柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

風呂屋の2階で、落語聴く

2008年08月28日 | 私の半径100メートル

地域の有志で作る落語会に入っています。
落語を語るのではなく
落語を地域で楽しんでもらおう・・・という会です。

何でも、やっているでしょう、私。

今日は暑気払いを兼ね、若い芸人さんを呼んで一席ききながら
の食事会でした。

春風亭笑松さん
落語を始めて7年目、二つ目の落語家さんです。

ふくよかで、坊主頭。
「商売柄、バリっと着物で決めて歩くんですが
 お坊さんに間違えられ
 下を向いて歩いてると、背中をポンとたたかれ
 明日は頑張れよ!って、相撲取りに間違えられるんです」

演目は
「たがや」という落語でした。
 花火の夜に見物人でごった返した橋の上
 たるを作るときに周りに巻く竹を“たが”というんですが
 その職人が道具箱を担いで向こうから橋を渡ってくる
 こちらからは馬に乗った侍が、お供をつけて端を渡っていく。
 人を掻き分けて進む両者がぶつかって
 職人は道具箱を足元に落としてしまう。
 すると、道具箱に丸めて入っていた“たが”が落ち
 竹でできた“たが”は反動で伸びてお侍の笠に当たり
 笠が壊れてしまう。
 さあ、大変!
というような、お話しでした。

なかなかの語り口に、あっという間の30分でした。
年に数回落語会を開催しますが
いつもは、地域の方がお客様で
会員は支度や整備につくので、ゆっくり落語を
楽しむ事は出来ません。

今回は、風呂やの2階にある座敷を借りて
お弁当をとって
のんびりと、楽しみました。

笑松さんも、高座が終われば
皆と一緒に食事の輪に入り、大いに飲んで食べて盛り上がります。

最後に皆に進められ
一風呂浴びて、帰られました。


笑う角には、福来る・・・ですよ。