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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

BURN/バーン

2020-12-11 23:57:32 | 洋画未公開
私のレンタル基準は、ここでも再三言ってるようにジャケットレンタルですから
もうこのジャケ画だけでレンタルして来ました
普通の考えの人なら、これは完全に駄作に入る作品でしかないんでしょうけども
ジャケット前面に綺麗な方のお姉ちゃんは単なる客寄せパンダでしかなくて
後方に小さ目に控えてるあんま美人じゃないおばさんというか実はお姉さんが主役の映画
 
ここからもう映画のブラフが始まっていたんですかね
これはもうこのはジャケット遠作った配給会社の宣伝部にセンスの良さっていうか
こういうウリ方しないとだれも見ようって思ってるもらえないからとの判断ですかね
天邪鬼の私にはある意味楽しめる作品だった
っていうのはプロットが実は動いていくたびに展開が意外なというか予想外な方に流れていくということで、まるっきり先が読めなくて
安定調和でないシノップスに見てるこっちが翻弄されまくる
のに映画の舞台はどこにでもある田舎のコンビニ兼GSのある一夜で起こるワンシチュエーション作品
 
そんな深夜勤務についた店員はいけてる美人ギャル達店員と万年処女の冴えない主人公
いけてる姉ちゃんはこの万年処女のメリンダを小馬鹿にしてる
そこに拳銃だかえた強盗がはいって来て、レジの金では足りなくて禁固を開けさせようとするものの、いけてる姉ちゃんはマニュアル通りに金庫開けられナイト言うが
メリンダは開けられると言い、金庫から有金全部出してきて
強盗に“渡しみ連れてって”と頼むから
もう先が読めないわけでは
強盗はなんとか連れて行けない理由を蕩々と告げなくてはならんし
 
強盗の前に保安官がやって来たら来たで、メリンダは保安官にもパトカー乗せてとか言っていたり
この音完全に欲求不満だろうっていうのだけは読める
どの欲求不満が郷東によって狂気に変わっていく過程が面白く
ふとしたきっかけで強盗にコーヒーかけてそのはずみでいけてる姉ちゃんはあっさり死んじゃう
強盗を縛りつけ、火傷no痛みどめだと強精薬を強盗に飲ませて、勃起させて
逆れいぷしようとしたりするメリンダですがそれは果たせないまま
“初めてやってみたかってた“って言う台詞が痛ましいし
ある意味愛おしく感じてしまうから不思議ですよねぇ
 
最終的にこの始末が付かなくなったメリンダは店ごと焼こうとするわけで
これがタイトルに繋がっていたんですね
孤独で心を病んだメリンダの奇行とその結果起こる悲劇の数々遠見せる映画なんですが、なんだろうなメリンダに感情移入してる自分がいたんですね
 
2019年製作、アメリカ映画
マイク・ガン脚本・監督作品
出演:ティルダ・コブハム・ハーヴェイ、ジョシュ・ハッチャーソン、スキ・ウォーターハウス、ハリー・シャム・Jr、シャイロー・フェルナンデス
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ミッドサマー

2020-12-11 22:26:26 | 洋画
私個人的な問題でボカシがどうにも嫌いでして
映画の情報とかあまり入れないんですが、この作品に関してはクライマックスの部分でボカシが入れられてるって言うような情報が入っていて
それきりこの映画での情報を遮断して
DVDスルー(そうレンタルもセルも文字通りthroughして輸入版のみを探していたんですが・・・)してましたが
どうやらBlu-rayの国内版では170分のディレクターカット版と劇場公開版の両方がセットされてて
さらにノーモザイクだったようですね
ってつい昨日この作品のイタリア版を中古で見つけて1000円で購入してきたら
Blu-rayが長尺と劇場版さらに劇場版のDVD
まで梱包されていました
 
実にスウェーデンの景色が美しい作品でした、どこで撮影されたんですかね
そんな美しい風景と対比するかのようなグロ画像の素晴らしさ
これは自然美とグロ造形美殿融合でもあったような
両親といもうとを失って、精神的に不安定になった女子大生ダニーの、精神的な安定を恋人が計画して大学の友人たちとスウェーデンの90ねんに1度行われる祭りに参加するものの
その祭りを執り行っていたのは白い衣装に包まれたカルト集団だった
そんな中に異端として溶け込めずにいる彼らだったが祭に、有無言わさず巻き込まれていくことに・・・

90年に一度の祭り自体フィクションですね、年齢的に幼少期からティーンエイジが春、2、30代が夏、4〜50代が秋、それ以降が冬
っていうのは日本ニモ通用する考え方ですよね
大体あってるんですが、日本というか東洋思想では冬は輪廻転生の死の世界観っていうとこが違ってるだけ
だから”青春“って言葉がつねに使われてるし
この思想が青(春)赤(夏・・・朱夏)、白(秋・・・白秋)、黒(冬・・・玄冬)で青龍(東)、朱雀(南)、白虎(西)、玄武(北)という具合
西洋は冬は後期高齢者なのね
人間の思考回路って大体に通ってるなって、思いつつ見てましたが
 
いや、スウェーデンに行くまでも長いし
行ってからお話が動き出す老人が崖から身を投げるまでもこれまた長くて
もう少し尺を詰められるんじゃないのかな
今回は170分をさすがに見る気せずに劇場公開版を見ましたが
これだけでいいかなぁ
 
ダニー野彼氏は村の女の子と儀式だということでやってきたしまうんですが
これって周りでババァたちが全裸ではやしてる、母親が娘の手を握ってる
果てはババァが男の尻を押してのグラインドって
一体これでは萎える一方だろう
 
男っていうか、外来の血というか種の取得が終われば後は始末されてしまうだけ
この始末が素晴らしい
ホラー作品と言われる所以でしょう
そしていらんものは始末される、後腐れなく
それを目の当たりにして彼らに受け入れられたっていうことなのか
ダニーの泣き笑いの顔が印象的でしたねぇ
 
人間の異常性をカルト集団の洗脳という形で描いた作品だったんですかね
ホラーって言うならもっと視覚的に黒くてよかったんですが
人間自体の異常性がグロテスクだっていうことならではの映画ですか
正直、個人的には退屈でしかない作品でした。
 
2019年製作、アメリカ映画
アリ・アスター脚本・監督作品
出演:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィル・ポールター、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ウィルヘルム・ブロングレン、ジュリア・ラグナースソン、アーチー・マデクウェ、エローラ・トルキア、ビョルン・アンドレセン

コメント (2)
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