私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

「赤い指」 東野圭吾

2011年01月16日 22時20分23秒 | 読書感想
一日、というか半日で、あっちゅう間に読んでしまいました。

滞ることなくスラスラ読ませる文章力のある作家です。

そして内容も面白いときてる。

こりゃ人気作家になるわけです。

倒叙ものということなんかもあって、「容疑者xの献身」となんとなく同じ雰囲気を感じました。

しかし「容疑者xの献身」の方が仕組まれているものがしっかりしていて、やはり一枚上手といった感じです。

ただ、「赤い指」でも爽快的な仕組みは隠されており、なおかつミステリとかとは違う枠組みでの感動もあります。

感動と言っても、別に泣いたわけでもないですが。

ただ、正月、実家に帰ってのお婆ちゃんのこともあり、私自身もう若いわけでもないこともあって、「介護問題?そんなの知らねえ」とも言ってられないかったり、そんな状況もあったのでしょう。

映画「ソーシャルネットワーク」

2011年01月16日 14時12分48秒 | Weblog
最近、気になってることがありました。

とある映画のCMです。

そこで流れている音楽です。

私の好きな歌にメロディーが似ている。

でもアレンジが大きく違っている。

ひょっとしてこれは・・・。

でも、映画のCMでは普通、主題歌の曲名までは明記されないものです。

ネットで調べないとな、と思いつつ忘れていたのですが、つい今しがた調べてみたら・・・。

やはり、レディオヘッドの「クリープ」でした。

合唱風にアレンジされたものを主題歌として起用しているみたいです。

いやあ、すばらしい。

日本映画の「告白」に「ラストフラワーズ」が使われた時もそうですが、変に日本でブームにならず、琴線に触れる人だけが彼らの音楽に酔い、着実にファンを増やしていってほしいと思います。

レディオヘッドはその音楽性に反して日本での評価があまりにも低すぎると感じているいちファンの感情です。