世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

発達障がいのある子どもを支援

2006年05月05日 | 教育
今日はこどもの日。柏餅、食べましたか?

画像は5月3日の東京新聞の記事です。世田谷区では、発達障がいのある子どもに対して、成長に応じたきめ細かい支援ができるよう、支援機関を設立します。

国が特別支援教育を打ち出したことを受け、自治体においても具体的な取り組みが期待されるところですが、この特別支援教育の対象である「LD(学習障害)」「ADHD(注意欠陥多動症)」「高機能自閉症」は、傍目にはわかりにくく、「親のしつけの問題」と誤解されることもあり、大変な思いをしている親御さんもたくさんいらっしゃいます。

私にも、自閉症の子を持つ親しい友人が複数いますが、彼女たちの苦労を見聞きするたびに頭の下がる思いがします。

この新たな組織の設立により、コーディネート組織が設置され、一人一人の支援について長期計画を立てて対応を図る、とされていますが、ぜひとも本人と親御さんの両方が助かったと実感できるような働きをしてもらいたい、と思います。


※子どもの日の今日、日本の15歳未満の子どもの数は、1747万人(25年連続で減少)、総人口の13.7%(32年連続低下で戦後最低を更新)。一方、65歳以上の高齢者の割合は20.4%。少子高齢化がまた進んだことがわかります。

“子どもを生み育てやすい環境づくり”は自治体の重要な仕事であり、私の政治テーマでもありますが、“(子どもを増やそう!という)少子化対策”は自治体ではなく国の仕事、だと考えます。

子どもを生みたいと思っている若い女性は結構たくさんいるのだけれど、国の少子化対策(政策)がマッチしていない。もっと女性たちの生の声を聴いて、政策に反映させないと。なんか国のやっていることは、中途半端なばらまき支援で、根本的な解決にはなっていないですよね。



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