最近よく見かけるこの花。
アバカンサスといいます。
ゆり科の多年草。
南アフリカ原産だそうで
別名アフリカンリリー
(和名は紫君子蘭)
アバカンサスは学名で
ギリシャ語の愛(アガペー)と花(アンソース)の合成語
愛の花、なんて可愛い名前ですが
暑さに強くて丈夫
植えっぱなしでも大丈夫。
夏に向かってびっくりするほど高く伸びて
これでもかと花を咲かせてくれますが
冬は全く面影もなく枯れて
一体ここに何が植えてあったのかしら?
と、思い出せないくらい。
枯れて縮み上がった葉はまるでわら玉のようです。
しかし土の下では球根がしっかりと越冬し
また翌年には見事な花をつけます。
愛は植えっぱなしじゃいかんと思うのですが
思い出せないくらい忘れてしまっても
時期が来れば復活するというなら
何やら古代ギリシャ人の考える『愛』って
どんなもんじゃったんじゃろう…
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