ここは小南門から近い場所にある立派な造りの石庫門だが、すでに住人は退去していて解体を待つばかりの状態。門の上の方は植物が生え黒く変色しているので相当長い間手を入れた形跡がない状態。入口の上部にあるガラス状のの物は濃い黄色で細かい模様が入っているので、当時は相当凝った造りの石庫門だっただろう。文革時代に一部の石庫門は、門の上部にある装飾部分を削られたり壊された跡が残っている事が多いが、これも門の名前が彫刻された部分は削り取られていた。
再開発はある意味仕方がないが、立派な造りの門だけでも良いので修復して残して欲しいものだ。
★GFX50R+Pentax FA 77mm f1.8 このレンズは、GFXの44x33でケラレが発生しないレンズで一番気に入っているレンズ。