私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

「蒲生邸事件」 宮部みゆき

2011年01月19日 16時55分12秒 | 読書感想
平成を生きる主人公が二・二六事件の日へとタイムトラベルする物語。

主人公同様、この辺の時代に関して無知でしたが読めないこともありませんでした。

ミステリーを描いた小説ではなく歴史を新たな角度から描く小説といった感じですね。

当時の人々はこれから先の暗い日本の将来を知らずに生きていて、それを知った上でも臆せずに生きていこうと決意する人もいて・・・簡単にいえばそんな感じの内容です。