シンプルに低価格に

パソコン価格が、急激に下がってきました。
特にノートパソコンは、異常なほどの値下がりで、安いものは一台が
２５，０００円ほどになりました。ちょと前でしたら１０万円台～２０
万円台していたわけですから、その下がりようは、めちゃくちゃとしか
言いようがありません。これは日本で作られたものではなく、台湾で作
られたものですが、日本ノートパソコン市場の１／４を占めるようにな
ってきました。日本のメーカー品とどこが違うかというと、シンプルに
なったということです。インターネットとメールだけの機能しかなく、
表計算と文書作成の機能はついていません。でもインターネットとメー
ルだけの機能がついていれば、それで十分というお客さんが増えてきた
ということです。安いパソコンでも、表計算と文書作成が必要な人はダ
ウンロードをすればできるわけですから、今までの高額の日本製パソコ
ンは必要なくなったのかもしれません。
高品質、多機能だから１０万円も２０万円もしていましたが、これはメ
ーカーがお客を先回りをして作りあげたもので、実際は必要でない機能
がたくさん付きすぎていたように思います。大半の人は、最初からつい
ている機能の半分も使っていないと思うんですね。私も仕事柄必要に応
じて、ソフトを新たにインストールして使っています。
昨年秋頃から、１００年に一度といわれる大不況に突入して産業構造が
大きく変わってきています。高品質、多機能だから高価格という時代は
終わり、シンプルに低価格にの時代がきたのかもしれません。

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