的を得ていないお客さん

昨日はお客さんが連続して次々と来店してきた。
最初は管理物件に入居しているお客さんが、退去して新しいアパート
に入りたいという。住み替えたいアパートが運良く当社の管理物件だ
ったので一安心して、入居者とお母さんを車に乗せて出発。
今住んでいるところは１Ｋシングルアパートだが、物が増えてきて手
狭になったので広いところがいい、駅近くて便利なのだが騒がしいの
で静かな環境がいい。
案内する物件が、広くて静かな環境だったので即申し込みとなった。
・
独身男性がふらっと来店してきた。
現在寮に入っているが、来年春ぐらいにアパートに入りたい。
来年春まで４～５ヶ月あるので、今探しても無駄になる。
しかしお客さんは、どんなアパートがいいのか教えてほしいという。
「場所はどこがいいですか」
「そうですね。下松市か周南市当たりがいいですね」
「間取りは何を希望しますか」
「１Ｋから２ＬＤＫぐらいがいいかな」
「家賃はいくらぐらいがいいですか」
「いくらの家賃にするかまだ考えていない」
・
的を得てないお客さんに、どの物件を進めていいのかわからずイラッ
ときた。お客さんがホームページから適当に指さしたので、その物件
を説明すると、じゃあー、見せてもらえないか。
「お宅のように的を得ていない状態で案内をしていたら、私の身体が
いくつあっても足りない。他の不動産屋さんにも行ったら。」
すると、お客さんは不機嫌そうに帰っていった。
ちょっと言い過ぎたかなと思ったが、ま、しょうがないか。



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