横浜焼売(シウマイ)物語2025

ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛落語らぶ晴れ時々ランニング、更新随時

うふふふふ…ガラスボトル専用

2014-06-19 | 日常茶話
最近では、居酒屋さんでビールを頼む時くらいしか見当たらなくなってしまったビンボトル。
そう、栓抜きで開けるヤツね。

思えばペットボトルが発明される以前はガラスボトルがあたりまえ。
こどもの頃、父に晩酌のビールを運んで、その時に栓抜きを使わせてもらえるのがうれしかったりしました。

今でもガラスボトルは健在ですが、お店によってはすでにふたを開けてきてくれるから、
小さい人たちのなかには栓抜き知らない子もいるらしい昨今。

ボトル専用のレトロ自販機をみかけました。
こちらは元町バージョン。


ちょうど大学生くらいのカップルが買っていて、
男子がこの栓抜きを使って、女子のビンのふたを開けてあげてました。

うふふふふ。


で、こっちが下町ご近所バージョン。


栓抜きがいい味だしてます。

彼女に開けてあげるなら、レトロな方がいいかな?
うふふふふ。



イタリア山から

2014-06-17 | 横浜ラブ
明治時代のはじめにイタリア領事館があったので、イタリア山。

横浜にはアメリカ山、フランス山、といった国の名前で呼ばれる山(丘)が残っています。
開港当時,それぞれの国の陸軍が駐屯したり、公邸があったりした名残です。

イタリア山もそのひとつ。
とはいえ本格的に整備されたのは、平成年度に入ってからのこと。
昨日のブログのブラフ18番や、アニメの『コクリコ坂から』やコミックの『のだめカンタービレ』でモデルになった外交官の家が修復移築されるまでは、
よくある、こんもり草木の繁る丘に過ぎませんでした。

坂の途中の入り口。




横浜の町が眼下に。


この排水口が目印。

ふりかえるとブラフ18番


排水口の向こうには

シンメトリーのヨーロッパ式庭園が。
4つの植え込みがあって、中心から放射状にハート形の花壇です。








小さな庭園のそこここで、スケッチをする人,、ワンコの散歩の人、お弁当をひろげる人に出会いました。
それがとっても自然。
親戚のお家を訪ねるような気持になる公園です。

庭園脇のなだらかな坂の並木道。秋の紅葉の頃もきっと素敵!



















ブラフ18番館、小鳥の家

2014-06-16 | 横浜ラブ

JR京浜東北線の石川町駅の裏にこんもりとした丘があります。
ここがイタリア山。明治13(1880)年から6年間イタリア領事館が置かれたことから、そう呼ばれています。
ここに復元されたのが、ブラフ18番という大正末期に建てられた西洋館です。山手カトリック教会の司祭館として平成3(1991)年まで使用された後、横浜市が部材の寄付をうけ、このイタリア山に復元移築をして平成5(1993)年から公開されています。

屋根のテラコッタが緑に映えるかわいい西洋館です。


こんなかわいい窓なら,毎日小鳥が遊びにきそう!


6月のイベント最終日に訪れたら、ゲストルームにはかわいいティーパーティの食卓が出来上がっていました。
まもなく結婚式をむかえるレディを囲んで親しい友人たちが席をもうけたのかしら?


主賓はこちら。

ちょっと気取って、そして華やかに。






リビングルームには、付き添いのお母様たちのためのテーブル?



祝福と喜びをわかちあうあたたかな集まりです。


部屋の片隅にある、古風なアップライトピアノ

そしてここにも、小鳥!






























ジンジャー

2014-06-15 | 日常茶話
羊羹(洋館)も三日続けば飽きるなり~

てなわけで,今日は閑話休題。

ジンジャーですよ。

生姜が2袋80円だったので、4袋買って、
生姜のシロップを作ってみました。

<用意するもの>
生姜:300g
黒糖またはキビ砂糖、あるいは白砂糖:300g
*今回使ったのは黒糖です。

皮を良く洗い、黒ずんでいるところはこそげとります。
そして皮ごと千切りに。
ひたすら千切りにして、黒糖といっしょに鍋に。

*黒糖と生姜から水分が出るので、水は入れません。
でも、『アタシ焦がしそう!!』って思う人は、50mlほど水を加えてどうぞ。

中火で煮立ち始めたら、とろ火に。
鍋を焦げ付かせないように、時々鍋を揺すりながら20分~30分


好みでレモン果汁を加えて、ざるで漉します。


これがジンジャーシロップ。


火加減によりますが、最初の分量で約300~350mlできました。

このシロップを炭酸水(無糖)で4~5倍くらいに割ると、ジンジャーエール!!

