柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

子供は親を選んで生まれてくる 5

2008年08月11日 | 不思議
赤ちゃんがお腹の中の記憶を持って生まれてくる。
子供から、それを聞き出していったら、とてつもない世界が見えてきた。
信じられない夢物語・・・と片付けるには惜しい気がします。
そこには、人間としての基本があるような気がします。
私の言葉では伝わらないかもしれません。

ですから、今日は池川先生が本の中でまとめたポイントを紹介します。

*お腹の赤ちゃんは生まれた時の記憶がある。
*お腹の赤ちゃんは外の様子もわかっているようだ。
*お腹の赤ちゃんに話しかける事は絆を深めるのにとても大切。

*生まれたすぐ後に、抱っこ(カンガルーケア)すると母子の関係が安定する。
*お腹に赤ちゃんがいるころからコミュニケーションをとるようにすると、生まれ
 た後のコミュニケーションが楽になる。
*2、3歳の子供にはお腹の赤ちゃんとコミュニケーションできる子供がいる。
*お腹に宿る前の記憶を持つ子もいる。
*赤ちゃんはお母さんとお父さんを選んで生まれてくる。

*お腹の赤ちゃんには、お母さんの気持ちがそのまま影響する。お父さんを含め周
 りの人がお母さんを心地よく過ごせるようにしてあげる事は大切。
*上の子がいる場合には、その子と一緒にお腹の赤ちゃんに声をかけるとよい。
*お腹の子にとって何がいいのか迷った時には、その子のメッセージを聞いてみる
 とよい。

*赤ちゃんの能力は私達が考えているよりはるかに高い。
*お産は人生の縮図。陣痛の苦しみの間に快感を感じられる時もある。
*呼吸法も生むスタイルも自由なほうがいい。
*お産の時、お父さんはその場にいるだけでいい。
*赤ちゃんが生まれる自然の力に任せるとお産は楽になる。

*子育てはあかちゃんの数だけ方法もある。絆を深めるのが先ず大事。
*生まれたら出来るだけ早く抱っこしてあげる。赤ちゃんが怖がるので出来るだけ
 マスクはしない。
*赤ちゃんの絆を深める方法として、ベビーマッサージやボードトレーニングは役
 立つ。
*帝王切開で生まれた赤ちゃんのほうが、お母さんとの絆が強いという結果が出た
 ように、絆はどんな出産でも深められる。
*お腹の記憶を語るのは、赤ちゃんがお母さんに何か気付いて欲しいから。
*赤ちゃんは無条件でお母さんやお父さんを愛している。

*教育とは30歳までに生活力と自活力を身につけ、楽しく暮らせるように育てる
 こと。
*「抱っこ」をたくさんしてあげるなど、小さい頃に愛情を注ぐことが自立を促す
*泣きたい時には思い切り泣かせるなど、感情を表に出させることが大切。
*反抗期が来たら育児は大成功。その後の価値観を決め付けるしつけはお父さんの
 大事な仕事。
*子供は親の鏡。親自身が悪い所を断ち切る勇気が必要。

*お産スタイルは時代と共に変化している。その本質を見誤らないように。
*赤ちゃんはお母さん、お父さんを成長させる為に生まれてきている。
*障害を持って生まれた赤ちゃんも、死産してしまった赤ちゃんも大きなメッセー
 ジを運んできているのではないか?
*生まれ変わりという考えを受け入れると、出産に関わる多くのことに合点がい
 く。
*お産も医療も化学薬品など人工的な力になるべく頼らないようにするのが大切。
*生まれ方はその子の性格に大きな影響をあたえるようだ与えるようだ。


上記のポイントは
「おなかの中から始める子育て」(胎内記憶からわかるこれだけのこと)
  サンマーク出版¥1200
という本に書かれています。
読むと、赤ちゃんにしてあげたいことが一杯書いてあります。
おばあちゃんが読むのもいいんじゃないですか。

池川先生の本を読むと、子育てをしていた時に読みたかった・・・と痛感します。
でも、今この本にめぐり合えたのは幸せなことです。
これから赤ちゃんを産む世代には教えてあげられるはずですから。

偽りだらけの世の中。
いじめがはびこる世の中。
お金と物質だけに価値がある世の中。
自分だけが良ければよい世の中。

「これが世の中さ!」何てしたり顔したくないですね。
赤ちゃんが教えてくれたこと、って今の時代には大事なことですよ。
きっと。