できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

全国学校事故・事件を語る会大集会のご案内(2019年6月1~2日、神戸にて開催)

2019-05-11 21:10:36 | 私の「仲間」たちへ

また今年も、この集会の時期がやってきました。

広く参加を呼び掛けたいので、以下のとおり、案内文を貼りつけておきます。

今年は特に学校関係者、教育行政や教組の関係者、そして学校事故・事件にかかわる研究者・専門職のみなさんに、たくさん、参加していただきたいです。特に2日めのシンポジウムにはぜひとも来てほしいと思っています。でないと2日目のシンポジウムのテーマが浮いてしまいそうなので…。

ちなみに、今年もまた、私が2日間全体の「シメ」みたいな話をすることになっています。

そろそろ他の人に「シメ」みたいな話をしてもらって、新たな方向性を見出す時期にきているんじゃないかな…とも思ったりもするんですが。

でも、子ども本人及び被害者家族・遺族、学校や行政、研究者・専門職、そしてマスコミや政治家、文科省等々の動きを幅広く視野に入れながら(それこそ「来ていない層」も意識しつつ)、その場で出た話を整理し、なおかつとっさに「当面の活動の方向性はこれや!」なんて話ができる人が「次に」出てくるまで、私、この「シメ」の話をする役からは降りられないんだろうなぁ…。

ただ、ずっと引き受けている限り、「次」が育たない気もするし…。悩ましいところです。

とにかく、もっと研究者・専門職、学校や教育行政、教組の関係者、ここに出てきてください。よろしくお願いします。

○第95回「全国学校事故・事件を語る会」 大集会(17回目の大集会)のご案内

学校事故・事件の問題を改善するには、「事実解明」が最優先の課題であることを私たちは文科省等に訴え続けてきました。その結果、さまざまな事後対応の指針が作られ、事実解明のための調査委員会が設置されるようになりました。しかし、「事実が明らかになった後どう対応すべきか」については、十分な議論がなされていないため、事実解明の現場でさまざまな問題が生じています。

今回のシンポジウムでは、現状を踏まえ、事実が明らかになった後の望ましい対応を視野に入れたとき、学校事故・事件が発生した時の学校・教委・調査委員会の動きはどうあるべきかについて、みんなで考えていこうと思います。

つきましては、下記日程で、「全国学校事故・事件を語る会」第95回大集会を開催します。ご参加くださいますようお願いいたします。

日時:2019年6月1日(土)~ 2日(日)

会場:兵庫県立のじぎく会館(神戸市中央区山本通4丁目22-15 TEL 078-242-5355)

日程:

6月1日 交流会 13:30~17:00 、懇親会 18:00~
6月2日 シンポジウム 9:30~17:00『学校事故・事件の解決の方向とは?~学校(教員)との対話を求めて~』

費用等:交流会、シンポジウムへの参加:各500円、懇親会費:4500円

*1日だけの参加、交流会やシンポジウムのみの参加ももちろん可能です。

懇親会場:さかなや道場元町店(神戸市中央区元町通1-11-17 大本元町ビルB1F)℡ 078-327-5910

※今回より事務局では宿泊予約を行ないません。参加者各自で宿泊手配をお願いします。

<申し込みはこちらからお願いします>

https://katarukai.jimdo.com/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/


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子どもが笑う大阪を創り出す、いま、ここから

2019-05-11 20:10:02 | 国際・政治

子どもが笑う大阪を創り出す、いま、ここから

ツイッターでさっきいろいろつぶやいているうちに、こういうフレーズが思い浮かびました。

さて、連休明けのここへ来て、大阪の公明党や自民党が、下記の記事のとおり、次々に「大阪都構想」の住民投票実施に協力する方向で舵を切りかえるとのこと。

○自民府連が都構想住民投票への協力方針決定(共同通信配信、2019年5月11日)

https://this.kiji.is/499853333092598881?c=0

○公明、大阪都構想の住民投票容認へ ダブル選受け方針(ヤフーニュース(朝日新聞)配信、2019年5月11日)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190511-00000007-asahi-pol

正直なところ、これまでのいきさつ上、私としては「なにそれ? ここで腰砕けになってどうするの?」としか思えませんよ、この話。

ただ同時に、「味方になるかどうか、あてにならない人たちを動かそうと気をつかっているよりも、真剣にこのままじゃいけないと思う人たちとつながって、いっしょに動いている方が気が楽だ」とも思うので…。

なので、「ここから先は相手を見て、いっしょに動けそうだと思う人と動く」ということを軸に、大阪の子ども施策をめぐる諸問題、そして「都構想」問題について考えていくことにしようと思います。

そして、そういうことを考えて、今日感じたことをツイッターでつぶやいていると、「それをもっとわかりやすく端的にまとめることはできないか?」とおっしゃる方がいたので…。

とっさに思いついたのが、上記のとおり「子どもが笑う大阪を創り出す、いま、ここから」というフレーズでした。

あえて「いま、ここから」と入れたのは、プリキュアの映画の歌を思い出したこと(2015年の「都構想」住民投票のときにもくり返し、ツイッターなどで流しましたが)。それと、選挙のときだけではなくて、まさに「いま、ここから」ということ。つまり、日々の暮らしのなかで、子どもとかかわる現場で、あるいはそれ以外の場所で、「こんな大阪の政治風土を何か変えたい」と思って動き始めることが大事だなあって思うということ。この2点あってのことです。また、「創り出す」にしたのも、「いま、子どもが笑えるような状況にないとしたら、それを新たに創り出さなきゃいけないよね」という思いを込めてのことです。あと、以前「子どもが笑う大阪」を創るとか言って、かえって子どもを泣かすようなことをした大阪府知事がいましたよね? あの人に対する嫌味も込めているのですが。

ということで、これからくり返し、「子どもが笑う大阪を創り出す、いま、ここから」と言っていこうと思います。

※なお、今日のブログの記事に関連して、次の2つの過去のブログも参照してください。

○このチラシで提案された政策的諸課題がその後どうなるか、大阪市政・府政を要チェック(2019年4月14日)

https://blog.goo.ne.jp/seisyounenkaikan/e/a40605ab4a4d2322fe2a3d40a048414a

○大阪市の新市長の「子どもの虐待」対策について望むこと(2019年4月15日)

https://blog.goo.ne.jp/seisyounenkaikan/e/15b015cb3b43a3ead0da745f0858e3b0


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