柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

亡くなった人と話したい

2010年08月08日 | 悲しみのケア
「故人の言葉」で悲嘆ケア
死者の言葉を遺族に伝える逢い森県のイタコが癒しブームを背景に注目を集めている。

こんな記事を見つけました。

イタコは死者の霊を自分に宿らせて、故人と話ができるようにする「口寄せ」を
行う巫女の事です。
国の無形民族文化財に指定されています。

普段はイタコの家で「口寄せ」を行います。
青森にある恐山大祭の日(7月20日~24日)は
恐山菩提寺境内に数人のイタコが集まり口寄せをするそうですが、八戸の観光協会ではお盆中や11月までの1~5日は駅にイタコを呼び「口寄せ」を行います。

江戸時代には多くのイタコが存在していたのに、いまでは70歳代を中心に10人未満になってしまったそうです。

恐山では毎年、イタコのテント前に老若男女が長い列を作るとか・・・

私も、ご遺族から「実は家族には内緒だけれど、イタコに逢いに行ってきた」という話を聞いたことがあります。

家族に内緒で行く人も多いみたいです。
相談すると、
「そんなことしても、だまされるだけ。故人は帰ってこないのだから」と反対されるようです。

家族を亡くしたら、そういう所しか故人に逢う場所がない、と感じるのではないでしょうか。
無理ないですよ「あの人を感じたい、触れてみたい、何か言いたい事があったのでは?」
そんな気持ちに多くの遺族がなりますから。

それでも、恐らく半信半疑で出かけていくと思います。
全部を信じなくても、たとえ一言でも故人を感じる言葉やしぐさを見たら
その一点で「あの人かもしれない」と思える時間が持てますから。

そして、聞きたい答えをもらえたら
明日から、迷うことなく「きっとそう思っていたのだ」と考える事が出来る・・・

イタコの前では意味不明の事を言われても
涙を流す人が多くいるそうです。

家族を亡くした人には、科学的根拠うんぬん・・・より
その時間が欲しいと感じて当然です。

だからイタコの前に長い行列ができるのでしょうね。






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