当寺の飼い猫ミミオくんが隣家の門柱の上に陣取っています。
一見狛犬のようにも見えますが、実は見張っているのです。
何を見張っているかというと、自分のテリトリーに侵入してくる他の猫たちです。
めっぽう喧嘩に弱く、すぐ逃げ帰ってくるくせに、やる気満々です。
このあたりは猫が多いので、それぞれのテリトリーが重複していて、争いになりやすいのです。
皆、飼い猫だったり、地域猫だったりして、食糧には不自由していないはずなので、仲良くすればいいのにと思うのですが、お互いに自分の陣地は譲れないようです。
まあ、猫が住みやすい街というのは人間にも優しい街ですから、それはいいことなのですが。
このあたりはお年寄りも多く、お年寄りが暮らしやすい街でもあります。
人にも、動物にも優しく、皆が住みやすい街、大事にしていきたいものです。
<一見狛犬風。ちょっとメタボで胸とおしりのお肉がはみ出しています。>
<右よーし>
<左よーし>
<遠くはどうかな?>
<ん、何か見えるぞ。>
<むむ、あそこに見えるのは宿敵か!>
そうです。目線の先にはいつもミミオがやられている猫の姿が・・・
ミミオくん、また、やられるからお家入った方がいいよ。