今日は2日リリースのフライング乗る日でありますが
先に書いた古川いおりさんの作品を購入しに行ったので、レンタル店に行ってなくて
新作レンタルは明日いくのかな
前は地元の駅前にあったんですが、今じゃ公共交通機関利用と徒歩のみ30分のとこにしかなくて
実日本不便を託っております
ってことっで、梅宮辰夫さんの追悼なのか、先月東映チャンネルでOAされていた
この作品を見ました。
このは時代は松竹、日活、東映ではそれぞれの会社カラーで歌謡曲映画を作ってて
東映さんではポロリの全くないものの、東映チャンネルでは深夜枠でしかOAだしえないような、エロさ寸前のウリだったし
日活はヤクザ映画を絡ませていたり、松竹は健全青春映画だったような
そんな東映さんには梅宮辰夫って言う逸材を得て夜の世界観で生き抜く男のみ姿を歌謡映画で描いていたような
そしてそう言う映画は松竹を除いては大抵がシスタームービー
って事で辰夫
兄いはシスタームービーのみ帝王だったんですね
ってまだまだお若い辰兄ぃ

森進一のヒット曲をモチーフに、よくまぁ大量生産していくだけの体力があった東映さん
なんとヒロインには野川由美子さん
その弟役に森進一さん、彼もお若い

姉を銀座のクラブに売りこむ流し役
実はこの後、。野川さん主演で日活歌謡局映画「夜の牝 花と蝶 」で再び野川さんと森さんとは、共演されてるんですね
銀座で売れっ子になった野川さん、客をのらりくらりと交わしつつ
嬢王にのし上がっていくヒロイン
辰兄いも惚れるほどの女ですが、媚は売っても体は売らないヒロイン
実は同棲し、援助しているインターンが夫としているためで
このヒモ的旦那にはこの人

なんと蜷川大先生
こんな映画に助演されていたんですね
こんな時代に奥さんに出会われたんですかねぇ
ちゃんとそれぞれの登場人物に見せ場を作ってて、シスタームービーながらプロット的には手は抜いてないのがすごいですねぇ
映画というか、搭乗人物に決して感情移入できるような作品ではないものの
映画としては平成あたりに作られるクソみたいな作品と一線を画しているのは
映画会社が映画を作ってて、スタッフキャスト似至るまで
みんな活動屋さんだったってことなんでしょうね
プロットに挟む歌謡曲でさえちゃんと歌詞まで計算して見てるこっちと作中人物の心をシッカリと捉えているんですね
こういったVHSにもDVDにもなってない作品を拾えるのは楽しいですね
1968年製作、日本映画、東映作品
小西通雄監督作品
出演:梅宮辰夫、野川由美子、小松方正、金子信雄、小山マリ、蜷川幸雄、森進一、白木マリ
