海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

久しぶりに日本の年末を

2023-12-25 | 写真日記

 

近所の川で

 

世間はクリスマスのようだね。私はクリスマスや西暦の暮れと正月を日本で迎えるのは、2015年が最後なので8年も前の事になる。この時は、春秋航空で上海から高松に降りて岡山へ向かい直島と今治と松山へ行き瀬戸内海を渡って尾道までの旅をしたが、すでに遠い記憶に。

私の顔の筋肉も元の状態に戻って来ていて、もうすでに人に会っても通常の私の顔にしか見えないほど回復。来年の1月3日は高校三年のクラス同窓会に参加する事になっているが、これに出席するのも何年ぶりか覚えてないほど記憶が飛んでいる。

2023年の日本は、ジャニーズから始まり日大や宝塚、会社ではビッグモーターやダイハツ、政治屋の世界では自民党の金の問題など、前世紀の膿が帯状疱疹状態。大きな組織の中にいると、上からの指示に従わなければならないので病む人も多いが、特に家庭持ちなんて簡単に転職する事も出来ず、ずるずると渦に飲み込まれる。同じ組織に長く在籍すると、同業他社も含め違う職種の人達や世界観の違う人達の世界を知る機会が減り人は麻痺する。そして、新しい事に対して面倒だなと思うようになった時は、もう時代に追随できない人になっていて、話をしても全く面白くない。

数日前に、マンション全体のネット改修工事が始まり技術者と営業担当者が来た。その担当者の説明が、あまりにも丁寧すぎて前置きが長くてアホかと思ったが、要点だけ拾って黙って聞いていた。これって、外国人が日本人との会話を嫌がる理由のひとつで、日本人は結論から話さないので、何を言いたいのか話の内容の予測がつかないのだ。それと、何で企業名に「さん」をつけるのか私には全くわからない。最近は企業名(固有名詞)に「様」をつけるバカな日本人も出て来たようだが、聞いていて哀れに思いながら笑ってしまう。そのうち、日本の政治屋もアメリカ様とか中国様と言うようになるのかもしれないね。

☆日本の良いところは沢山あるが、やめた方が良い慣習も沢山ある。2023年は、もう一度全ての事を見直しをするきっかけの年かもね。と言っても、日本は何事も変革に時間がかかる。そして、変わったとしても、その時には、さらに世界は時代は変わっているかもね。

 

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