店の名前と電話番号の入った小さなマッチ箱。
喫茶店では常備品でした。
ラベルデザインも単純なものから、凝ったものまであって、コレクターもいたんじゃないでしょうか。
このマッチ、経費的にはかなりの出費だそうです。
が、サービスだけでなく広告宣伝もかねて、たいていの喫茶店ではレジにおいてありました。
喫茶といえば煙草が定番。
すてきな外観に惹かれてはいってみたら、煙草の煙でもうもう。慌てて退散した憶えもあります。
明快な線引きはなかったけれど、何となく愛煙家と、そうではない人の棲み分けはあったような気もします。
そもそも、喫茶店て秘密っぽくて、不良のたまり場だって、お父さんお母さんに言われてなかったっけ??
喫茶店が、カフェ、とか言われ始めて、ファッション誌に取り上げられはじめたあたりから、
すっかりメジャーになって、良くも悪くも変わっていきました。
そうそう、最近マッチの代わりに置いてあるのは『名刺』。
でも持続して持っている確率はマッチより短いね、きっと。かといってティッシュ…というのも、ねぇ。
memo:比較的保存状態がよかったので、ネームも当時のまま。懐かしいフォント。たしかナール?Cさんはフォント選びが上手かったです。当時フォントは体をあらわす、なんていってたようないわなかったような。(ちなみにCさんはナール、TさんはゴナU…)
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