柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

学びたい葬儀社が増えてます

2010年08月06日 | 葬儀の世界
7月にフューネラルビジネスフェアで講演をしましたが
その影響が出始めています。

演題は「変わりゆく消費者意識に応える・信頼される葬祭スタッフ育成のポイント」で
196名の受講者がありました。

講演内容は
Ⅰ.この1年、消費者セミナー・葬儀社勉強会から見えたこと
Ⅱ.これからの葬祭サービスの可能性と求められる能力
Ⅲ.スタッフ意識の高め方、お客様目線の持たせ方
Ⅳ.今、葬儀社担当者に求められるのは、やはり「相談スキル」
でした。

近年、消費者の葬儀意識は大きく様変わりしましたが、簡素化ばかりが特出し
死と遺族のかかわりが見落とされています。
本来、そこを葬儀社が働きかけをしなくてはいけないのですが、消費者意識に追いつけない現状があります。

今後の葬儀社が目指すべき物は、葬儀のハード面でも形でもなく多方面におけるケアになってきます。それは生前準備のケア、遺体のケア、遺族のグリーフケア、葬式を行う事のケア、葬式に集まる人のケア、葬儀後の事務処理のケア、喪のケアなどです。

それを担う葬儀スタッフは、従来の葬儀ができるだけでなく、何を消費者に与えられるかが
問題になってきます。

消費者が葬儀知識を得ようとしている現況では事前相談の充実が重要になります。
そこで消費者目線に対応できれば、その後に続く葬儀にも同じ目線の応えることができます
今は事前相談が主流ですが、今後は家族形態を考慮しても生前契約が必須になるでしょう。

という講演でした。

その後、葬儀勉強会への問い合わせと、生前契約への問い合わせが多くなりました。

社員にその趣旨を伝えたいという葬儀社もあります。

葬儀社が一度覚えたらそれで良い、と考えていた仕事が変わってきていることに
ようやく気がつき始めています。

私がコンサルタントになった時
葬儀社はいくら言っても変わらない、と嘆く先人達がいました。

時間はかかりましたが、葬儀社の中にも変わりたいと考えてくれる
有望な人々が増えてきています。

割合から言ったらまだほんの一握りですが、すっごく嬉しいです。





葬儀勉強会
来てよかったと!と感じる事前相談

☆一般葬と家族葬の見極め
☆葬儀費用と香典収入の参考例
☆香典辞退について
☆会葬者数について
☆葬儀の漠然とした思いの聞きとり
☆ねぎらいの表現

日時:8月11日 9:30~12:00
会場:台東区民会館(東京都立産業貿易センター9階)
費用:10,500



「生前契約30万円パック」提携葬儀社募集 説明会
この提携で葬儀社の必須アイテム「生前契約」と「死後の諸手続き」対応が備えられます

「NP少額短期保険」取り扱い店募集   説明会
葬儀社でお客様の葬儀資金を準備

日時:8月11日 12:30~14:30
会場:台東区民会館(東京都立産業貿易センター9階)
費用:無料


上記の申し込みは
申し込み
電話045-701-8654(月~金 9:00~17:00)
<ホームページhttp//shibatanoriko.net 問合せから