残った生姜は捨てないで!!
これが佃煮に変身しますよ。

<用意するもの>
みりん:おおさじ4、醤油:おおさじ4~5、日本酒:120ml 

これを残った生姜に加えて、汁気が無くなるまでゆっくり炒りつけます。
仕上がりに白ごま(煎りでも可)を加えてできあがり。


これが意外にも美味しくて。お弁当に、おにぎりに大活躍。
そのまま食べてもOKです。
温かいご飯に乗せて、召し上がれ♪(玄米ご飯もおいしいよ)




バラの食卓

2014-06-14 | 横浜ラブ

こちらは,ベーリックホール
昭和5(1930)年に建てられ、イギリス人貿易商ベリック(ベーリック)の私邸でした。
現存する戦前の西洋館のうち、個人住宅としては最大規模なのだそうです。

玄関を入ってすぐ左にはダイニングルームがあります。


薔薇の食卓には誰が招かれたのでしょうね。








次に出番をまつ食後のお茶セット。(マイセンですわ、奥様)



バラは赤い。すみれは…(マザーグ-スより)

イギリス館に花が咲く。

2014-06-13 | 横浜ラブ
イギリス館は、1937(昭和12)年、イギリス総領事の公邸として横浜市中区山手の現在の位置に建設されました。


入り口にある銅板(上)にはイギリス総領事館と刻まれています。


当時のイギリス国王ジョージ6世時代の王冠を刻んだ銘版。
ジョージ6世は、現イギリス女王エリザベス2世のパパです。「英国王のスピーチ」のひと。と言えばわかりやすい。


これは、ポスト。イギリスの国花バラがここにも。


鉄筋コンクリート造りの2階建てのこの建物は、東アジアにある英国総領事公邸の中でも上位の建物だったそうです。
横浜市はこの土地と建物を1969(昭和44)年に取得。
館内はコンサートホールや会議場として市民に貸し出され、庭園も解放されて自由に見学ができます。


数あるバラの中に見つけたプリンセス・アイコ。
敬宮(としのみや) 愛子様の名前を冠したバラです。


ラベンダーがそこここに。ほんのり香ります。小さな森の中にいるようです。






奥に進むとがらりと雰囲気が変わりました。







噴水の周りは、赤い靴バスのロータリーとして利用されています。

かつては、馬車や,公用車が入ってきたのでしょうか。
開館が1937年という事は、この僅か2年後にヨーロッパで第二次世界大戦がはじまり、太平洋戦争に進み、イギリスと日本は敵同士になります。
つかの間の平和な時。同じように花は咲いていたのかしら?

大きなダリア!

花言葉は『優雅』『威厳』『感謝』そして『移り気』だそうです。


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6月7日(土)~15日(日)まで、山手にある西洋館7館が,花と素敵な食器でコーディネート。

JUNE 花と器のハーモニー 2014
というイベントを開催中。
期間中、無料で館内の展示をごらんになれます。その他,有料ワークショップもあり。






しあわせな子供部屋

2014-06-12 | 横浜ラブ

普段は主寝室だそうですが…






横浜山手の西洋館で花と器のハーモニー2014 というイベントを6月8日~15日まで開催しています。
全部で7つの西洋館が各館で趣向を凝らして、ディスプレーを展開中。
ここはそのひとつ、イギリス館のディスプレーです。





2階の一室を16歳の女の子の部屋というコンセプトでデコレーションしています。

窓にも

ドレッサーにも

ドロワーにも




そしてサンルームでは、素敵なおやつの時間






器は本物のマイセンですが、お菓子は、フェイク。食べられないそうです。
残念!!

