以前、禅修行に行った時の写真を、お茶と琴の先生に届けに行った。その日は、五時間通しで烏龍茶をいただきながらお茶の話を。そして、奥の部屋では私達の為に琴を。私も前世紀から中国茶を飲み続けているので、作法なども含めこの日の五時間は本当に勉強になった。
当日は、三種類の烏龍茶をのんだのだが、最後に飲んだのが超特級の鳳凰単叢。鳳凰単叢にも色々とあるのだが、超特級と書いたのは理由があり、お金を出せば買えるお茶ではなく、本当にお茶を理解している人にしか分けてもらえない特別なお茶なのだ。そのお茶の甘い香りと味は、これがお茶なのかと思うほど、今まで私が経験した事の無い別次元の烏龍茶だった。
写真は、木の皮で作られたオリジナルの茶筒に書道の先生が蓮の華の絵を描いてくれ、その中にはその日に飲んだお茶が入っていた。すらばしい(上海では素晴らしいをこう言う)プレゼントに感激。
このお茶、一人で飲むのはもったいないので、本当に中国茶がわかる人とのみ飲む予定。
Canon FD50mm f1.4