海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

自宅のマンモス団地の中で

2022-03-16 | 写真日記

子供の頃に見た事がある人の頭のような植物

 

いつも白いトンネルを通って敷地の外へ

 

私が住んでいる今の上海のアパートは、123棟もあるマンモス団地。その中には、小さな公園もあり比較的緑が多い地域。美しい鳴き声の野鳥や野良猫や野生のリスも住んでいるので、時々目が合うとアイコンタクト。上海に来てからずっと上海の中心部に住んでいたが、2年前から少し郊外に移転した。最初は少し不便かなと思っていたが、上海の雑踏の中より随分と静かなのが良い。

住む場所が少し不便な場所の方が良い理由は、便利な場所に住むとつい身近な場所ですべてを済ませてしまう事になるので、移動の幅が狭くなり視野が狭くなる事だ。今の上海は公共交通機関が網の目のように整備されているのとシェアサイクルもあり、何処へ行くにも不自由さを感じない。

日曜日の午後に、花園飯店での勉強会が当日になって中止と連絡があった。まぁ、これは予想していたので問題ないが、私が関わっている4月8日の大きなイベントがどうなるのか心配だ。今の上海は、コロナの影響で人の集まりを控えろと通達が出ているので、外出する人が激減状態に。美術館や公園なども人が集まる場所は一部閉鎖している。そして、昨日深圳が都市封鎖になってしまった。蘇州と上海の間にある崑山市も都市封鎖したとの連絡が。このまま感染者が増えると、上海市もロックダウンになる可能性は相当高い。すでに、日本の成田からの中国系上海便は、上海浦東到着ではなく他都市への到着地に変更されると通達があった。おそらく、上海も国内感染者が増え隔離施設が飽和状態なのだと思う。今後これがどうなるのか、まったく予測がつかない。

今の上海は春の陽気で大気指数も安定していて穏やかな日が続いているが、ゼロコロナ政策が続く限り気が滅入る。私の友人数人も、2週間のとばっちり隔離中と連絡があり、その中の1人は上海から来たというだけで、北京で2週間隔離中。そして、海外ではウクライナが心配だが、それを思えばコロナなんて大した事はない。

☆GFX50SII+EF50mm f1.8


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