泊まった旅館から
今年の夏休みは数年ぶりに温泉を楽しむ為に、上海から佐賀空港を経由し嬉野温泉へ。空港から嬉野に行く最短コースは、佐賀空港から乗合タクシーを利用すると2000円で行けるのだが、あえて時間と金をかけて鉄道とバスで向かう。
噂では聞いていたのだが、やはり嬉野の観光客は中国人と韓国人だらけ。移動中同じバスで出会ったのは韓国人大学生の3人組で、聞くと韓国からLCCを使い一番近い外国の空港は佐賀空港だそうだ。彼らとは偶然同じ旅館だったのだが、その後彼らは久留米に向かうと言っていた。
旅館の窓から
泊まった旅館の温泉はとても良かったが、やはり食事のサービスがイマイチ。食事時間はこちらで指定できるのだが、指定された時間に行くとエアコンの風で刺身は乾きぎみ。どの料理も素材が新鮮でそこそこ旨いのだが、この日一番旨かったのは温泉豆腐かな。
いつもの旅なら素泊まりで、地元の小さな店で一杯やるのが自分流の旅なのだが、この街にはそんな店もなさそう。
翌日の朝、旅館からバスセンターまでの送迎を断り、嬉野の街を歩くと街に人影はない。もしかしたら、この温泉街は佐賀空港とLCCで成り立っているのかなぁ。
九州は温泉街が多いのだが、嬉野温泉の売りとは何かと問われると、一言で言えないのが残念。今後の少子高齢化人口減少を考えると厳しい気がする。
Canon FD50mm f1.8補正レンズ付き X-T1