本日13時30分より水戸市総合教育研究所で開催されたこの講演会に出席した(無料)。
これら水戸藩の遺産を世界遺産にと、昨年9月に文化庁に提案した。そのための啓蒙活動の一環としての開催と思われる。
鈴木暎一常磐大教授(茨大名誉教授)による「水戸の学問的伝統と教育遺産」と題する講演は、今まで勉強してきた水戸藩の歴史の中での内容であるので、すんなりと理解した。たとえば、弘道館を参照。
日高健一郎筑波大教授は、「世界遺産を考える」と題し、世界遺産条約の成立のための歴史やその特性、成果と課題、今後の動きなど、豊富な資料を用いた講演で、ほとんど何も知らなかった世界遺産についての理解が深まった。