MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

人妻

2020-12-18 23:33:04 | ピンク映画
goo blog さんの規約に抵触し、やむおえず削除してしまった記事を、今回は規約に則った形で復活していく企画
今日の作品は前に書いた時の作品はBSだかCSの深夜枠でのR -15用にカットした63分の作品だったようですが
今回は先に見たミルキーピクチャーズの「団地妻 蜜のしたたり」と一緒に買ってきたものですので
 
前に書いた時にあげた
このようなジャケットではありませんでした。
 
さらにこの作品エクセスフィルムのロゴから始まりますので
ピンク映画劇場の番線埋め合わせする外注ピンク映画だったようで
その時のタイトルは「人妻セカンドバージン 私を襲って下さい」っていうものだったようで
城定監督が本を書き、演出もし、手慣れたデジタル機器での撮影だったようですね
ってことっでヴィスタサイズなんですね
 
七海ななさんの演技が素晴らしすぎる
今年再び城定×七海コンビの「花と沼」という作品がOPフェスで上映されてたようですね
スターボードのDVDリリースが先か、衛星放送が先か、今から楽しみにしてます
 
話がそれましたが

七海さん演じるヒロインが実にいい、
夫から見向きもされなくなった人妻の麻子。体面から離婚こそ考えないものの、夫は半ば公然と愛人を作り、麻子もそれに気付かないふりをするような状態だった。そんなある夜働いていた公務店主を刺した潤二が押し入ってくる
麻子は潤二を天井裏にかくまい、やがて麻子は自分の肉体で潤二を虜にし夫のいない日中、夫婦のように過ごすようになる
冷え切った結婚生活を送る人妻の鬱屈した性欲を見知らぬ男をかくまうことで自己解放を心理的性的に解放していく女の姿を描いた作品
 
したがってピンクですから麻子が垣間見るヤンキーでジャンキー同士のセックスとか、夫とW不倫のOLとのラブホセックスは明るく描かれるものの
日中だろうが、夜中だろうが潤二と麻子のセックスシーンは実に映像的に暗く描かれている
このコントラストが実にいいんだけど
普通にピンク映画を性のはけ口としてみにきてる観客には不満が残る
そうそんな不満が麻子の心理なんですよね
 
漢を引き止めるために殺人未遂の潤二を閉じ込めるために工場主の葬式があったと嘘をつくものの
潤二はただ傷害っていうことを知って麻子の元をさる決意をする
 
しかし、麻子には潤二に変わる男を手に入れていたのである
その時のラストカットが上にある七海ななさんの画像
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2013年製作、日本ピンク映画、レニー作品、エクセスフィルム配給
城定秀夫脚本・監督作品
出演:七海なな、仁科百華、さくら悠、辺見麻衣、吉岡睦雄、河野智典、中村英児、宮城翔悟、麻木貴仁、小塚太一
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マインドバトル

2020-12-18 19:35:39 | 洋画未公開
これは珍しいトリニダード・トバゴ製作の映画
多分初めて見るんじゃないかなぁトリニダード・トバゴ映画は
ジャケットレンタルですがこんなヒロインが拳銃の男に拉致されて
身代金を請求されるというお話
 
舞台はトリニダード・トバゴのカリブ海に浮かぶどこかの島
こんなお姉ちゃんを拉致してジャングルの中連れ回して何もしないなんて
こいつバッカじゃねーのって思ったら
映画の終わりの方でちゃんと犯してくれましたので
一応安心
ってもエロ具合がどうも中途半端以上に全くなってないのは仕方ないのかな
 
仕方ないっていうのも映画自体に言えることでして
なんと惹句にもあるように、どうやら実際に起きた事件を元にして作った作品ということで、先に書いたように姦られるっていうのは必然だったようですが
映画としてはジャングルの中で犯人と被害者との会話が主体の映画でして
これまた絵に書いたような貧困層に生まれ、犯罪で生きていくしか生きていけない男と
決して裕福ではないものの風通の中間層のお姉ちゃんとの今日まで生きてきた格差っていうのを浮き彫りにしたかったと思えるシノップスだったような作品
だから最初のうちは女に手出ししてなかったものの
ある格差差別の一言が姦られるきっかけになってしまったようですが
 
トリニダード・トバゴってベネズエラ近くの島でカリブの楽園と呼ばれる観光地でしょ
日本から遠く離れてるし国民性は全くわかんないからねぇ
ただ、警察は誘拐の身代金を出してくれるんですね、そこいらちょっと意外だったなぁ
そう、それで判るように誘拐されたのはごく普通の中間層の家庭だってことですよね
でも最下層に生きる者にとっては、金に困んないように見えてしまうようで・・・
 
ヒロインジョアナは大学生で相思相愛のカレシがいる。父親がガンに冒されてどうやら死にそうなというか、もう治らない状態で、毎日看病に明け暮れてる家族たち
そんなある日一日だけ気晴らしに友人たちとカレシで人里離れたビーチで過ごすことに・・・
日帰りのつもりが、カレシ入手いいよる女を見てビーチハウスに泊まることにしたジョアナ
彼らが楽しんでいると、そこに強盗犯が現れ、ジョアナは人質として一人ジャングルに連れ去られてしまう。
タンクトップのまんま連れされてしまうジョアナ
犯人との会話で誘拐犯の素性がだんだん明らかになっていっていく過程は興味深い
家庭環境や貧困のせいで犯罪者になったようですね
ねっから悪人ではなかったように描かれていますが・・・やっぱ悪い奴は結局悪い奴なんですよね
 
でさらわらたジョアナのはお父ちゃんはガンを患ってるのに娘を探し回るんですね
ここいら犯人との家庭環境の違いが浮き彫りにされていきます
ラストで犯人が迎える結末もなんかやるせなさを感じさせますが
映画としては山場みたいな何かが欲しかった
全く盛り上がらずに97分の尺が終わってしまうなんてねぇ
 
珍しいトリニダード・トバゴの映画が見られたってことと
ヒロインがちっぱいで美人さんだったんで最後まで落ちぅに見られたのかな
ってもともとオチのは全くない作品ではあるんですがね
 
2017年製作、トリニダード・トバゴ映画
ダリシャ・ジェイ・ベリスフォード監督作品
出演:リサベル・ヒルシュマン、カーク・バルツ、アーノルド・ゴインドハン、マイケル・デ・スーザ、レベッカ・エム・フォスター
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