
とりわけ、この間の一連の動きのなかで、公立学校の教育や自治体行政、公務員や公立学校教職員に対する信頼感を損ねたり、不信感や憎悪などをたきつけ、増幅させてしまったこと。そのことによるマイナスは大きいのではないでしょうか。また、学校現場や自治体行政の現場で働く人々の気持ち、プライドを著しく傷つけてしまったこと。そのことのデメリットは、「改革」を訴えることのメリット以上に大きいのではないでしょうか。
だから私は、誰がこのたびの選挙で勝とうが負けようが、大阪にこういう一連の流れを作った人々のことを、決して忘れません。忘れないというよりも、子どもたちの大好きなアニメ・プリキュアシリーズではありませんが、「もう、絶対に許さない!」と言いたいくらいです。
今日のところはひとまず、ここまででとどめます。
なお、下記のブログもご参考までに、見ていただければ幸いです。