柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

消費者に押され気味?

2010年08月27日 | sibatanoriko?
今日、生前契約の問い合わせが2社の葬儀社さんから在りました。

「もうすぐにでも始めないといけない状況になっています」との事です。

葬儀社さんからこの声が聞こえるのは、まだ先かと思っていましたが
真剣に必要を感じている葬儀社が日を追うように増えてきました。

生前契約と同時に葬儀資金の準備として保険をお勧めしていますが
この問合わせも在りました。

この言葉、このところ言いすぎの感がありますが
「子供に迷惑かけたくない」親が
葬儀の費用は予貯金と別に支度しておきたいと考え始めました。

そして葬儀社側も「その手伝いをすべきだ」と思い立っています。

その資金準備に生命保険を利用する方法を私はお勧めしています。

生命保険は、亡くなれば必ず満額が振り込まれますし
支払う金額は、それより少ない場合がほとんどです。
負担が少なくて、費用準備ができるのですから勧めやすいですね。

生前契約の支払い方法に、NP少額短期保険を私は利用していますが
その保険会社が昨日新聞広告を載せました。
そうしたら、300件もの問い合わせが入ってきて
電話がパンク状態になった、と聞きました。

この葬儀費用を準備する考えと、生前契約をする考えは
同じ線上の事柄です。

今回は葬儀社の反応が早いな、と思っていましたが
どうやら、消費者の反応に押され気味かもしれません。