私は漫画見ないし、べつにGLBTへの差別意識は持ってはいないんですが
Mという性別であるのし、性的な興奮はノーマルですから差別ないって言っても
レズとかは映画でも受け入れてしまうし、そう言った別性への好奇心からくるんだとは思いますが
個人的には何本かっても外国製の無修正のゲイ作品は見たことあるにはありますが
別性が興味持つんですかね
腐女子が興味持って今やブクロがBLの聖地になってるとか
ノーマルだかアブノーマルだからよくわかんないけど二次元だけでなく2.5
次元の舞台があれほど受けたりする現代ですからねぇ
そういう事で、なんと水田ゆき原作のweb BL 漫画を原作に、ピンク映画やエロチックOVでは数数の名作をものしてきた城定秀夫監督がBLの世界観に挑戦したって聞いていたし、それもR -18指定作品だって言うので
DVDリリースを期待していたら、いつも言ってるDVD屋さんでは取り扱いしてなくて
さらに通販しないっていうポリシーもあって密林から購入するわけもなく
個人的には負け惜しみで“BL作品なら見なくてもいいか”って思っていたら
なんと26日からセルリリースから2ヶ月遅れでGEOさんからレンタルリリースされていたので
“天は我を見捨てなかった”って早速セットに組れてきました
個人的にはオールイン作品を必ず見てるからよく知ってる男優さんである北代高士クンはお馴染みでしたが、お相手役の渡邊将クンは、お初になるのかな
詳しくは書きませんが、見終わってというか見てる途中から思ったのが
なんだ、これって渡邊将クンの役所を女優さんに変えたら、いつも城定監督がお得意にしている
男女の恋愛模様の映画だよなぁって・・・
前半は拉致してきた渡邊将クンを、北代高士が監禁して自分好みに性的に調教していく様を丁寧に描いていく訳で
これって城定監督のというか、エロチック作品では常套手段な訳で
それが男同士であるというだけですし
後半は調教されたことでBLに目覚めてそこから本当に愛が芽生えていくっていう作風自体もいつも見てる作品となんら変わりない
否変わってるのは男×女が、単に男×男になっただけでプロットに変化ないわけで
実に私にはとっつきやすい作品だったけど
ちょっと疑問に思ったのは後半は女子好みのBL作品ってこんなんだろうって思っていたんですが
前半部分での拉致・監禁・調教って言った過激シーンというかシチュエーションって女子に受け入れられるのか?
って思ったのんですが、っていうのも実に暗く汚ったねぇ場所で調教していくわけですからねぇ
もう少しなんだろう夢とか希望があるような綺麗で明るい作品だと思ってましたからねぇ
そこが原作者が過激って言われる所以なんですかね
前半の過激さから後半の愛に生きる二人への変化の中で死から生へ展開していく脚本展開はやっぱ城定節でしたねぇ
いやこう言った作品は男×女で見せて欲しかったなぁ
っていうかどこがR -18だったんだろうっても思いました
城定監督ですから見せていけない部分をボカシ入れずに見せない画角で撮影してるのにねぇ
まぁ男×男での腰接部分はしっかりと写しちゃってますから
そこいらかなぁ
2020年製作、日本映画、フューチャーコミックス作品
城定秀夫編集・脚本・監督作品、水田ゆき原作
出演:北代高士、渡邊将、長野こうへい、階戸瑠李
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