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アメリカ山公園から

2014-06-10 | 横浜ラブ
元町から山手の外国人墓地に向かう坂の途中に、小さな公園があります。

この公園、実はみなとみらい線の駅の上に造成された立体公園なのです。
(写真奥が、みなとみらい線の駅舎に下りるエスカレーター棟、その奥にエレベーター棟あり)

アメリカ山公園と呼ばれています。

公園エントランスの門扉にバラ。

バラは横浜市の花です。
木戸にも、バラ。
なんだか、バーネットの秘密の花園を思い出します。

メアリーが見つけた花園の扉には、かつてこんな紋章がついていたかもしれません。


















技巧を凝らした名花をしつらえたというよりも、好きなお花を自由に楽しく植え込んだお庭の散歩道。
実はあの曲がり角の先に小さな洋館があって、
お花が好きな宣教師のご夫婦がテラスでお茶会の支度をしている…
そんな妄想がよぎります。



公園の由来を読めば、開港の慶応3年以来なにかとアメリカ合衆国に縁があったとのこと。

第二次世界大戦後昭和20(1945)年 は接収されて合衆国軍の宿舎が建ち、一般に立ち入ることはできませんでした。
だから地元では昔からいろんな意味でアメリカ山。
その後昭和40(1971)年に国に返還され、横浜市に戻ってきたのは平成16(2004)年。


あ、あそこにも咲いている。この花はなんだろう?ここにも!などととおしゃべりしながら、
ゆるゆる眺めて気ままに歩いていたら、いつの間にか公園をくるっと一周。
外から眺めるのではなく、中を歩きたくなるかわいい公園として、
今は地元にすっかりとけ込んでいます。
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そして、ちょっと珍しい史跡も。
元町貝塚。縄文時代の横浜を知る貴重な手がかりです。


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6月7日(土)~15日(日)まで、山手にある西洋館7館が,花と素敵な食器でコーディネートされます。

JUNE 花と器のハーモニー 2014
というイベントを開催中。
期間中、無料で館内の展示をごらんになれます。その他,有料ワークショップもあり。

チョッキン

2014-06-09 | 日常茶話
何のお店か、わかりやすいです。


元町、裏。山手の坂道のと中でみつけた理容店。


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6月7日(土)~15日(日)まで、山手にある西洋館7館が,花と素敵な食器でコーディネートされます。

JUNE 花と器のハーモニー 2014
というイベントを開催中。
期間中、無料で館内の展示をごらんになれます。その他,有料ワークショップもあり。




雲上人(うんじょうびと)に、なってきた。

2014-06-08 | 旅行、おでかけ
とある晴れた日に、私は雲の上の人になりました。

分速約580mで一気に地上350mへ。

てーーーっ!!?ことは、そこまで一分とかからないということではないですか!!?

地上が遙か下に見えますが、ガラスを信じてそこに立ってみました。


地上350m。快晴だとここからははるか横浜も見えるようです。

あいにく霞んでおりまして、何となくそっちかもしれない方向をとってみました。


さて、もう少しで地上450メートル地点ですと。ルンルン♪


到達。


というわけで、もうどこに行ったのかとっくにお分かりですね。
開業?2周年の東京スカイツリーに初めて登ってきたのでありました。



1年目に比べると来場者数は随分落ちついてきているよ、ときいていたのですがやっぱり人気のスポットです。
洋の東西を問わわず、観光客がわんさか。
エレベーターが全基がフル稼働。昇りに使うルートと下りに使うルートがちがうので一瞬、戸惑います。
が、観光客の動線はこれによってゆるやかな一方通行の螺旋コースになっているため、
混雑はしている割には、実にスムーズに移動できました。
迷いそうになると、痒い所に手が届く位置に案内スタッフが立っている、その配置にも感心。


そしてそして、もうひとつ。
東京スカイツリーは現在634m。

世界一の電波塔の地位にいますが、もしこれをしのぐ電波塔が世界のどこかに立てられた時は、どうなるのか!?
即!!!!
現在のツリーの先端にパーツをとりつけてさらに上に伸ばす事が可能な設計にしてある、のだそうです。

やはり、あなどれないぜ。
東京スカイツリー!!