できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(3月10日)のプリキュアの話です。

2019-03-10 10:59:11 | プリキュア話

おはようございます。今日も日曜日ですので、いつもどおりプリキュアの話、書いておきます。

今日の見どころは3点になるでしょうか。

(1)もうすぐ「劇場版映画」公開なので

毎年恒例、春のプリキュアの劇場版映画の公開が、次の土曜日にせまってきました。なので、オープニング・エンディングが劇場版映画モードになっていましたね。たぶん映画公開の期間がおわるまで、このままでしょう。

(2)今回は「4人でチームになってたたかう」ということを意識させるストーリーになっている。また、その時々に遼太郎じいさんのことばが活きてくる。

今回の物語の軸は、「ララちゃん(=キュアミルキー)の宇宙船の修理が、なかなかうまくいかない」ということ。また、その宇宙船の修理やノットレイダーとの対決を含めて、これからは「4人でチームになってがんばろう」ということ。それを確認するかたちで物語がまとまってました。

まず、修理がうまくいかないララちゃんの気分転換にと思って、ひかるちゃん(=キュアスター)が、遼太郎じいさんのいる天文台にララちゃんを連れていきます。また、その天文台にはエレナちゃん(=キュアソレイユ)、まどかちゃん(=キュアセレーネ)もついていきました。

そこで、まずは遼太郎じいさんに天文台の中を案内してもらうことに。宇宙に関する本がたくさんある本棚とか、天体望遠鏡のある部屋とか・・・。案内してもらうなかで、遼太郎じいさんが最近、星空の輝きが鈍っているということをララちゃんに伝えます。

それを聴いたララちゃんは、星座のプリンセスの力を取り戻さないと星空の光が奪われるということを思い出します。一刻も早くロケットの修理をしなければ・・・と思うララちゃんに対して、ひかるちゃんは「今日くらいは息抜きしないと」と声をかけます。そこで意見が食い違って、ララちゃんは部屋を飛び出してしまうわけですが。

そこで、ララちゃんを遼太郎じいさんはプラネタリウムの部屋に連れ出します。遼太郎じいさんは「星座は人と人とのつながりのようなもの」「(君たちは)まだ出会ったばかり、どんな星座になるのかな」という話をララちゃんに聴かせます。

どうやら今年のプリキュアは、この天文台と遼太郎じいさんのことばが、何かと4人の関係を深めていく重要なきっかけになるようですね。ちなみに遼太郎じいさんは、ララちゃんを宇宙人とは思っていません。異国から来たので、日本語がまだうまくない女の子だ・・・と思っているようです。

(3)しばらくは「ペン」の争奪戦と「宇宙船の修理」で話を続けるのかと

さて、今回の放送分では、ノットレイダーは自称「天才科学者」のアイワーン(一つ目小僧みたいな姿)をプリキュア攻撃に向かわせます。そのアイワーンは黒いペンを持っていました。
この黒いペン(=ダークペン)は、星座のプリンセスの持っているペンを黒く染めて、人々のイマジネーションをぬりつぶし、モンスター(=ノットリガ-)に変えることができます。やっとここでモンスター登場ですね、今年のプリキュア。

その後、アイワーンは遼太郎じいさんにそのダークペンを使い、天文台の望遠鏡をモンスターにして、遼太郎じいさんをそのなかに閉じ込めます。アイワーンはこのモンスター・ノットリガ-を使って天文台をぶっ壊そうとするのですが・・・。当然、プリキュアたちは変身して、それを阻止しようとします。

ただ、最初はスター、ミルキー、ソレイユ、セレーネと、4人のプリキュアがひとりひとり、ノットリガ-に攻撃をしかけるのですが、バラバラに攻撃をするとかえってやられてしまいます。特にアイワーンからダークペンをとりかえそうとしたキュアミルキーが、ノットリガ-に逆に追いつめられてしまいます。

そんなキュアミルキーを、他の3人のプリキュアが「私たちが守る」と言って、かばおうとします。そこでキュアミルキーは3人に「力を貸してほしい」と声をかけます。ここで、遼太郎じいさんがプラネタリウムを見ながら言ったことが活きてくるわけですね。

そして、そのあとはセレーネ、ソレイユ、スターと順番にノットリガ-に攻撃をしかけてアイワーンに「すき」をつくり、ミルキーがダークペンをアイワーンの背後から奪い取ります。奪い取ってみると、それはなんと「しし座のプリンセス」のペン。キュアミルキーはそのペンを使って自分をパワーアップさせて、アイワーンたちを追い払います。ノットリガ-とアイワーンが居なくなれば、遼太郎じいさんはもとどおりになります。

そのあと、しし座のプリンセスのペンを使うと、フワの力が強くなり、スターパレスにしし座のプリンセスが戻ってきます。プリンセスは「仲間を助けあう想像力」が大事で、「4人の力で、残り10本のペンを集めてほしい」と、あらためてプリキュアに頼みます。

ラストの場面では、4人でいっしょに星空を見上げながら、ララちゃんが他の3人に「宇宙船の修理、手伝って」と伝えます。もちろん、3人は快諾するわけですが。

ちなみに次週の予告編を見る限り、プリキュアたちは宇宙船のAIと対話しながら修理をすすめるようです。でもきっと、AIだけではどうにもならない、やっぱり仲間の力が大事みたいな、そんな展開になるんでしょうね。

ということで、今回のプリキュアの話でした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする