以前、このブログで紹介したコストパフォーマンスに優れ、ミスシンクロの少ないラジオスレーブとして人気が高いRF-602とRF-601の違いを紹介する。
左の写真がRF-601で右の写真がRF-602だ。どちらも周波数(2.4GHz)は同じなので互換性がありチャンネル切り替えも可能だ。送信機の電池は、リチウムCR2で受信機側は単四電池2本で働いてくれる。
受信機の違いは、602にはホットシューがある。なのでカメラメーカーのストロボをダイレクトに付ける事ができので、その場合コード接続を必要としないが、大型ストロボと同調させるためには専用のコードが必要になる。
601の方は、大型ストロボ専用となっているので、ストロボのフォンジャックにそのまま差せるのでコードを必要としない分楽だが、コンパクトストロボには対応できないという欠点がある。
602側の送信機には、シンクロターミナルがある。通常は、カメラのホットシュー接続なのでコードは必要ないが、ニコンのSC-11を使えば他の中判カメラや大判カメラのシンクロターミナルを使ってストロボとシンクロする事ができるので、応用範囲は広い。
そして、RF-602の最大の売りは、別売りのLS-O2コードを受信機に取り付けカメラのリモートコントロール部に接続すればワイヤレスレリーズに早変わりさせる事ができるのだ。当然の事だが、この受信機とコードを使って複数台のカメラをシャッターコントロールする事が出来るのでとても便利だ。その際、シャッターボタンは、送信機の上にあるテストボタンがそれになる。
この使い物になるラジオスレーブは、ニコン用とキャノン用となっているが、違うのは送信機の接点部分の形状だけで基本的には同じと思ってよい。受信機側は、ニコンとキャノン兼用となっている。
他のホットシュー付きカメラで同調するかしないかは、テストしてないので何とも言えないが使える機種は多いと思う。その場合、ニコン用の方が応用範囲は広いようだ。
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