海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

ラジオスレーブRF-602とRF-601の違い

2010-12-06 | 使える中国製カメラ機材

以前、このブログで紹介したコストパフォーマンスに優れ、ミスシンクロの少ないラジオスレーブとして人気が高いRF-602とRF-601の違いを紹介する。

 

左の写真がRF-601で右の写真がRF-602だ。どちらも周波数(2.4GHz)は同じなので互換性がありチャンネル切り替えも可能だ。送信機の電池は、リチウムCR2で受信機側は単四電池2本で働いてくれる。

受信機の違いは、602にはホットシューがある。なのでカメラメーカーのストロボをダイレクトに付ける事ができので、その場合コード接続を必要としないが、大型ストロボと同調させるためには専用のコードが必要になる。

601の方は、大型ストロボ専用となっているので、ストロボのフォンジャックにそのまま差せるのでコードを必要としない分楽だが、コンパクトストロボには対応できないという欠点がある。

602側の送信機には、シンクロターミナルがある。通常は、カメラのホットシュー接続なのでコードは必要ないが、ニコンのSC-11を使えば他の中判カメラや大判カメラのシンクロターミナルを使ってストロボとシンクロする事ができるので、応用範囲は広い。

そして、RF-602の最大の売りは、別売りのLS-O2コードを受信機に取り付けカメラのリモートコントロール部に接続すればワイヤレスレリーズに早変わりさせる事ができるのだ。当然の事だが、この受信機とコードを使って複数台のカメラをシャッターコントロールする事が出来るのでとても便利だ。その際、シャッターボタンは、送信機の上にあるテストボタンがそれになる。

 

この使い物になるラジオスレーブは、ニコン用とキャノン用となっているが、違うのは送信機の接点部分の形状だけで基本的には同じと思ってよい。受信機側は、ニコンとキャノン兼用となっている。

他のホットシュー付きカメラで同調するかしないかは、テストしてないので何とも言えないが使える機種は多いと思う。その場合、ニコン用の方が応用範囲は広いようだ。

このラジオスレーブに興味のある方は、ヤフオクで「使い物になるラジオスレーブ」か「本当に使えるラジオスレーブ」と検索すれば出会える。

質問その他の問い合わせは、このブログの中のブックマークから私のHPに入り「コンタクト」からメールでどうぞ。

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色あせた事務所ビル

2010-12-06 | 写真日記
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一年半ほど前、事務所のビルが突然オレンジ色に塗り替えられた。この頃から万博に向けて、街中が突貫工事で外から見えるところをきれいにし始めたのだ。
小さな店舗も看板を架け替えられ看板だけがピカピカと光っていた。
今日、751の入っているビルをふと見上げると、何だかビルの彩度が落ちている事に気づく。
こちらの建材屋に行くと、ありとあらゆるペンキが売られているが、質の悪いペンキやホルムアルデヒドが入った危険な塗料も普通に売られている。
以前、知り合いの店が内装工事をやった後、その2階に住んでいた人達が次々と病院送りになった。また、外壁を全塗装した数日後、大雨で塗った塗料が全部流れ落ちてしまった事もあった。
広州でのアジア大会も終わり、大きな国際イベントはすべて終わった。万博期間中、露天が禁止になったりHマッサージは一掃され、一見優等生な街に変身したのだが、そろそろ元の上海に戻ろうとしている。
元の上海に戻るのは良いが、以前の物価に戻る訳ではない。上海は、少しずつ住みにくい街になろうとしている事は確かだ。
オートトプコール58mm f1.4
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