あっというまに時間が過ぎてしまいますねえ。今度は10月20日分のプリキュアの話です。実は10月27日、11月10日・17日・24日の分と、まだ動画で見ることができてません。ここまで急いで見て、ブログ書かないと…。
ということで、本題の10月20日分です。この日は、いろは(キュアフレンディ)の飼っている子犬のこむぎ(キュアワンダフル)が、前の飼い主に出会う話が軸です。
冒頭ですが、公園でいろはになでてもらって、こむぎが安心しているところから始まります。そんなふたりの姿を見て「マロンちゃん?」と声をかけるおばあさんが現れます。子犬の姿のこむぎを見て、「この子は2年前にいなくなった犬とそっくり」と。いろはは「前の家族?」と思うのですが…。そのおばあさんに話を聴くと、どうやらその人は、ペットの飼い主がお世話できなくなったときに、そのペットを預かる団体の人だとか。2年前、マロンがその団体の施設を逃げ出して、見つけることができなくなったと。いろははこむぎに「前の家族のこと、覚えている?」と聴くと、「覚えてないし、急に言われてもわからない」と返事をします。
ここでいろはは、出かける用意をして、こむぎを連れて前の家族に会いに行くことを決めます。その夜、お互いに「ずっといっしょ」と思いつつも、いろは・こむぎは不安な夜を過ごします。次の日、山奥の高齢者施設へでかけます。いろは・こむぎを心配して、他のプリキュアやさとるくんたちもついていきます。ユキ(キュアニャミー)はこむぎを見て「あなたらしくない。普段は迷惑な犬なのに。こむぎといろはは、誰よりも強い絆で結ばれている」と伝えます。
さて、高齢者施設に着きました。施設の広場に、栗原さんという車いすのおじいさんがいます。その栗原さんはいろはに「マロンがいなくなったと知って、胸が張り裂けそうだった」「私が施設に入ることになって飼えなくなった」と伝えます。そのあと栗原さんはこむぎを膝の上にのせて、「マロン、よしよし、いい子」となではじめます。こむぎは「この感じなんか知ってる。やさしくて、あたたかくて…。いろはがいちばんなのに、なんで?」と思います。
このあと、みんなで昼食。こむぎがもりもり食べている様子を見て、栗原さんは「昔はとても少食で、臆病だった」と。それを聞いたいろはは「いまは食いしん坊だし、ひとりでどこへでも出ていく」と返答します。栗原さんは「きっと君(=いろはのこと)がたくさん愛情を注いだ。大切に育ててくれてありがとう」とお礼を言います。
そのお礼を聴いたあと、いろはは大事なことを伝えたいと。「こむぎを保護したとき、前の家族が見つかったら返すと両親と約束した。でも毎日過ごして仲良くなって、大好きになった。今は離れたくない。ずっと、こむぎといたい…」と、いろはは栗原さんに伝えます。それを脇で聞いて、こむぎも泣きます。
そんなとき、ガオーの手下・トラメがイタチ科のオコジョのガオガオーンを連れて、プリキュアたちを攻撃し始めます。4人は変身してガオガオーンと対決します。ただガオガオーンは凶暴で、なかなか動きが止まりません。キュアフレンディのリボンバリアと、キュアワンダフルのプニプニバリアでも、なかなか動きが止まりません。でも、フレンディ=いろはと、ワンダフル=こむぎの「ずっといっしょにいたい」という気持ちは、いっしょにガオガオーンとたたかうなかで確認されます。そしてプリキュアたちはフレンドリータクトを使って、ニコアニマルのウサギを呼び出します。耳でガオガオーンの声を聴き、動きを探り、逆に取り囲みます。その上で、ニコの力でガオガオーンを浄化します。
ラストの場面ですが、こむぎは「おじいちゃんのこと。ちょっとだけ思い出した。いっぱいなでなでしてくれた。こむぎは、すごくワンダフルだった。おじいちゃんも、いろはも、みんなも大好き。みんなワンダフル!」といって、犬の姿に戻ります。その様子を見て、栗原さんは「さっきの(いろはちゃんの)お願いの返事だけど、これからも、こむぎをよろしく。2人は最高のワンダフルだから」と伝えます。このとき妖精の姿ではなく、人間の姿のニコが登場します。
これで10月20日分の話はおわりです。10月27日放送分の予告では、やはり時期的にハロウィーンの話になるようです。それと「黒いこむぎ」の姿が描かれました。これはいったい、なんでしょう…??