海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海美術館にあったアートなガラス窓

2012-02-23 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

何年前か忘れたが、上海美術館の最上階のレストラン入口(5階だったと思う)にすばらしいガラス作品が窓に埋め込まれていた。今の上海美術館は、今年の秋に移転するらしいので、もう一度撮影したくなって行ったらすでに無かった。

話は変わるが、本日も機材屋と新しい商品開発の打ち合わせをしたが、まったく話にならなかった。理由は、商品をコピーする事に頭を使ってきた人達がほとんどなので、新しく商品を開発するという頭の使い方が出来ないのだ。なので、何でその商品が必要なのか説明しても理解できないのだ。つまり写真機材は販売しているが、写真やカメラが好きな訳でもない人がほとんどなのだ。仮に少しカメラの知識があったとしても、前世紀までの知識しか無く、デジタルに対しての知識はほとんど無いと思ってよい。そのような人達が、これからは自分のブランドで勝負したいとよく言ってくるが、私に言われても土台無理な話。

今日はカメラと三脚を持ち込み動画まで撮って説明したが、カメラの水平が出ていなくて柱が傾いていて写っていても気にしない人達に話をしても無駄とわかり早々と店を出た。これらの人達に共通して言える事は、年齢が50歳を過ぎている事と商売さえ出来ていればそれで良いと思っている人達だ。こちらでビジネスも含め何か新しい事をやろうと思った時に組む相手は、30歳代で海外在住経験のある人と真似はしないという信念を持っている人に限る。最近私の頭に白髪が増えたのは私自身の年齢もあるが、話ができる人が極端に少ないのも理由かもしれない。

キャノンFD50mm f1.4

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1930年代の工場の窓枠

2012-02-22 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

本日、画像のみ。

キャノンFL58mm f1.2 

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上海電気事情 私のアパートの話

2012-02-21 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

以前の場所から、今のアパートに移動して約一年が経過した。古いアパートなので、住んでいるのは全部中国人。何処に住もうと問題は色々とあるが、細かい事を言ったら何処にも住めない。

私が、時々このブログを更新しないのには理由がある。それは、ネタが無い時もあるし、外で飲み酔っぱらって即寝てしまう時もあるし、ネットに接続出来ても画像をアップロード出来ない時もあるが、夜中に部屋のヒューズが飛ぶのも一つの理由だ(寒い冬のみ)。左から二番目が私の部屋のメーターで、その下にはブレーカーとヒューズボックスがあるのだが、このヒューズボックスの左側がクセものだ。

日本では、原発が停まっても、何とか停電までいってない。別に東電を擁護するつもりはまったくないが、これはすごい事だ。画像は、部屋の外にある配電盤。これが、とんでもなく旧式であり、室内のコンセントや電気機器はとてつもなく怖い。

この電気事情の話は本当に怖いので、おって詳しく書くつもり。

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GXR MOUNT A12で撮る 淮海路x瑞金路

2012-02-20 | リコーGR GXRで撮る上海

ここは、旧フランス租界のど真ん中。この交差点のビルから俯瞰して街を見ると、昔フランス租界だった事を納得させられる。このままカメラを上にパンすると老錦江飯店や花園飯店が画面に入ってくる。

 

 

 

午後12時頃の光だが、冬なので太陽が低く美しい。窓ガラスが埃で汚れていたので、画像がシャープではないが、その方が雰囲気がよい。私の最近のお気に入りカメラは、リコーGXR A12MOUNT+ノクトンクラシック40mm f1.4だ。A12MOUNTのセンサーは、APS-Cなので焦点距離は60mmとなり私にとっては理想的な画角だ。

一昨日で、上海婚礼機材ショーは終わった。カメラアクセサリー製造会社のボス数社と未来に向けて話をしたが、EUと米そして日本に対しても落ち込みがひどく、さらにイラン向けも厳しくなってきているので、ここ数年は耐える時期に突入したと言っていた。

 RICOH GXR A12MONUT Nokton Classic 40mm f1.4 SC 開放で撮影 

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日本沖縄蜜月婚紗 上海婚礼機材ショー

2012-02-18 | 写真日記

 

昨日の続き。日本の沖縄で二人だけの蜜月を撮影し写真集にしましょうという会社。ここもすごい人気で人が溢れかえっていた。上海に海はあるが、色が黄色で濁っている。なので、青い海を見たければ海南島まで行くしかない。そんな国柄なので、青い海には憧れがある中国人は多いし、アニメの「ONEPIECE」に人気があるのも理解できる。(以前居たウルムチの奥地出身の私の女性アシスタントもそうだった)

 

 

上の見本は、当然沖縄で撮影された写真だ。撮影費用は、エアチケットや宿泊費などすべて込みで2万元(約25万円) だが、考えようによっては安いのかも知れない。昨日も書きくどいようだが、これらの写真に写っているのはプロのモデルなのだと言う事を決して忘れてはいけない。上海の街角で結婚写真を撮影している新郎の中には、コバンザメのような頭の角刈り男がけっこう多いのだが、そんな男が撮影時にどんな動きをするのかと想像しつつ見てみたい。恐ろしく古い話だが、上の写真の男のポーズは、1960年代の漫画「おそ松くん」に、イヤミが登場する時のポーズに似ている。

 

相変わらずイベント会場内は捨てられたチラシが床に散らばり、ブース横のゴミ置き場は食い終わった弁当とチラシが溢れていている状態。こういう悪しき習慣は未だに治らない。中国人が日本に行って、街の中のゴミの無さやイベント終了後のゴミの無さに驚愕したという話をよく聞くが、よくわかる気がする。この国の人のゴミのポイ捨ては、中国の風物詩だと思うしかない。

 

 

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