@ネット社会が招く言語世界。世界のWEBは基本的に「英語」が支流、そうなると今後は「英語」が世界の主流になることは間違いなく、日本語も国内だけ利用されるだけで、さらに未来の子孫は「日本語」を使っていない現象になるかも知れない。すでにこの書にある「無くなりそうな言語」はその現象を見出している。本書には50言語紹介されているがすでに日本の「アイヌ語」なども数十人しか利用していないというのが現状だという。
『なくなりそうな世界のことば』吉岡乾
世界で話されていることばは、およそ7000もある。しかしいま世界では、科学技術の発展とともに、数少ない人が限られた地域で用いている「小さな」ことばが次々に消えていってしまっている。本書は、世界の50の少数言語の中から、各言語の研究者たちが思い思いの視点で選んだ。
世界で話されていることばは、およそ7,000ほどもあります。
【収録言語を一部ご紹介】※( )内は使用地域
・イヨマンテ……アイヌ語(日本)
・オオル……アミ語(台湾)
・ルルン……アヤクチョ・ケチュア語(ペルー)
・オンデョカ……バスク語(スペイン、フランス)
・アマ・ア・アム・アマー……ボントック語(フィリピン)
・マラマラアク……ブルシャスキー語(パキスタン)
・セルゲ……ブリヤート語(ロシアほか)
・ボルトガイ……ダグール語(中国)
ー言語大国(利用者数)とは
中国語:9億人以上(世界1位)
英語:3億7千万人以上(世界2位)
日本語:1億以上 (世界9位)
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