おめでたい出来事

奥さん「いやそうではないんです。実は赤ちゃんが産まれたんです」
私「そうだったんですか、おめでとうございました」・・・。
隣地境界のことを説明して書類を渡すと、印鑑を付くために２階に上が
っていきました。その時ふと思い出しました。
昨年の秋、Ａさんご夫妻は当社が売り出している土地のことで来店され
ました。そして話の中で、お子さんはいらっしゃらないんですかと聞く
と、赤ちゃんが出来ないですと淋しそうにしたことを・・・。
それから何度かお会いして、土地を買う話がまとまりました。土地には
古家が付いていたのでそれを解体したりして、今年の２月の始めに引渡
しをしました。そのあと、ある住宅メーカーの家を建てました。
奥さんが、書類に印鑑を付いて２階から下りてきました。
私「そういえばさっき思い出したんですが、Ａさんには赤ちゃんが
　　なかなか出来なかったんですよね」
奥さん「そうなんですよ。でも土地を契約したときには赤ちゃんが
　　　お腹の中に入っていたんですよ」とうれしそうでした。
昔から家を建てたり、引っ越しをしたりして環境が変わると赤ちゃんが
出来やすいと言われてきました。Ａさんの場合は少し違いますが、土地
を買うという大きな人生の出来事のなかで、体調が変わって赤ちゃんが
出来たのかもしれません。考えてみたら、当社がおこなった土地の引渡
と同時に、赤ちゃんという名の幸せの橋渡しもしたのかもしれません。
めずらしい、おめでたい出来事だったのプログに書いてみました。

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