@人は愛情に飢えるものなのか。愛情が無い生活にふと光が点すと迷いもなく飛び込んでしまう、そんなロマンス映画だ。家族を犠牲に自分本位の意思だけで行動したアンナは勇気があるが過激だ。現代社会は徐々に自分本位の社会になりつつあり、その事を世間では「我儘」としか捉えない。
『ときどき嫉妬をしない結婚生活なんてひどく味気ないわ。でも、嫉妬はステーキにかける塩のようなもの。ほんのちょっと必要なだけ』マリリン・モンロー
『アンナ・カレーニナ』
ロシア高官の妻アンナは一目惚れした男性に恋心を寄せ始める。その男性アレクセシイは妹と婚約した男爵だった。そして密かに会う約束、身も心も捧げ、遂にその子を産む。だがロシア高官の夫は異常なほど冷静でその過ちを許すことにする。が離婚はしないと主張する。二人は不貞の罪を負わされアレクセシイは破産、アンナは二度と結婚できない身に、子どもは孤児扱いとなる。その後アンナは周りからの目に、被害妄想に取り憑かれた様になり行き場所を失い自殺してしまう。
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