予約投稿を交えながらになりますが、ここ最近ブログに全く書けていなかったプリキュアの話を続けて投稿します。まずは8月25日放送分からです。
この日の放送分は、8月18日放送分の内容の続きです。8月18日分では、新たなプリキュアの敵・ガオーとその手下であるザクロやトラメが登場しました。そのガオーは、人間たちがほろぼしたオオカミの化身のようです。他方で、プリキュアたちが大事にしていたたまごから、ニコが新たに生まれました。このニコとガオー、プリキュアの関係も、8月25日分ではテーマになります。
さて、8月25日放送分。まずはニコがアニマルタウンにある鏡石を見て、「自分が置いたニコダイヤのかけらだ」という話をするところから、物語がスタートします。ニコの話では、動物と人が仲良く暮らせる願いのために、この鏡石を置いたのだとか。ただ、オオカミを絶滅させたのは人間で、ニコダイヤから生まれたのがプリキュアの力。そのプリキュアの力でオオカミの怒りを鎮められないなら、自分が直接オオカミと向き合うので、プリキュアの力を返してもらう。ニコはそのように語ります。
一方、ガオーは人間への復讐をプリキュアが邪魔していることに気付きます。たとえニコが小さくなったとしても油断ができない、まずはプリキュアをたおせと手下に指示をします。また、前回放送分でガオガオーンにされたサルたちは、アニマルタウンの街中で大暴れしています。トラメとザクロはプリキュアを倒すために、じゃんけんをしてどちらが街に行くかを決めます。そのじゃんけんにトラメが勝ったので、トラメが街を襲いに出かけます。
そんななか…。いろは(キュアフレンディ)の父母は動物病院で、街中で傷ついた動物たちの手当の用意を進めます。でもいろはは、元気がありません。他方でまゆ(キュアリリアン)は、あんなに落ち込んでいるいろはを見たのは初めてで、どうしよう…と家で悩みます。そんなまゆに、まゆの母がクッキーをもってきます。まゆの母曰く「不安になっているお客さんが、お店に来るかもしれない。そんなお客さんにクッキーを」と思った焼いたのだとか。そんな母を見て、まゆは「自分にもできることを」と考えます。そしてさとるくんは、ガオガオーンへの対抗策をさぐろうとします。「僕じゃ力になれないってこと? 大福、あきらめるなってこと??」と、さとるくんは飼っているうさぎの大福に話しかけます。
まあこのあたり、敵が今まで以上に強い力を持ち始めると、いったん、プリキュアたちが落ち込む。でもそこから再び力を取り戻していく。そんな毎年夏休み前後に描かれているパターンが、今年もでてきたかな、というところでしょうか。
一方「なにもできない。友達になれない…」と悩むいろはに、犬の姿のこむぎ(キュアワンダフル)は「散歩に行こう!」と声をかけ、ぎゅ~って抱きつきます。こむぎは「いろは、まゆ、ゆき、さとる、大福といっしょに、もっといろんな子たちと遊んで、もっとワンダフルに過ごしたい」と。いろはは「オオカミとも友達になりたい」と、こむぎに伝えます。こむぎはそれを聴いて「ガルガルだったニコガーデンの動物たちと、今は仲良し。世界中の動物と友達に、今はわおーんなオオカミとも友達になれたら、ワンダフル!」と話します。「ありがとう、こむぎ!」と、それを聞いたいろはは返事をします。そんなとき、さとるくんが「オオカミが街の中心にいる。ガオガオーンもそっちに」と伝えます。いろはは「さとるくん、ありがとう。いっぱい力もらってる。オオカミと話したいから行く!」と。そこにこむぎもついていきます。
まゆの家では、ネコの姿のゆき(キュアニャミー)が「私もああなっていたかも…」と、ガオガオーンのことを思い出して語りかけます。ゆきはまゆに向かって「あなたはこわがりだけど、助けたいと思っている」と言って、すり寄ります。「こわいのが消えていく。みんなでこうすれば…」と話すまゆに、ゆきは「プリキュアは私たちだけでない」と伝えます。
その後、街中でガオガオーンとオオカミに「集まれ」というトラメの前に、こむぎ・いろは・ゆき・まゆ、そしてメエメエとさとる、ニコが集まります。「今度は別々に動くのではなく、4人いっしょに動こう」というプリキュアたちは、すぐにみんな変身。でも、トラメとガオガオーン4体の攻撃を受けて、すぐにプリキュアたちは倒れます。「プリキュアたちには、ガオガオーンの怒りを受ける義務はない」というニコ。そんなニコの角が光ります。
でも、プリキュアたちはここでフレンドリータクトやタンバリンをたたいて、ニコガーデンのアニマルたちを呼び出します。そのニコアニマルたちの力を借りて、プリキュアたちは立ち直ろうとします。そんなプリキュアたちを見て、執事のメエメエは「今までガルガルにされたニコアニマルを助けたのはプリキュア。ニコさま、プリキュアたちを信じてください」と伝えます。
キュアフレンディはトラメとガオガオーンに対して、「あなたたちと話せるようになるまで、がんばる。知らなかったことを教えてほしい。友達になりたい。アニマルタウンの人々もがんばっている。私たちも方法を探したい」と話します。他のプリキュアたちも「いっしょのほうが楽しい。みんな仲良し、そうなれたらうれしい。それが私たちのワンダフル」と。その様子を見て、ニコの角がもう一度光ります。「すべての動物が笑顔に、ダイヤモンドリボンキャッスル」と言って、ニコから新たなアイテムが登場。プリキュアたちも新しいスタイル=ダイヤモンドリボンスタイルになります。そして「エターナルキズナシャワー」という4人+ニコの合体技がでて、ガオガオーンがすべてサルにもどります。こうやって、いったん強い敵に出会って落ち込んだプリキュアたちが、ニコの力で立ち直り、より強い技を得たわけですね。
ラストの場面ですが、キュアフレンディはトラメに「ガオーに会いたいと伝えて」と告げます。トラメはすぐに消えてしまいます。そのあと、サルたちをもとの場所にもどしたあと、プリキュアたちは「ニコさま、力を貸してくれてありがとう」と伝えます。ニコは「ワンダフルって、すてきなことば」と返事。一方「執事なのにダメ出しって、失格です」というメエメエに、「私にもダメなところあります。メエメエもがんばって」とニコは伝えます。そして、なぜか「ニコで~す。お世話になっていいかな?」と、ニコはいろはの家で、いろはの父母に頼みます。父母は「よろこんで~」と返答。「ニコガーデンはどうするの…」と執事のメエメエは心配します。
という具合で、あらためてニコの力を借りて、プリキュアたちが新たな敵・ガオーやトラメ・ザクロ、ガオガオーンに対抗することができるようになります。しばらくはトラメ・ザクロが手下としてプリキュアたちを攻撃、それをどうやってしのぐか…という展開になるのでしょう。ちなみに9月1日放送分は、予告編では、まゆが「キュアスタ(インスタグラムのようなもの)」を使って、ネコのゆきのかわいらしさをアピールするという物語ですね。