できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

昨日(6月13日)のプリキュアの話です。

2021-06-14 19:44:11 | プリキュア話

昨日(6月13日)は日曜日。朝からプリキュアを見て、約1年ぶりくらいで、西宮市内で教育について考える市民学習会を午前中、鈴木大裕さんたちといっしょにしてきました。医者からこの1年間くらい、あまりにも心身の消耗度がひどいので「自分のためにも、人のためにも、できるだけ仕事をするな」と言われていたんですが…。こういう学習会の仕事を引き受けられるくらいにまで、ようやく回復してきた感じです。

ただ、午前中の学習会で疲れてしまって、プリキュアのブログを書くのをあとまわしにして、昼寝してました。今日も家のなかでの仕事におわれて、夜8時前までブログ書く時間がなかったし・・・。

ということで、昨日のプリキュアの話を、今日(6月14日)に書きますね。

さて、昨日のプリキュアは、人魚のローラがやっぱり人間になりたいという思いをどこかに抱いていた…というお話。正確にいうと、プリキュアたちの仲間になりたい、一緒にいたいという思いなのですが。

まず冒頭は、プリキュアたちのトロピカる部が登山をするシーンからはじまります。まなつ(キュアサマー)はこの山から見える景色を「ローラにも見せたかった」というのですが…。実はローラは自分からアクアポッドを抜け出し、川をさかのぼるかたちで山に来ていたのでした。でも、川から山登りをしているプリキュアたちを見て、ローラはなにか物足りそうな表情をしています。

一方、まなつたちは夏休みの部活をどうするか、相談を始めます。合宿がしたいというまなつの提案に他のプリキュアたちは驚くのですが、自分の出身の島で合宿をすれば、家に泊まることができるし、なによりもローラも泳げるとまなつは言うのです。そんな話を、ローラはアイスクリームを食べながら、ぼ~っと聴いています。まなつはローラを見て、「なんかトロピカってない」と思います。

そんなローラは、昼休みにひとりでどこかに行ってしまいます。まなつたちは「ローラが変。なんかひとり、ないしょで何か動いている」と探し始めます。するとみのり(キュアパパイア)が、図書室で「人魚姫」の本を読むローラを見付けます。前回、みのりとローラは入れ替わったばかりですよね。

そこでみのりはローラに、「やっぱり、人間になりたかったの?」と尋ねます。ローラは「この前入れ替わったとき、楽しかった。でも、ずっと人間のままでいたいわけでもない」と返答。そして「人魚姫」の話を読んで、ローラは魔女の力で美しい歌声が奪われた人魚のことを知ります。みのりは「なにかがんばれば、何か好きなことがなくなる。別のものをなくしてしまうかも」という話をローラにします。

そんなローラの様子を見て、みのりは「あとで話を聴いてあげたほうがいいかも」と、まなつとサンゴ(キュアコーラル)に伝えます。そこで、まなつの部屋でローラと話し合いがはじまります。ローラは「まなつはいつも楽しそう」「部活は私には関係ない。私は人魚の女王になることが目標」といいます。そんなローラを応援したいとまなつが言ったとき、まなつの母親が部屋に入ってきます。とっさにローラはまなつと街で知り合った、外国から来た女の子だと自己紹介します。

そんなとき、まなつはお母さんが足にペディキュアを塗っていることに気付きます。水族館の仕事でマニキュアは無理だから・・・というお母さんの話を聴いて、「ローラにマニキュアを塗ろう」とまなつは重い建ちます。そしてサンゴの母親が経営するコスメショップに行き、ローラの手にマニキュアを塗ります。トロピカる部の次の活動は、みんなで「ネイル」をすることになったようです。

さて、プリキュアたちの敵・あとまわしの魔女たちですが、プリキュアと人魚のローラが人びとのやる気パワーを集める作業をじゃましていることにいらだちを感じます。そこで、人魚のローラがもっているマーメイドアクアポッドを奪って、人びとのやる気パワーがもとにもどらないようにしようとたくらみます。

そこで、ゼンゼンヤラネーダとチョンギーレが出撃。街の人々を攻撃し始めます。プリキュアたちは変身してたたかいはじめますが・・・。ローラのアクアポッドそっくりのガラス瓶をいっぱい出してきて、どれがどれだか分からない状態をつくります。その上でチョンギーレがローラを捕まえ、あとまわしの魔女のところへ連れて行こうとします。

ただ、ローラはたくさんあるガラス瓶のなかから、妖精のくるるんの声をするアクアポッドを見つけ出します。また、そのアクアポッドをつかって、シャボンピクチャーを次々に出します。そうやって、プリキュアに自分の居場所を知らせようとします。

どうやっていなくなったローラを探せばいいのか…。いろいろ迷ったまなつたちは、水族館の館長に相談します。「海は陸よりも広い。深海にはまだまだ人間の知らない未知の世界がある」という館長の話を聴いて、まなつは「私たちは何もローラのことを知らなかった」ことに気付きます。

「ローラは人間になりたいのだろうか?」とまなつたちが考え始めたとき、シャボンピクチャーが浜辺に打ち上げられていることに気付きます。これはローラが送ったサインだと考えたプリキュアたちは、再度、変身。海のなかでも自分たちは息ができることに気付き、どんどんシャボンピクチャーをたどって深海に行きます。

他方、ローラはあとまわしの魔女たちにつかまります。「なぜ人間に味方をするのか? 人間にあこがれているのか? 私に力を貸せば、人間になりたいという願いをかなえる」と、あとまわしの魔女はローラにいうのですが・・・。

こんな感じで、いよいよ「ローラは人間になるのか、それとも・・・?」という、この間の物語の伏線がだんだんはっきりしてきましたね。ちなみに次週予告では「キュアラメール」というかたちで、いよいよローラがプリキュアになりそうな感じですが・・・。ということで、昨日のプリキュアの話、おわります。

 

 


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