ピンク映画でその演技に裏打ちされた存在感を知ったAV女優川上奈々美が主演してる映画ということで見ました
というか購入しました、10年くらい前から音楽と映画を化学反応させようって始まった“MOOSIC LAB“の作品
川上さんが劇中ヘアヌードで出演されてるからでしょうか
今ではDVD遠購入するくらいしか行かない紀伊國屋フォレストでは、邦画エロチック作品の棚に置かれていましたが、ある意味一般映画って言ったほうが正しいような作品
ある意味映画愛に溢れた作品でして、過去の東西の作品に寄せた台詞がバンバン出てくる
したがって、今でこそ映画の主人公の仕事は映画から離れてリーマンしてるけど
学生映画を作ってそのまま映画に情熱を燃やしていた話でカメラ回していたんですかね
これは監督である下社敦郎氏の自分史でもあったような作品と言っていいんじゃないだろうか
こう言った“MOOSIC LAB“野企画がなかったら自分は、この映画の主人公の立夫のように生きていたかもしれないという作品
そういう意味ではまたた“MOOSIC LAB“の活動も自主映画作家への夢と希望になってるのはいいんだろうけども
なんか監督の自己投影でしかない作品を見せられて、なんの山場もない作品を見せられるほどの辛さはないと言っても過言ではない
こう言ったらいかんのだろうけどもやたら独りよがりの映画でしかなかった気がする
そしてこの男目線での過去を振り返る作風って
こんな話、昔の自分にもあったよなあと遠い目にさせてくれるところが映画のマジック
それにはやっぱりベッドシーン必須になって来るんですね
でも脱げる女優さんがほとんど今の日本にはいませんから川上奈々美さんを起用したんですね
演技はできるし、おっぱいはちっさいし、実にリアルな過去としてみてるこっちには青春が蘇って来て
惹句にあるように青春は性春であって、今では決して戻ってこない惜春であり
私みたいにおっさんになってしまうと寂春になってるんですよねぇ
そして主人公は結婚していて、今では妻も妊娠している
そして主人公は結婚していて、今では妻も妊娠している
この奥さんにはなんと階戸瑠李さんが演じられておられました
もう彼女の姿は見られないんですよね
川上奈々美の役には敢えてリアリティを持たせてないようですが、オープニングで喪服着ていたんで、私は旦那を無くしてふと昔を思い出してとして彼女を見ました。
いまおかしんじさんがカラオケで「ラブユー東京」歌ってましたねぇ
いまおかしんじさんがカラオケで「ラブユー東京」歌ってましたねぇ
確かにこの作品としては刺さるムード歌謡でした
どうにも中途半端だったのは、大阪弁での主人公のお姉ちゃん役の人
ユリだったようですが、このシーンいるんでしょうか
なんかエンドロールまでにあるのかと思ってましたが小ネタ挟んだけどスベったって感じだったけど
川上奈々美さんは御自身で、。“映画とAVを両立させられる女優がいてもいいんじゃないか”っていうようなことを何かで読んだ記憶があるんですが
今後のピンクとAVと一般映画(脱ぎなし)での活躍に期待したいですね
しかし
このオープニングの英字タイトルってなんなんだろう
切り口の違う記事はコチラ
2019年製作、日本映画、SALU-PARADISE/MOOSIC LAB作品
下社敦郎脚本・監督作品
出演:森岡龍、川上奈々美、吉岡睦雄、階戸瑠李、木村知貴、西山真来、睡蓮みどり、窪瀬環、辻凪子、秋田ようこ