海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

兎女郎 上海婚礼機材ショーで

2012-02-17 | 写真日記

 

「兎女郎」を直訳すると、バニーガールだ。女郎という言葉を見たり聞いたりしたのは何年ぶりなのか思い出せないくらい久しぶりに聞く単語だ。つまり、バニーガールの衣装で、あなただけの写真集を作りますという制作会社があった。このブースが結構満員で、すでに商談テーブルは満杯だった。

 

見本の写真がコレ。何だか半分笑えるが、見る分には楽しめる。しかし、これはモデルのネーチャンという事を忘れないでほしい。

 

 

商談テーブルには、若い二人連れが多く、皆真剣に話を聞いていた。この髪の短いニーチャンもその一人。

 

 

 

 

その隣のブースには、あの雑誌をパクった表紙があり、その他欧米のファッション雑誌名のロゴが並んでいた。つまり、ヘアメイクやスタイリストが関わり欧米のファッション雑誌風の個人写真集を作りましょうという事だ。ここも超満員だが、日本の雑誌の表紙は残念ながら無し。何度も言うようだが、これらの作例はモデルだとう言う事を忘れないでほしい。私には、絶対に出来ないしやりたくない撮影仕事だ。

 

 

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ジナー改造自作ピンホールカメラ

2012-02-16 | 使える中国製カメラ機材

 

2008年から2009年にかけて作ったジナー改造自作ピンホールカメラ。最近では、埃をかぶったままデスクの上に放置している。使いたいフィルムが輸入されなくなったので、今では作品も完全デジタルに移行した。

 

 

 

このカメラの本体はジナー4x5で、マガジンはハッセルブラットを使用し、その他のパーツは中国製を加工し造り上げた。ピンホールは、4種類選ぶ事ができる。ピューファインダーと実際のフォーカススクリーン上で(アキュートマットを使用)正確なフレームを見る事が出来るようにしたのと、アオリも可能な万能ピンホールカメラに仕上げた。以前から使っていた機材を流用したので、4万円くらいの出費で完成したのだが、ほとんど総金属製なのでちょっと重いのが難点。このカメラで、当然4x5も撮る事が出来るが、焦点距離の問題もあり4x5専用機も制作したが、あまりにもワイド過ぎてあまり出番は無かった。ピンホールとジナーの間のもっこりは、凹ボードを逆利用。

 

このような無骨なカメラを最近見なくなったのも一つの理由なのだが、最近の曲線だけで出来ているカメラに嫌気がさしているので、以外と新鮮でかっこいい。

 

 

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上海万博会場その後

2012-02-14 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

3ヶ月ぶりに上海万博会場の跡地に行って見た。目的は、撮り残した依頼仕事のロケハンがメインだ。3ヶ月前より幾分更地も増えたが、相変わらず荒涼としている。出会うのは工事関係者と公安の車とガードマンのみ。約2年前、この会場では人が溢れ暑さで皆顔が歪んでいた記憶しか残っていない。

 

どこのパビリオンだったか、すでに忘れてしまったが、今では朽ち果て解体を待っている状態だ。あの万博は、すでに遠い記憶だ。

キャノンFD50mm f1.4

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半島1919で打ち合わせ

2012-02-10 | リコーGR GXRで撮る上海

 

昨日、「半島1919」で日本人と打ち合わせをし中国人作家2人と会う。新華路から車で高速道路を北上し約45分かかった。ここは、一度ロケで使用したので2度目だが、やはり遠い。平日と寒さも重なり工事関係者以外とはすれ違わなかった。

本日もリコーGXR A12MOUNTとノクトンクラシック40mm f1.4SCの組み合わせだが、とても使いやすく私好みの描写だ。最近は古いレンズも含め開放付近で使う事がほとんどなので、ピント合わせをシビアにしないと使えない画像が出来てしまう。

RICOH GXR A12MONUT Nokton Classic 40mm f1.4 SC 開放で撮影

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GXR MOUNT A12で撮る夜上海 

2012-02-09 | リコーGR GXRで撮る上海

2月5日に上海に戻ったのだが、上海も異常に寒いので深夜の街は人の気配なし。不良品の返品でカメラの代理店に行くと、ここも客はほとんど居ない状態で、周りの店はまだ店を開けてない店舗もある。都市部では、ほとんどの人がデジタルカメラを持っているのと、景気が悪いのが重なり買い替え客も激減している。客が動いている店は、自分でオリジナル商品を開発し他国でも販売している店やネット販売でなんとか維持している店のみだ。

今、今後を見据えた使い物になるストロボとその周辺機器の提案をしているのだが、撮影現場を知らない製造会社が多いので説得するのに大変だ。しかし、何年も同じ事を言い続けてきた効果が最近出始めた。それは、このままコピー商品を作り続けても意味が無い事が製造会社にも最近わかってきた事と、EUへの輸出が激減した事で焦っているようだ。意見を聞いてくれる協力会社が1社増え5社となったので、これは個人的にチャンス。今年は攻め時期に入ったと確信。

リコーGXR A12MONUT Nokton Classic 40mm f1.4 SC

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