できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(1月22日)のプリキュアの話です。

2023-01-22 20:19:39 | プリキュア話

今日は1月22日(日)。いよいよ今のシリーズのプリキュアも、あと2回でおわりです。次のプリキュア(2月スタートの予定)の告知もはじまりました。ということで、今日のプリキュアの話を書いておきます。

今回はいよいよ、プリキュアたちの敵・ゴーダッツ=フェンネル(料理の王国クッキングダムの親衛隊長)と、プリキュアたちの最終決戦。マリさんがフェンネルの動きを封じようとしているところに、先週、やっと立ち直ったキュアプレシャス(ゆいちゃん)が遅れて到着。「フェンネルを止める。何度失敗しても、守りたいものがある。みんなと自分を信じる」といって、キュアプレシャスは他のプリキュアと合流。すると、街中にも、プリキュアの前にも「ほかほかハート」が復活し、おにぎりがでてきます。そのおにぎりをプリキュアたちは食べて、レシピボンを取り戻そうとします。

ですが…。その「ほかほかハート」とおにぎりを、ミニスピリットルのロボットが再びつぶそうとします。すると、今度はおいしーなタウンから、巨大な招き猫がゴーダッツの前に現れます。どうやらこの招き猫が、「ほかほかハート」の蓄積装置だった様子。みんなの思いが重なり合ったときに、この蓄積装置が作動するようです。

一方、この巨大な招き猫と対決するために、ゴーダッツはスペシャルデリシャスストーンを出し、巨大化します。そのゴーダッツの動きを封じようと、マリさんは自分のデリシャスストーンを使いますが、通じません。それでも、プリキュアたちは「できることをする」といって、あきらめません。「まだわからぬのか」というゴーダッツの攻撃で、一度、プリキュアたちは倒されます。

「永遠に自分にはかなわない」というゴーダッツに対して、キュアプレシャスは「そんなことはさせない。心にある思いは誰にも奪えない」と反論。すると、レシピボンのなかに閉じ込められていたレシピッピたちが、そこから抜け出そうとし始めます。他のプリキュアたちも「絶対にどこかに道が開ける」「ごはんは笑顔」などと言います。すると、地球全体が光って、蓄積装置の真の力がめざめ、巨大招き猫が再び動きます。その巨大招き猫が、ゴーダッツに体当たりしたりします。

その頃、おいしーなタウンでは、小さな招き猫をミニスピリットルのロボットが退治しようとしはじめます。ただ、そのミニスピリットルのロボットを動かすリモコンが故障したようで、スピリットルが困っている様子。そこへなぜかナルシストルが現れ、リモコンを操作します。どうやら「ゴーダッツへの餞別」といって、ミニスピリットルを動けなくするようにリモコンに細工をしたようです。

また、傷ついて弱ったプリキュアたちの前に、ブラックペッパー(たくみくん)とシナモン(たくみくんの父=モンペイさん)が現れます。ふたりはプリキュアたちの手当をして、プリキュアたちのエナジーが戻り、デリシャスストーンもなおります。そして、世界各地にモンペイさんが配ってきた招き猫の力が、プリキュアのところに集まります。その力を借りて、プリキュアたちは再び変身します。

ゴーダッツは巨大招き猫を先に倒そうとしますが…。キュアプレシャスは、ゴーダッツに語りかけます。「ありがとう」という気持ちの広がりが招き猫を生んだこと。「ありがとう」の気持ちが、心のあつあつごはん。自分はひとりじゃない(他のプリキュアがいる)、ありがとう。自分を信じる、その勇気を(他のプリキュアたちが)くれる。そんな力が、自分たちにはある。たくさんの人々の思いをつなぐ…。誰にもそれは奪えない! これは私自身のことば! 師匠のジンジャーさんのことを大切に思うなら、ゴーダッツ=フェンネルもこの思いはきっと受け取れる。たとえもう会えなくなっても、思いは受け取れる(キュアプレシャス=ゆいちゃんが、おばあさんの思いをずっと受け取っているように)。

すると…。ゴーダッツは「なぜ(世界は)自分のものにならないのか?」と泣きはじめます。そんなゴーダッツの前に、急にナルシストルが現れます。どうやらキュアスパイシー(=ここねちゃん)の母の手当が終わった様子。そのナルシストルは、「自分が笑顔になれる未来を選ぶ」といって、「いまのゴーダッツに強いインパクトを与えれば、スペシャルデリシャスストーンは割れる。不完全だから」と、プリキュアたちに伝えます。

それを聴いた他のプリキュアたちは、キュアプレシャスにすべての力を集めます。キュアプレシャスはその力を受け取って、「おなかいっぱいパンチ!」をゴーダッツにぶつけます。そのあと、コメコメの力で4人のプリキュアの力を集めて、2つあるデリシャスストーンのうちの片方を壊します。

ということで、これで最終決戦はおわりですね。来週は最終決戦のあと、プリキュアたちのたたかいがおわった「お祝い」をする様子。また、ゴーダッツ=フェンネルのその後も予告編を見る限り、描かれるようですね。そして、先ほども書いたように、2月からはじまるプリキュア新シリーズの告知もはじまりました。次回放送分で、いまの「デリシャスパーティプリキュア」の話はおしまいです。

しかしまあ、今回もそうですが…。最終決戦の頃になると、かつて敵だった存在のなかから、プリキュアたちの手助けをする人がでてくる。今回もナルシストル、セクレトルがそうでした。また、プリキュアたちの敵だった存在も、根っからの悪人ではなく、なにか事情があって悪に手を染めたと考える。だから、プリキュアたちが手助けをして心を浄化すれば、悪事は収まる。そういうストーリーの展開や敵の人物像の設定になっていますね。ここが、プリキュアシリーズのいいところだなぁって思います。最終的にプリキュアたちは、敵とも「和解」するんですよね。

 


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