柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

昔から大げさでした。

2010年08月30日 | 昔むかし
このところ、兄弟で毎日のように両親の様子をやり取りしています。

その中で、父の若いころの話がよく出ます。

昔から、病気をすると大騒ぎをする人でした。

学校から帰ってくると珍しく父が寝ています。
「どうしたの?」と聞くと
「皆を集めなさい」というのです。

兄弟3人が集まると、枕元に並べて
「お父さんは病気になって大変だから、良く看病するように!
親は大切にしないといけない。もう長い事はない!」と
今にも死にそうに言いだします。

最初の頃は心配しましたが
何度も繰り返されると「またか」という事になります。

でもうちの兄弟は子供のころから気を使う方だったので
「大変だね」「大丈夫」と一応大変な状況に合わせていました。
周りに人がいないと嫌だし、思い通りに動かないと機嫌が悪くなります。

いつも1日くらいで治る風邪でしたけど。
毎回死にそうなふりをしてました。

私たちが小学生の頃の話です。
もしかして、私の気遣いはこの頃に育まれたのかも・・・